カナダ外相、法輪功学習者の陳情に書面で回答
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 【明慧日本2024年7月18日】カナダ連邦議会議員ピエール・ポール=ユス氏が先日、国会で読み上げた陳情書に対し、外相はこのほど書面で回答した。この陳情は、カナダの法輪功学習者がカナダ政府に、法輪功学習者・叢蘭英さんの救出を求める署名を呼びかけたことに端を発している。

 カナダ国籍の叢新苗さんの母親で、80歳に近い叢蘭英さんは、2022年に中国共産党に不当逮捕され、法輪功を修煉しているとの理由で懲役4年を言い渡された。

 外務大臣からの書面回答では次のように書かれている。「カナダはこれまで、法輪功学習者を含む少数民族や宗教団体に対する脅迫や弾圧について、公に懸念を表明してきました。カナダは、今後も適切な時期に継続して同じようにします」

 「人権問題はカナダ政府にとって対中関係における優先事項であり、カナダ政府は中国に対し、表現、集会、結社、信仰の自由を尊重し、保護し、促進するよう一貫して求めています」

 「今年1月23日、カナダは国連人権理事会の普遍的人権審査において、中国に対し、あらゆる形態の強制失踪の停止を要求し、法輪功学習者について特に言及しています」

 「2022年12月14日、カナダ議会は、「違法な人体臓器摘出と売買を取り締まる法案」S-223を全会一致で可決しました。 この法案は、中国のウイグル族と法輪功学習者に関連するものと考えられています」

 「カナダ政府は特に市民社会組織、国外居住者、信仰に基づく団体と定期的に連絡を取り合い、宗教または信仰の自由を含む人権擁護のための行動を通報するよう伝えています」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/9/479510.html)
 
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