【明慧日本2024年7月28日】オランダの法輪功学習者(以下、学習者)は7月18日、ハーグの中国大使館前で「7.20」反迫害集会を開き、中国共産党(以下、中共)による25年にわたる迫害に抗議し、「法輪功への迫害を直ちに停止せよ! 不当に拘束されている法輪功学習者を直ちに釈放せよ!」と呼びかけた。
ハーグの中国大使館前での「7.20」反迫害活動の様子 |
25年前の7月20日、中共の江沢民集団が、真・善・忍を指針とする修煉の団体に対して、違法かつ残忍な弾圧を行った。それ以来、オランダの学習者は世界中の学習者と同様に迫害に反対する長くて平和的で理性的な道を歩み始めた。
当日、学習者は「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」、「世界は真・善・忍を必要としている」、「法輪大法は世界100カ国以上に広まり、1億人が心身ともに恩恵を得ている」と書かれている横断幕を掲げた。その他にも「生体臓器収奪と法輪功学習者の殺害を直ちに停止せよ」、「法輪功への迫害を停止せよ」と訴える横断幕も数枚あった。
中国大使館前での反迫害の声
オランダ法輪大法学会の会長・王家恩氏はスピーチで、法輪大法の真善忍の理念と、法輪大法を紹介し、中共による25年間の法輪功迫害と生体臓器収奪という犯罪の事実を伝え、「7.20」反迫害活動の意義を強調した。
学習者の代表である呉さんは、在オランダ中国大使館に宛てた公開書簡を読み上げた。最後に、「法輪功への迫害を直ちに停止せよ! 法輪功学習者からの生体臓器収奪を直ちに制止せよ! 臓器狩りの加担者を裁きにかけよう! 拘束されているすべての学習者を直ちに解放せよ!」と呼びかけた。
アンネロスさん |
中国大使館の前を通りかかったアンネロスさんは、学習者から渡された資料と小さな蓮の花の飾りを受け取り、中共による法輪功への迫害についての説明に、真剣に耳を傾けた。彼女は「迫害のことを聞いて、とてもショックを受けました。本当にひどいです。このようなことは今まで知りませんでした。法輪功がここで広まったことは素晴らしいことです。この忙しい世の中で静かにできるのは、とても素晴らしいことです」と語った。
ハーグの市街地で迫害の実態を伝える
午後、一部の学習者がハーグの市街地で法輪功迫害の実態を市民に伝え、功法を実演し、資料を配り、「生体臓器収奪の犯罪を阻止する」ための署名活動を行った。
署名する市民 |
ダウィッド・グラバラさん(右)とヴァレンさん |
インドネシアの青年ダウィッド・グラバラさんは、友人のヴァレンさんと共に中共による生体臓器収奪の悪事を知り、悲しみと怒りを覚えた。学習者は「中共による法輪功への迫害を停止するために、皆さんの支援が必要です」と話し、二人はすぐに署名をした。学習者からの小さな蓮の花の飾りを喜んで受け取った後、「真・善・忍」という三文字に興味を持ち、学習者に尋ねた。彼らに「これは、学習者が日常生活において、常に誠実、親切、寛容であるように心がけ、守るべき基本原則です」と答えた。
署名するマイケル・ヴィージルベンさん(中央) |
ハーグでクリーニング店を経営しているマイケル・ヴィージルベンさんは署名しにやって来た。彼は、中共が学習者の臓器を強制摘出し、莫大な利益を得ている犯罪を知っており、「これは犯罪であり、邪悪です!」と話し、母親の名前も署名した。彼は街頭で迫害の実態を伝える学習者の正義の行動を高く評価した。