カナダ・モントリオールで「反迫害25年 」キャンドルナイト開催 市民から支持
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 【明慧日本2024年7月18日】反迫害25年を数えるにあたり、モントリオールの法輪功学習者たちは7月13日夜、旧市街のダルム広場で集会と煉功を行い、中国共産党に迫害され亡くなった法輪功学習者たちを追悼するキャンドルナイトを開催し、迫害の停止を呼びかけた。

 夜の帳が下りる頃、古い武器広場で法輪功学習者たちは地面に座り、追悼のキャンドルを両手で掲げた。点々と灯るキャンドルの光は、権力に屈しない信念と勇気を照らし、厳粛な空間を作った。

 明慧ネットの不完全な統計によると、1999年7月20日に中国共産党が法輪功学習者への迫害を始めて以来、身元が確認された5088名の法輪功学習者が迫害により命を落としている。ただ、中国共産党による迫害と情報封鎖のため、この数字は氷山の一角に過ぎない。

图1~5:七月十三日晚,蒙特利尔部份法轮功学员在老城的兵器广场举行烛光悼念,纪念被中共迫害致死的法轮功学员,呼吁停止迫害。

7月13日夜、モントリオールの一部の法輪功学習者が旧市街の武器広場でキャンドルナイトを開催し、中国共産党に迫害され亡くなった法輪功学習者を追悼し、迫害の停止を呼びかけた

 「反迫害は中国人が自由に真・善・忍を修煉できるようにするため」

图6:七月十三日晚,法轮功学员普朗特(Felix-Antoine Plante)与家人参加烛光悼念活动。他说:“这不是参与政治,我们只是希望停止迫害,只是希望中国人能够自由地修炼真、善、忍,能够自由地在公园里打坐炼功。”

7月13日夜、家族と共にキャンドルナイトに参加した法輪功学習者フェリックス=アントワーヌ・プラントさん「これは政治活動ではない。ただ迫害の停止を望み、中国人が自由に真・善・忍を修煉し、自由に公園で座禅や煉功ができるようになることを望んでいるだけだ」

 法輪功学習者フェリックス=アントワーヌ・プラントさんは妻のヤレリさんと2人の子供を連れて追悼活動に参加した。

 ヤレリさんは、人々に中国共産党の迫害がいかに残酷かを理解してほしいと述べ、「法輪功は正法で、誰もが恩恵を受けられる。中国の法輪功学習者が信仰のために殺されているのは不当な迫害であり、直ちに停止されるべきだ」と語った。

 プラントさんは「法輪功学習者は様々な方法で中国共産党の実態を暴露し、長年にわたり風雨にも負けずに続けてきた。これは政治活動ではなく、ただ迫害の停止を望み、中国人が自由に真・善・忍を修煉し、自由に公園で座禅や煉功ができるようになることを望んでいるだけだ」と述べた。

 さらに、中国共産党は法輪功だけでなく、各国にも触手を伸ばしていると指摘。「西洋人として、私たちは中国共産党の浸透を非常に懸念している。最近、カナダ王立騎馬警察がケベック州での中国共産党の干渉活動を公開調査した。これは、ますます多くの西洋人が中国共産党の本質を見抜き、その浸透を拒否していることを示している」と述べた。

 「迫害が1日も早く停止されるまで、法輪功学習者は反迫害活動を止めない。私たちは迫害が終わる日まで粘り強く続けていく」と最後に語った。

 武器広場はモントリオールの有名な観光スポットで、世界中から観光客が訪れる。中国で起きている迫害について知った善良な人々は、法輪功学習者に対して支持を表明した。

 フランス人観光客「真・善・忍は全ての人に属する、迫害を止めるべき」

图7:法国游客里加奈罗(Otto Riganello,左一)和他太太(右二),全家人支持法轮功学员反迫害。

フランス人観光客のオットー・リガネッロさん(左端)と妻(右から2番目)、家族全員が法輪功学習者の反迫害活動を支持している

 フランス人観光客のオットー・リガネッロさん一家は初めて法輪功を知ったという。法輪功学習者の説明を熱心に聞いた後、家族全員が法輪功学習者を支持すると表明した。

 リガネッロさんは「法輪功は人々を本来の姿に戻す修煉法で、以前は中国で多くの人が修煉していたことを知った。共産党は1999年から法輪功を迫害しており、すでに25年が経つ。共産党は人々が異なる考えを持つことを許さず、このように心身に良いものでさえも許さず、人々の思想を共産党と一致させることを望んでいるのだ」と語った。

