【明慧日本2024年7月8日】吉林省舒蘭市(じょらんし)在住の法輪功学習者・謝麗敏さん(41歳女性)は法輪功を学んだとして6月5日、自宅で当局に不当連行された。この記事の執筆時点で、謝さんは吉林省の拘置所に拘禁されている。明慧ネットの情報によると、同日連行された法輪功学習者は50人前後だった、連行に関する詳細を現在も収集中である。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
謝さんは寝たきりの母親の介護を手伝うため、両親と同居している。関係者によると、南城派出所の警官らは1カ月以上にわたり謝さんの日常の行動を監視し、6月5日午前9時頃に連行した。謝さんの自宅は家宅捜索された。
謝さんは南城派出所で一晩拘留された後、吉林市拘置所に移送された。謝さんの両親は面会を許されておらず、事件に関する最新情報も知らされていないため、謝さんの両親は謝さんのことを非常に心配している。
過去に受けた迫害
謝さんは法輪功を実践してから、持病が回復し、怒りっぽ李洪志性格も改善した。中国共産党が1999年に法輪功を迫害し始めたとき、謝さんはまだ16歳だった。
2005年のある夜、警官らは謝さんの家に押し入り、当時家にいなかった謝さんの母親を連行しようとした。彼らは謝さんの家を家宅捜索した。さらなる迫害を避けるため、謝さんと母親は家を離れて暮らすことを余儀なくされた。
2008年に、警察は通遼市の謝さんの友人宅に謝さんと母親を見つけたが、すぐに連行された。
謝さんはその後(正確な時期は不明)に、親戚を訪ねたためにもう一度連行された。謝さんは3回ハンガーストライキを行い、3カ月後にようやく釈放された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)