【明慧日本2024年7月19日】(米国ワシントンD.C=明慧記者・李静菲)米国東部の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は7月11日、ワシントンD.C.で集会、パレード、キャンドルナイトを開催し、25年間続いている中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の停止を呼びかけた。この活動には、米国会議員数人から、迫害に反対する学習者を声援するビデオメッセージと書簡が送られた。
リッシュ米上院議員「中共が犯した罪の責任を問う」
ジェームズ・リッシュ米上院議員 |
同議員より送られた法輪功の反迫害集会を声援する書簡 |
米議会上院外交委員会のベテランメンバーであるジェームズ・リッシュ上院議員は、ワシントンで行われた法輪功の反迫害集会に声援の書簡を送り、次のように述べた。
「私は、中共による法輪功への迫害と信仰の自由に対する抑圧は日増し激化しており、弾圧の停止を求める本日の集会の参加者に声援を送ります」
「法輪功学習者は長い間、中共によって中国内外で嫌がらせや迫害を受けおり、彼らは中共の重点的な迫害対象になっています」
「中共の凶悪犯罪に注意を喚起するこれらの努力は、実を結んでいます。今月初め、アイダホ州では、中国や生体臓器摘出(収奪)に関与していることが知られている国で、行われた臓器移植や移植後の治療を、健康保険会社がカバーすることを違法とする新しい法律が施行されました。これは良い一歩になります。私は長い間、中国における国際的に認められた人権の保護を強く主張してきました。私は中共が犯した罪の責任を追及するために尽力し続けます」
マーシャル米上院議員「あなた方は私に希望と励ましを与えてくれた」
ロジャー・マーシャル米上院議員より送られた、迫害に反対する学習者への声援ビデオメッセージ(ビデオスクリーンショット) |
共和党のロジャー・マーシャル米上院議員は、迫害に反対する学習者への声援ビデオメッセージを送り、以下のように語っている。
「過去25年間にわたり、平和的な法輪功学習者は、人類が経験したことのない最悪の迫害を身をもって経験してきました。(法輪功を)信じているという理由だけで、中共はしばしば法輪功学習者を脅迫し、監禁と拷問をしています。彼らが人民に実施している暴力は、中共の邪悪と腐敗を示しています。中国だけでなく、法輪功学習者は世界中で中共の国境を越えた迫害を受けています。この一つの信仰体系(団体)とその修煉者を根絶しようとするこの悪意ある企ては、直ちに止めなければなりません」
「このような邪悪な迫害に耐えながらも、法輪功学習者たちは依然として辛抱強く、中国と中国人民の素晴らしさを伝えることに集中しています。 法輪功の芸術表現である神韻は、法輪功の使命を見事に描いて伝えています。 私と妻のレーンは、昨年ケネディセンターで神韻の公演を見ることができ、その素晴らしさと美しさを体験しました。 迫害が続く脅威の中でアーティストたちが見せる強さは、不滅の精神を象徴しています」
「あなた方が私に希望と励ましを与えてくれたことを知ってほしい。皆さんの信仰を持ち続けてください」
ルートケマイヤー米下院議員「中共は重大な人権侵害の責任を負わなければならない」
ブレイン・ルートケマイヤー米下院議員 |
同議員より送られた法輪功の反迫害集会を声援する書簡 |
ミズーリ州選出の共和党下院議員ブレイン・ルートケマイヤー氏は書簡の中で、このように述べている。「私は中共の残虐な人権侵害、特に法輪功学習者への迫害を強く非難します」
「現在、厳しい法律の下で、法輪功学習者は香港でビラを配っただけで残酷に弾圧されています。中共の法的枠組みは、法輪功学習者に対する武器になっています」
「自由の擁護者として、中共の重大な人権侵害の責任を問われなければならない。我々は法輪功学習者と北京当局の弾圧に苦しむすべての人々を声援しなければなりません。共産主義に抵抗し、民主的価値観と人権を守ることがこれまで以上に重要です」と述べた。
ホームズ・ノートン米下院議員「『法輪功保護法案』を推進する努力を続けてください」
エレノア・ホームズ・ノートン 米下院議員 |
同議員より送られた法輪功の反迫害集会を声援する書簡 |
民主党のエレノア・ホームズ・ノートン米下院議員は、学習者の反迫害を声援する書簡の中で、以下のように述べている。「法輪功学習者への迫害を終わらせるために活動している法輪功学習者と、コロンビア特別区と世界中の支援者を支持します」
「米国自由連盟の元法務部長補佐、憲法弁護士、そして生涯にわたって公民権を擁護する者として、私は法輪功学習者への迫害を非難し、(中共の迫害によって)信仰のために命を落とした人々を追懐します」
「法輪功は一種の平和的な信仰であり、、緩やかな動作と坐禅によって自分の向上を導いています。20年以上にわたり、法輪功学習者は中国政府による強制収容、拷問、生体臓器摘出(収奪)の迫害を受けてきました。法輪功学習者の唯一の『罪』と言えば、この不寛容な社会に生まれたことです」
「米国の建国の理念は、個人が基本的権利を有し、信教の自由、言論の自由、法の下での正当な続きを含む、政府は国民からこれらの基本的権利を奪うことはできません。中国政府の弾圧と暴力的な行為は、これらの権利を当然のものと考えているアメリカ人に、私たちが国内外でこれらの自由を守るために努力しなければならないことを思い起こさせるものです。私たちは、迫害されながら声を上げることができない人々が、中国にまだいることを人々に知らせる努力をしなければなりません」
「2024年6月25日、下院はH.R.4132『法輪功保護法案』を可決しましたが、私はこれを強く支持します。私はこの法案を可決するため、両院の同僚と引き続き協力していきます」
「私は、言論の自由と自分の信仰を実践する自由のために闘っている多くの法輪功学習者と共にいます。 私は、あなた方の声を聞こえており、私は、あなた方と共にあります」