【明慧日本2024年7月25日】遼寧省葫芦島市の法輪功学習者・凌海傑さんは、今年1月17日に拘束され、不法に監禁された。そして、6月25日に葫芦島市連山区裁判所で2年間の刑を宣告された。
凌さんは、50代の女性で、葫芦島市楊家杖子開発区に在住。今年1月17日の午前9時頃、楊家杖子毛祁屯市場の近くで3人の中学生に法輪功迫害の実態を伝えていたところ、中国共産党の嘘に毒された人によって通報され、楊家杖子派出所に不当に拘束されてから、家宅捜索を受け、ノートパソコン2台、プリンター1台、大法書籍などの私物を押収された。
凌さんは楊家杖子派出所で不当に拘留され、その後、葫芦島市留置場に移されてこの案件は手を加えられた。葫芦島市連山区検察庁は今年1月29日に凌さんを罪に陥れた案件を楊家杖子公安支局に送り返した。
明慧ネットの報道によると、2016年1月から2018年12月までに葫芦島市の法輪功学習者36人が不当に判決を受け、最長の拘禁は14年、罰金は47,000元（約94万円）、141人が拘束され、75人が嫌がらせを受けた。2019年から2020年の間に、葫芦島市の法輪功学習者のうち2人が迫害中に死亡し、17人が不当な判刑を受け、7人が拘留、41人が拘束され、1人が精神病院に監禁され、多くの人々が嫌がらせを受けた。中共の迫害による情報封鎖のため、いくつかの迫害の事実はすぐに報道されていないため、これらの統計は中共による迫害の一部に過ぎない。
明慧ネットによると、2023年1月から今年1月末までの報道統計によれば、2023年に遼寧省の法輪功学習者が迫害により死亡したり冤罪で亡くなったりしたのは28人、不当に判刑を受けたのは少なくとも121人、拘束や家宅捜索を受けたのは少なくとも374人である。遼寧省は依然として法輪功学習者が最も深刻に迫害されている地域の一つである。
