【明慧日本2024年7月22日】国連の「拷問被害者を支援する国際デー」である6月26日、中国共産党(以下、中共)による25年間にわたる法輪功学習者への迫害、特に生きたまま臓器を摘出するという残虐行為に、オランダの国会議員に注目してもらうため、オランダの法輪功学習者(以下、学習者)は、この祝日に2週間連続でハーグの国会議事堂前に集まった。学習者たちは国会議員に対し、中共を非難し、中共による中国での法輪功学習者への残酷な迫害を停止するため、世界共同声明に署名するよう呼びかけた。
ハーグの国会前で功法を実演し、議員や通りかかった人々に真相を伝える学習者 |
学習者は6月26日から28日にかけて、そして7月2日から4日にかけて2週続けて、「法輪功への迫害をやめろ」「法輪功学習者の生体臓器収奪をやめろ」「法輪大法は世界100以上の国と地域に広まり、1億人の心身に恩恵をもたらしている」、法輪大法の法理である「真・善・忍は素晴らしい」の巨大な横断幕を掲げた。
イベントの第1週目は晴天に恵まれ、最高気温は29度だったが、第2週目は曇りや雨の日が続き、最低気温は17度だった。天気の変化に関わらず、学習者たちは国会議事堂の向かい側で、穏やかで平和的な法輪功の功法を実演し、通行人に法輪功に関する資料を配布した。
学習者は市民に法輪功を紹介したり、中共による法輪功学習者への残酷な迫害の真実を国会議員に伝えた。この活動は、オランダの一部の要人からも注目され、通行人からも支持された。
国会議員:中国共産党による法輪功学習者への迫害に注目
活動期間中、米国下院で「法輪功保護法」が全会一致で可決されたことを受け、学習者はオランダの国会議員にもこの情報を伝えた。
通りかかった国会議員の中には、共同声明を受け取り、中国大陸における法輪功学習者への過酷な迫害や、中国の深刻な人権問題があることを知っていると話す人がいたり、「よく読んで法輪功の真相を理解します。学習者の幸運を祈ります」と言った人もいた。
6月27日正午、国会議事堂に勤務するハシナ(Hasina Bajraktarevic)さんが事務所から出て来て、学習者に近づきこう話した。「私は、ロッテルダムに住んでおり、街頭で法輪功学習者が真相を伝えているのをよく見かけていました。法輪功の動作を体験したことがあります。迫害を止めるために何かがなされることを願っています」
迫害を止めるのを応援したいと話すハシナさん |
ハシナさんは、通りの向かい側で法輪功学習者が煉功して、座禅している写真を何枚も撮っていた。そして、学習者から中国で受けた拷問の話を聞くと、涙を浮かべ、すぐに共同声明に署名した。また連絡先を残し、学習者を事務所で詳しい話をしたいと招待した。
人々は真相を知り、学習者の反迫害を支持
ボランティアで働いている女性が通りかかり、中共による法輪功学習者ヘの迫害が25年間も続いていることを知った。真・善・忍の信仰は尊重されるべきであり、中共による生体臓器収奪の行為はとても邪悪であるため、臓器収奪反対の署名用紙に署名し、学習者から法輪功の資料を受け取った。
ボランティアで働く女性「真・善・忍の信念を尊重すべきです」 |
学習者の穏やかで平和な功法実演と横断幕は通行人を引き付けた。自転車に乗って通り過ぎた男性は煉功場面を見て、ここで何が起きたかを知ろうとチラシをもらいに引き返したと話した。
署名して反迫害を支持 |
学習者は、通りかかった多くの人に、中共による学習者ヘの残酷な迫害事実を伝え、中共の邪悪な本質を見極めて中共の味方にならないよう呼びかけた。多くの人が賛同し、法輪功の反迫害を支持すると言った。また、車の中の人も窓を開け、学習者から資料を受取った。