15カ国130人以上の議員が法輪功迫害の停止を求める
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 【明慧日本2024年8月2日】(米国=明慧記者・英梓)2024年7月現在、15カ国の130人以上の議員が中国共産党(以下、中共)に対し、25年にわたる法輪功への迫害の終結を呼びかけた。

 2024年7月20日、中共による法輪功への弾圧は25年を迎える。非営利団体「法輪功の友」は、中共による法輪功への迫害を公に非難し、迫害の停止を求める共同署名を開始した。 現在までに、15カ国の130人以上の議員が国境を越えた共同声明に署名した。 同団体のアラン・アドラー事務局長は、この共同署名は始めたばかりであり、今後も継続すると述べた。

'图1:二零二四年七月二十日,纽约华人历史最悠久的曼哈顿唐人街迎来了法轮功学员反迫害25周年大游行,图为第二方阵“停止迫害法轮功”。'

7月20日、ニューヨークで最も古い中国人コミュ二ティがあるマンハッタンのチャイナタウンで行われた、学習者の反迫害25周年記念パレード

 共同声明「迫害を非難し 中共は人道に対する罪を犯した」

 各国の議員は共同声明で、「中共による中国国内での学習者に対する人権侵害を強く非難し、中共が直ちに迫害を停止し、「不法に拘束されているすべての学習者とその他の良心の囚人を無条件で釈放する」よう求めた。

 法輪功(法輪大法とも呼ばれる)は「真・善・忍」の原則に基づく修煉法である。 25年前の7月20日から、中共は法輪功に対して系統的に残酷で大量虐殺的な迫害を開始した。

 「1999年7月以来、中国で無数の学習者が無差別に連行され、不当に拘束され、多くの人が拷問を受け、または迫害で死に至っています。 少なくとも数千人が拷問やその他の不当な扱いによって、警察の拘留中に死亡しています」

 共同声明では、これらの残虐行為は人権団体、政府機関、国連によって広範に記録されている。 米国務省は2007年の人権報告書の中で、「国連特別調査官マンフレッド・ノワク氏は、(中共)政府に拘束され拷問を受けた被害者の66%を法輪功学習者(以下、学習者)が占めている」と報告した。

 以前、2016年に米国下院議員が全会一致で可決した決議343号(H.Res. 343)では、「多数の学習者が(中共の)承認を得て組織的に生体臓器収奪を受けているという、継続的かつ信頼できる報告について懸念を表明する 」としている。

 2019年6月17日、ジェフリー・ナイス卿が議長を務める英国の独立法廷は、「中国において長年にわたり生体臓器収奪の(犯罪)が存在し、学習者が犠牲者のひとつであり、かつ、おそらく臓器の主な供給源である」と結論づけた。 法廷ではまた、中共が学習者に対して人道に対する罪を犯したと認定した。

 2024年1月、欧州議会は決議2024/2504(RSP)を採択し、この決議は、「中華人民共和国(中共)に対し、学習者やウイグル人、チベット人などの少数民族に対する迫害を直ちに停止するよう強く求める。 中華人民共和国に対し、国内外での監視と宗教・信仰の自由に対する弾圧を停止するよう求める」としている。

 そのため、政界要人らは中共に対し、「中国が加盟している国連の拷問禁止条約を含む国際基準と法的義務を遵守し、中国で25年間続いている学習者への迫害を直ちに停止し、(不法に)拘束されているすべての法輪功学習者とその他の良心の囚人を無条件で釈放すること」を求めた。

 その後、2024年6月26日、米国務省は毎年恒例の2023年『信仰の自由に関する国際報告書』を発表し、その中で法輪功について58回言及されている。 国務省の報告書は明慧ネットの報道を引用し、2023年に188人の学習者が迫害され死亡したと報じた。 アブラハム・ブリンケン米国務長官は、米国は中共の迫害に対処するために努力していると述べた。同長官 は、「米国は今後もパートナーと共に、世界中で信教の自由を促進するために努力していく 」と述べた。

 6月25日、米国議会下院は『法輪功保護法案』を可決した。 米国議会は、これまでに法輪功迫害を制止する決議が5回採択されている。

 中共の人道に対する犯罪を世界規模で共同非難

 米国に本部を置く「法輪功の友」のアドラー事務局長は、この署名は「不当な迫害の終結を望む人々の声を拡大させるためのものである」と話す。同氏は、「この署名は、中共が犯罪を隠蔽しようと企んでいるが、しかし迫害の事実がすでに暴露されています。 国際社会の著名な人々がこの人道に反する犯罪を非難しており、我々は、不当な扱いを受けている精神的信者に自由と正義を取り戻すために協力していきます」と述べた。

'图2:对华政策跨国议会联盟发表声明,谴责中共迫害法轮功'

対中政策に関する列国議会連盟が発表した、中国の法輪功への迫害を非難する声明

 2024年7月20日、対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)も中共による法輪功迫害を非難する声明をツイッターで発表した。 声明は「今日、中共による学習者への迫害25周年の記念日です。この25年間、学習者は長期的で深刻な苦難を受けています」

