【慶祝5.13】 修煉して優しい人になった(一)
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文/中国の大法弟子 洁玉

 【明慧日本2024年7月15日】20年以上の修煉の道のりを振り返り、師父への無限の感謝の気持ちを言葉で表すことができません。師父のご加護と法輪大法の指導のおかげで、人類史上最も邪悪な時期を私たちは乗り越えてきました。法輪大法は私に健康な体を与え、汚れた心を浄化して、善良さを守りどこにいても良い人でいることができるようにしました。

 孝行をして、親を大切にする

 親孝行は中国五千年文明の一部です。法輪大法を修煉してから、師父の教えに従って老若男女を問わず、優しく接するようになりました。実家と婚家のすべての人に対して平等に接し、特に両家の親への孝行は、近所に評価されています。義父は何年も前に亡くなり、義母は一人で田舎に住んでいます。夫と私は都市部で働いて、収入もそれほど高くなく、子供の養育もあり、生活にそれほど余裕がありません。しかし、親に金を使う時、私は躊躇したことがありません。月に2、3回は婚家に帰り、義母に美味しいものを買います。旬の果物や水産物が市場に出ると、まず最初に両家の親に買ってあげ、普段は義母の家に送る食べ物や日用品を私の実家よりも多くしました。年を取っており収入もない義母に対して、実家のほうが経済面に少し余裕があるからです。長年にわたり、二つの家庭の間で金銭を巡る争いは一度も起こらず、近所からも高い評価を受けています。

 婚家の村と私の実家の村の多くの人に法輪功真相を伝えました。多くの人は真相が分かってから三退して、両方の家族も私の修煉を支持しています。私が何度か連行された時、私を救出するために両方の家族は全力を尽くしました。

 婚家に帰ると、義母とよく世間話をします。ある日、義母は「ここ数年、弟(夫の弟)が家を建てた時、トラックとオートバイを買った時、私は多額の金をあげたが(義父が生前、菜園を経営した時に貯めた金)、あなたたちには金をあげたことがなく、あなたたちからもらう一方だ」と言いました。私は「お母さん、お金はお母さんのものですから、誰にあげるかはお母さん自身で決めればいいのです。私たちは給料をもらっているので、心配しないでください。お母さんの老後を私たちは見るから、それも心配しないでください」と答えました。これを聞いて、義母は笑顔を見せました。

 その後、法輪功を修煉し続けたために職を失いました。その時、息子は大学生で、夫の会社の状況も良くなく、生活は非常に苦しかったのですが、実家の支援で乗り越えることができました。そのことを義母が知った時、全ての預金通帳を私に渡して、それを使って家計を助けるようにと言いました。私は感動して涙が溢れ、「お母さんの金を使うわけにはいかない。お気持ちだけ受け取ります。私たちにはお金があるから心配しないでください」と言いました。義母の目にも涙が溢れて、その瞬間、嫁姑の心は一つになり、とても温かい感覚を覚えました。

 迫害が始まった当初、テレビと新聞の虚偽の宣伝を信じて、私と妹(修煉者)が逮捕されたこともあり、義母は共産党の宣伝を信じて私たちの修煉を支持しなくなりました。それでも私は義母に優しく接し、何度も真相を伝えました。最終的に義母は法輪功の潔白と素晴らしさが分かりました。派出所の警官が家に来て嫌がらせをする時、義母は彼らを堂々と叱責して、追い払いました。近所の人たちは何度も私に、「あなたの義母はいつもあなたのことを良い嫁だと褒めているよ」と言ってくれました。私は、「法輪功を修煉しているからこそ、そうしているのです。師父が私たちに誰にでも優しくするようにと教えておられます。義母は私の親族であり、大切にするべきです」と答えました。数年前に亡くなるまで、義母に対して私は嫁としての役割を果たしました。

 相手を思い遣って、近所から評価される

 今の家に約40年間住んでおり、住民に敬意と親しみを持って接し、積極的に挨拶し、手助けができる時はいつでも手助けをしました。その結果、皆から高い評価と尊敬を得ています。皆に真相を伝え「三退」を勧めると、皆が快く受け入れました。

