カナダ国会議員「真・善・忍の原則は必ずや邪悪に勝利する」
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 【明慧日本2024年8月2日】「7月20日は非常に暗黒な日であり、中国共産党政権の罪があっても処罰しない(人権侵害者を法の下で裁かない)ことを、終わらせなければならない」。 2024年7月20日、カナダ・エドモントンで行われた法輪功反迫害25周年を記念する集会で、カナダ国会議員マイケル・クーパー氏は述べた。同氏は、「真・善・忍の原則は必ずや邪悪に勝利する」とも述べた。

 集会は、オールド・ストラスコナ・ファーマーズ・マーケットで開催された。エドモントン法輪大法学会のスポークスマンは、25年前の7月20日、中国共産党(以下、中共)は1億人以上の法輪功学習者(以下、学習者)に対する残酷な迫害を開始したと述べた。そして、「拘束、拷問、謀殺、生体臓器収奪など、法律の専門家や人権擁護者らは、中共が法輪功学習者に対して人道に対する罪とジェノサイドの罪を犯したとして非難している」と話した。

图1:二零二四年七月二十日,埃德蒙顿部份法轮功学员与国会议员(中)一起,集会纪念法轮功反迫害25周年。
エドモントン市の学習者は7月20日、法輪功反迫害25周年を記念して、国会議員(中央)とともに集会を開催

 

图2:国会议员库珀表示,法轮功的正义终将战胜中共的邪恶。
マイケル・クーパー議員は集会でのスピーチで、「真・善・忍は必ずや邪悪に勝利する」と述べた
图3:法轮功学员集体炼功。
煉功する学習者
图4:法轮功学员发言谴责中共迫害。
集会で中共の法輪功迫害を非難する学習者
图5:路人签名支持法轮
学習者の活動を支持して署名する市民

 国会議員「真・善・忍の原則は必ずや邪悪に勝利する」

 セント・アルバータ・エドモントン州選出の国会議員マイケル・クーパー氏は、保守党の同僚議員を代表して集会に出席し、中共による学習者への迫害に同情を表明した。

 クーパー議員は集会のスピーチで、「中共が法輪功学習者に対して犯している犯罪は、人類史上最も衝撃的なものです。 また、信条の自由に対する比類なき迫害です」、「私たちは無視してはならず、黙っていられません。私たちは声を上げなければならず、これらの虐待行為を暴露しなければなりません」と述べた。

 同議員は、国際社会が中共の犯罪責任を追及することで、一定の進展があったと紹介した。「数週間前、米国下院は『法輪功保護法案』を可決し、カナダ議会はついに『人体臓器売買に関する刑法』を改正し、『移民・難民保護法』を改正して、これらの犯罪に関与した外国人および永住権保持者のカナダ入国を禁止するS.223法案を可決しました。 しかし、これは始まりに過ぎません」と紹介した。

 同議員は、「中共政権は罪があっても処罰しない(人権侵害者を法の下で裁かない)ことを終わらさなければならず、かつ即時に停止しなければなりません。私の同僚と私は、カナダ政府に圧力をかけ、同盟国や多国間組織と協力して、これらの犯罪の加害者に的を絞った制裁を科すよう求めていきます」と述べた。

 クーパー議員は最後に、「これはまさに善と悪の闘いです。 私たちは邪悪な共産党政権に直面していますが、法輪功は正義の代表です。最後には、真・善・忍の原則が必ずや邪悪に勝利すると信じています」と語った。

 迫害の実体験を語る学習者

 集会では、2人の学習者が迫害の実体験を語った。

 中国の遼寧省撫順市出身の薛飛さんは2010年10月中旬、市民卓球の試合中に「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、通報された。数日後、地元の610弁公室、政法委員会と警察が彼の勤務する学校にやってきて、彼に手錠をかけ、撫順市羅虎台の洗脳班に強制連行したという。

 「私はここで連行された他の約30人の法輪功学習者と一緒に法輪大法を中傷するビデオを見ることを強制され、お互いに話すことも許されませんでした」と話す薛さんは、「洗脳班で24時間監視され、寝るのも、食べるのも、トイレに行くのも監視されていました。毎日、誰かがやってきては私に、『三書』(法輪功を修煉しない保証書、信条を放棄する決意を示す決裂書および法輪功を摘発するための批判書)にサインするよう強要しました。その間、私は何度も仕事を解雇され、家族に影響が及ぶと脅されました」

 洗脳班での迫害は1カ月間続き、その後、薛さんは、「法輪功学習者が一人この洗脳班に受け入れられると、地元の政法委員会から運営費として1万元を支給される 」ことをあとで知ったという。

 中国の四川省重慶市出身の江宏さんは、自分、両親、兄、2人の妹は皆、法輪功を修煉しているために迫害されたという。

 2000年10月25日、江さんは連行され、重慶市江津区拘置所に拘留されたという。「私は警察によって両手を背中に回され大きな手錠と足かせをかけられ、さらに両手と手錠をつなぐ鎖でつながれました。24時間も経たないうちに、私の手は腫れ上がり、数日後には手首の皮膚が化膿しました」。 そして彼女は不当に3年の懲役を言い渡されたという。

 2008年、江さんの父親は重慶西山平労働教養所に収容され1年間の迫害を受けた。2009年1月28日、江さんと家族は、労働収容所から父親が死亡したことを知らされた。その夜11時、彼らは葬儀場で父の遺体と対面した。「父の顔を手で触ってみると、まだ温かく、私は父はまだ生きている! と叫びました」。「それを聞いた兄は、父の遺体を冷凍庫から半分出して、胸を触ると本当に温かかったのです」と彼女は言った。しかし、彼らは警察に無理やり引きずり出され、父の遺体はすぐに火葬されたという。

 法輪功を修煉しているがために、江さんの母親は不当に8年の懲役刑を言い渡され、弟は3年間労働による再教育を受け、3番目の妹は洗脳班に拘束され、4番目の妹は何度も拘留された。

 通行人「中共はたちの悪い病気を持っている 早く根絶しなければならない」

 集会では、学習者が功法の実演やリーフレットの配布を行い、多くの歩行者が迫害の停止を求める署名簿に署名した。

 地元住民のジョー・セリッツさんは、法輪功への支持を表明し、「法輪功学習者は25年間迫害されてきました。身体を鍛えるために、なぜ迫害を受けなければならないでしょうか?  寛容、理解、善良の最も素晴らしい資質のために、なぜ迫害を受けなければならないでしょうか? 彼ら(中共)はきっと狂っています」と語った。

 セリッツさんは、「この共産党は醜い党であり狂っています。魂が病んでいて、そして3世代にわたって中国人にこの病気を植え付けています。彼らは極めて不安の心理状態で世界を毒害しています。これは人類の一種の病気の症状であり、早急に根絶する必要があります」と語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/26/480142.html)
 
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