ヴィスビーの中央広場で法輪功迫害の実態を伝える学習者 |
「アルメダーレン週」は、スウェーデンの大規模な伝統的官民交流活動である。学習者はスウェーデンの各政党、各界のエリートおよび一般市民に法輪大法を紹介し、中共による迫害の実態を伝える絶好の機会であった。
学習者は、ドナーズ プレイス中央広場で様々な活動を行うだけではなく、中国共産党問題に関するシンポジウムでも法輪功を紹介したり、中共による法輪功への残忍な迫害事実を伝えた。
また、学習者は各政党の展示ブースを訪れて、スウェーデンの多くの国会議員と対面しながら法輪功についての真実を伝えた。
ブースで中共による迫害の実態を伝える学習者 |
室内で中共問題に関するシンポジウムを行なう学習者 |
政治家:法輪功に関心と支持を示す
スウェーデンの多くの国会議員は、学習者が真、善、忍の理念を堅持し、平和的かつ理性的な反迫害の勇気に敬意を表し、彼らがここで行っているすべてに感謝の意を示した。
ニマ・ゴラム・アリプール氏、ダビド・ヨセフソン氏、カミラ・ブロディン氏(左から右) |
スウェーデンの国会議員ニーマ・ゴラム・アリプール氏は、法輪功迫害の実態を知り、真相ブース前で行われた中共問題に関するシンポジウムにも参加し、大いに収穫があったと感じている。彼はこれらの事実を同僚に伝えるつもりであり、もっと多くの人々にこの実態について知ってもらう必要があると述べた。
また、国会議員デイヴィッド・ヨセフソン氏は、長年にわたり中国の人権問題や香港市民の自由のために声を上げてきたことを学員に伝えた。彼は学習者の訴えを強く支持すると語った。
もう1人の国会議員カミラ・ブロディン氏は、数年前から法輪功が中国で迫害を受けていることや、キリスト教徒も迫害されていることを知った。彼女は中共が政権を握って以来、伝統的な信仰を迫害していることを理解しており、学習者が真相を伝えるための努力と堅持に感謝と敬意を表した。
国会議員が現地に駆けつけて声援
国家議員ロッタ・ジョンソン・フォルナーヴェ氏(左) |
6月27日正午、スウェーデンの国会議員で前副議長のロッタ・ヨンソン・フォルナーヴェ氏が現地に駆けつけて、法輪功を支持する演説を行った。
フォルナーヴェ氏は、中国で起きている人権問題にもっと注目するよう人々に呼びかけた。中共が1999年以来、学習者に対して続けている25年にわたる残酷な迫害や生体臓器収奪の暴虐な行為を非難した。
演説の中で彼女は、「2019年にイギリスの独立裁判所が行った生体臓器収奪の調査結果は、中国全土での強制に臓器収奪が多年にわたって続いており、その規模は大きく、学習者が臓器の主要な供給源であると結論づけた。また、裁判所は中国で学習者に対して行われている人権迫害(ジェノサイド)が、人道に対する罪であると認定しました」と述べた。
スウェーデンに対策を呼びかけ、迫害制止を支持
ロッタ・ヨンソン・フォルナーヴェ氏は、学習者が中共の迫害を暴露する勇気に、敬意と感謝の意を表した。彼女は中国の人権問題について話す人が少なすぎると考えている。
また、フォルナーヴェ氏は「今日の世界では、中国で起きているすべての人権犯罪についての声があまりにも少なすぎます。私は、スウェーデンがEUや国連を通じてより強力な行動を取るべきだと考えています。そうすれば、中国(中共)がすべての分野で人権を十分に尊重するようになるでしょう。中国(中共)が聞き入れない場合は、制裁などのより強力な方法を使用する必要があります」と述べた。
最後にフォルナーヴェ氏は中共に対し、拘束されている学習者と他の良心の囚人を無条件で釈放するよう呼びかけた。