 続けて「私たちは自由な国から来た。私たちにとって、このようなことは想像もできない。特に、法輪功には暴力性がなく、人々はただ心身の健康を求めているだけなのだ」と述べた。

 さらに「真・善・忍は全ての人に属する価値観だ。寛容、善良、誠実な品性を持つ人が、誰かや政権に危害を加えるとは思えない。私は彼らに完全に同意する。迫害を止めるべきだ!」と付け加えた。

 リガネッロさんの妻は「この抗議は人々を勇気づけ、美しく、静かで、心を落ち着かせる。抗議であるにもかかわらず、攻撃的ではなく、実に平和。常にそうあり続けているよう」と補足した。

 ビジネスマネージャー「真・善・忍を広め、迫害に抵抗する法輪功学習者に感銘」

图8:蒙特利尔的业务经理马克(Marc)称赞法轮功学员,弘扬真、善、忍的伟<span class='voca' kid='53'>大法</span>理,同时也在抵制迫害信仰的政权。

モントリオールのビジネスマネージャー、マークさんは法輪功学習者が真・善・忍の偉大な法理を広め、同時に信仰を迫害する政権に抵抗していることを称賛した

 モントリオール市民でビジネスマネージャーのマークさんは、「このような活動を見られて嬉しい。彼らは真・善・忍という偉大な法理を広めながら、同時に民主的でなく、自由や宗教、あるいはいかなる信仰的価値観も推奨しない現政権に抵抗している。彼らを称賛し、そして感謝する」と述べた。

 さらに、以前も法輪功学習者の活動を目にしたことがあり、その平和的な動きに深い印象を残したと語った。「私の目には、法輪功の活動は常に平和で穏やかなものとして映る。彼らがカナダで妨害されることなく自分たちの主張を表現できることを嬉しく思う。これこそが正常な社会だ」

 彼は法輪功学習者の勇気に感銘を受けたと言い、「私たちは皆、中国共産党が経済的な手段使って各国を脅迫していることを知っている。彼ら(学習者)は非常に勇敢だ」と述べた。

 ヨーロッパの学生「善良な人々を刑務所に入れるのは狂気の沙汰」

图9:一群来自卢森堡的学生,向呼吁营救母亲的法轮功学员丛新苗表达支持。

ルクセンブルクから来た学生たちが、母親の救出を呼びかける法輪功学習者の叢新苗氏に支持を表明している

 ルクセンブルクから来た高校生のグループは、現場で78歳の中国人法輪功学習者、叢蘭英さんが中国共産党に不当に拘禁されているという事実を知り、非常に驚いた。

 男子学生のサン・トレントさん(写真後列)は、「これは全く敬意に欠けている。老人を牢獄に入れるなんて、彼女はただ良い人になりたいだけ、健康な体を持ちたいだけなのに、とてもひどいと思う」と述べた。

 さらに「(迫害停止の呼びかけは)非常に正しいことだ。ソーシャルメディアで広めて、みんなに知ってもらうのが一番いいだろう」と付け加えた。

 別の男子学生、サミ・マスレク(前列中央)さんは「座禅や煉功をする人を刑務所に入れるのは狂気の沙汰だ。私に言わせれば、刑務所に入れられるべきは共産党だ。中国は変わるべきだと思う。共産党を退陣させ、善良な人々に国を治めさせるべきだ」と語った。

 クウェートの観光客「中国政府は迫害を止めなければならない」

图10:科威特游客桑杰(Sanjay)说:“我谴责中国政府镇压法轮功团体,以及天安门大屠杀的暴行。”

クウェートの観光客サンジェイさん「私は中国(共産党)政府による法輪功グループの弾圧と天安門大虐殺の暴挙を非難する」

 クウェートの観光客サンジェイさんは活動現場を通りかかった際、法輪功と真・善・忍の理念を理解していると嬉しそうに語った。「私は法輪功の歌や音楽が好きだ。ユーチューブでよくこれらの曲を再生している。とても平和で伝統的で、素晴らしい」

 「彼らが行っている抗議活動に非常に感謝している。私は中国政府による法輪功への弾圧と天安門大虐殺の暴挙を非難する」と述べつつ、「中国政府は迫害を止めなければならない。中国は法輪功のような平和的なグループを(自由に)修煉させるべきだ」と付け加えた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/16/479761.html)
 
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