陝西省咸陽市の不当に拘禁された法輪功学習者の現状
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 【明慧日本2024年7月10日】陝西省咸陽市礼泉県の法輪功学習者である李静さん、李向紅さん、張涛さんは、2024年2月20日、市秦都区裁判所にそれぞれに懲役4年6カ月、罰金1万元(約20万円)、懲役4年、罰金1万元、懲役10カ月、罰金5000元(約10万円)の不当な判決を言い渡された。控訴の後、最近、咸陽中級裁判所によって、不当に原判決が維持された。 

 2022年9月30日、李静さんは自宅から、李向紅さんは自営の衣料品店から咸陽市秦都区公安局と乾県公安局の警官に身柄を拘束された。警察は、2人が法輪功を紹介する資料を配っていると言う通報を受けたという。2人は秦都区留置場に連行され、約1年5カ月近く拘留された後、2024年2月20日に秦都区裁判所から不当に判決を受けた。

 咸陽市出身の強小侠さん(61歳女性)は宝鶏市に在住。2023年3月27日に連行・拘束され、半身不随になるほどの迫害を受け、2023年8月18日に一時解放され、2024年1月30日に秦都区裁判所に裁判を開かれ、6月5日に懲役3年、罰金2000元(約4万円)の不当な判決を言い渡された。さらに控訴すれば罰金を科すと脅された。

 漢中市の高暁穎さんは、2023年7月初め(6月の可能性もある)、不当に連行され、市秦都区留置場に拘禁された。インターネット上で法輪功を広めたという口実で濡れ衣を着せられ、2023年12月20日、市秦都区裁判所に起訴され、2024年5月14日、秦都区裁判所により裁判を開かれた。

 咸陽市楊凌区の徐彩利さんは、2023年12月に秦都区裁判所に懲役4年6カ月の判決を言い渡された。

 現在、咸陽市秦都区留置場は多くの学習者を不当に拘禁している。楡林市府谷県の学習者・周琴さんは、2023年7月、府谷県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され、市留置場に拘禁されている。

 2024年4月26日、咸陽市礼泉県の学習者・張雪雅さんと趙崇安さんは、西安市雁塔区の公安に連行された。4月27日、張さんは咸陽市秦都区留置場に拘禁され、趙さんは乾県留置場に拘禁されている。情報によると、趙さんは重病になるほどの迫害を受け、2人の息子は「保釈」を求めたという。

 咸陽市の学習者は長年、このようにひどい迫害を受けている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/1/479224.html)
 
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