 私は4階に住んで、階下には80代の老夫婦が住んでいます。老夫婦は良い場所を見つけると自分専用にしてしまうため、他の住民と何度もトラブルを起こしていましたが、私は長年にわたり老夫婦と平和に付き合ってきました。

 数年前から、老夫婦は4階と3階の間の通路に長期間雑多な物を置いていました。息子が結婚する数日前、私は老夫婦に「通路に置かれている物はお宅のものですか。息子が結婚する前にそこを掃除したいので、少し物を動かしてもらえませんか」と頼みました。二人は「置ける場所がないから移動できない」と冷たく答えました。

 2日後、通路に置かれていた掃除用具や木の板などは老夫婦に持っていかれましたが、石灰とゴミがまだその場に残っていました。息子の結婚式の前日に、親戚の一人がそこを掃除してくれました。ある日、老夫婦が私に「誰かが私たちの物を捨てたみたいね」と言いました。私は「うちの親戚がやりました。捨てたものにもしまだ使えるものがあれば、損害を補償します」と返答しました。老夫婦は「大したことはないわ、誰がやったかと尋ねただけ」と答えました。後日、私はお土産を買って老夫婦の家を訪れると、二人は非常に感動して、それから何度も人前で私を「法輪功を実践する良い人だ」と褒めてくれました。

 ある日、老夫婦が下でパトカーを見て、警官が私を捕まえに来たと聞いたので、慌てて私の家に来て知らせて、「絶対に外に出ないで、何か必要なら私が買ってくるから」と言ってくれました。そのおかげで、私を逮捕する計画は破滅しました。老夫婦の善意にとても感謝しました。

 上の階のAさんは数年前に引っ越してきたのです。会うたびに私から先に挨拶を言って、最初はAさんの態度は少し高慢で冷たいものでしたが、徐々に変わり、会うとAさんから「姉さん」と呼んでくれるようになりました。息子が結婚した年、私は家をリフォームし、壁には美しい壁紙を貼りました。しかし貼ってから数日も経っていないうちに、階上のトイレから水が漏れて、我が家のトイレの隣の部屋の壁が水浸しになり、壁紙の色も黒くなりました。Aさんを呼び、事情を話すと、Aは「ごめんなさい。娘が夜に髪を洗った時、長い髪がトイレの排水管を詰まらせたみたい。壁紙の張り替える代金を私が払います」と申し訳なさそうに言いました。私は「わざとしたわけではないので、これから気をつけてください」と返答しました。壁の修理には約300元(6000円相当)かかりましたが、「Aさんも意図的ではなかったし、友情はお金では買えないから、今回はお金を受け取らないことにしよう」と夫と相談の上、決めました。それから、Aさんは私にさらに親しみを持って接してくれるようになりました。ある日、Aさんは友人に「この姉さんは法輪功を実践している人だ、本当に良い人だよ。テレビで言われている法輪功についての悪い話は、みんな嘘だから信じないで」と話していました。

 私の住むマンションは防音が悪く、家を出入りする時や家事をする時はいつも静かにして、隣人に迷惑をかけないようにして、夫にも気をつけるように言っています。階段の掃除は長年、私が定期的に行っており、冬には雪が降ると、みんなが歩きやすいようにすぐに雪かきをします。これらの小さな気配りが隣人たちに認められ、私はよく「良い人」と褒められます。彼らは私が大法を修煉していることも知っています。

 私の家の左と右に住むのは、一人暮らしをしている80歳を超える老人です。私は彼らと良好な関係を築いて、できる限りの助けをしています。法輪功の真相を話すと、彼らは喜んで受け入れてくれました。一昨年、コロナ流行中の数日間、コミュニティの管理が厳しくなり、外部の人が出入禁止になりました。その時、私は手作りの蒸しパンとおかずを二人の老人に分けて、彼らは非常に感動しました。ある日、左に住む老人は私に「あなたと接すると、すぐに誠実で優しい人だと分かった。私は子供たちに『法輪功を修煉する素晴らしい隣人がいる』と話しました」。右に住む老人は「あなたはこのマンションの中の最も素晴らしい人だ。あなたを信用しているから、『法輪大法は素晴らしい』と信じている。あなたの気遣いに感謝します」と言いました。

 (続く

 (明慧ネット第24回世界法輪大法デーの入選文章)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/31/477617.html)
 
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