 「何十万人もの学習者が拘束され、数え切れないほど多くの法輪功学習者が最悪の拷問を受けています。信憑性の高い多くの報告で明らかに、中共が生体臓器収奪を行っています」。 声明は、「我々は多くの団体や個人と共に、法輪功学習者に対する基本的権利の剥奪を非難する」、「信仰に関係なく、いかなる少数団体に対しても基本的権利を奪われるべきではない。 我々は各国の政府に対し、中共が宗教的少数派への迫害を直ちに停止し 『世界人権宣言』を遵守するよう求め続けます」と述べた。

'图3:美国国务院发言人马修•米勒(Matthew Miller)在推特上发表声明支持法轮功'

米国務省のマシュー・ミラー報道官はツイッターで法輪功を支持する声明を発表

 7月20日、米国務省のマシュー・ミラー報道官はX(旧Twitter)で声明を発表した。声明は「今日、我々は、中共による学習者への迫害25周年を哀悼の意をささげます。我々は中共に対し、宗教と信仰の自由を尊重し、信仰のために拘束されているすべての人々を釈放するよう求めます」と述べた。

 同時に、7月中に、20人以上の米国議員より声援するビデオメッセージや書簡が送られ、学習者の中共の残虐行為に対する平和的抗議への支持を表明し、そして米国には中共の犯罪責任を追及する責任があると述べた。

'图4:美国国会众议院美国与中共战略竞争特设委员会(中共问题特设委员会)民主党首席议员(Ranking Member)拉贾‧克里希纳莫蒂(Raja Krishnamoorthi/左)与民主党籍议员海莉‧史蒂文斯(Haley Stevens)'

中国問題特別委員会のラジャ・クリシュナモオルティ委員長(左)とヘイリー・スティーブンス委員

 7月20日、民主党党首、米下院・中国問題特別委員会のラジャ・クリシュナモオルティ委員長とヘイリー・スティーブンス下院議員は、中共の法輪功迫害に関する声明を発表した。

 声明ではこのように述べている。「今週末(7月20日)は、中共が学習者を迫害してから25年目にあたります。信仰のために拘束、拷問、さらには謀殺される危険に直面しながらも、法輪功学習者は平和的な方法をもって中共の迫害に抵抗しています」

 「米国人として、中国と世界における宗教の自由と人権に対する我々の承諾は揺るぎません。 我々は、中共による学習者への迫害を非難するとともに、彼ら(学習者)の団体や、中国で宗教迫害に直面している他のすべての団体と共にいます」

 インディアナ州選出米国上院議員で、全米共和党上院委員会委員長を務めるトッド・ヤング氏は、ビデオメッセ-ジの中でこのように語った。「米国は中共の権力乱用と暴力の責任を追及し、中共が今後も人権侵害を繰り返さないようにする義務があります」

 アーカンソー州のフレンチ・ヒル米下院議員は、「米国は、自由を愛する志を同じくする人々や国々とともに、立法を通じてこの恐ろしい(生体臓器収奪の)問題を解決し、この非人道的な行為を止めるだけでなく、増大する中共の侵略行為に対抗する姿勢を示すべき時にきています」と述べた。

'图5:美国联邦参议员泰德·克鲁兹的支持信原文'

 テッド・クルーズ上院議員からの学習者の反迫害を支持する書簡

 上院商業委員会の共和党筆頭委員であるテッド・クルーズ上院議員は、学習者の反迫害を支持する書簡で、次のように述べている。「我々は、中国で苦しんでいる人々のために声を上げ、我々の呼び声が世界に聞こえるようにする義務があります。自由世界のリーダーとして、米国には、妨げられることのない信教の自由を擁護し、促進する責任があります。 我々は、中国(中共)の迫害を断固として非難し、彼らの犯罪に対する責任を追及しなければなりません。私は、皆さんと共にいます」

 7月20日、デンマーク国会議員、国会議員補欠、元国会議員の8人は連名で、学習者の反迫害活動を支持し表明し、法輪功に対する25年間の迫害に終止符を打つため、米国を拠点とする「法輪功の友」が主導した声明文に署名した。

'图6:第一排由左到右:丹麦前执政党自由党议员延·E. 约恩森(Jan E. Jørgensen); 丹麦民主党议员、前国会副主席、国会宗教委员会主席索伦·埃斯博森(Søren Espersen);丹麦民主党议员凯尼斯·彼得森(Kenneth Fredslund Petersen);丹麦民主党议员、国会环境与食品委员会主席汉斯·斯基比(Hans Kristian Skibby)'

上段左から右の順:デンマーク前与党自由党国会議員ヤン・E・ヨルゲンセン氏、デンマーク民主党国会議員、国会宗教委員会委員長ソーレン・エスパーセン氏、デンマーク民主党国会議員ケネス・フレッズルンド・ペーターセン氏、デンマーク民主党国会議員、環境・食糧委員会委員長ハンス・クリスティアン・スキビー氏

 下段左から右の順:デンマーク保守党国会議員ペール・ラーセン氏、赤・緑同盟党国会議員補欠ルナ・フリース・ハンセン氏、モルテン・メッサーシュミット欧州議会議員、デンマーク人民党国会議員、人民党党首、元欧州議会議員、IPAC(中国に関する列国議会同盟)デンマーク共同議長

モーテン・メッサーシュミット氏、元デンマーク人民党元国会議員ケネス・クリステンセン・バース氏、 (写真はデンマーク議会ホームページより)

 「真・善・忍は必ずや邪悪に勝利する」

 カナダのマイケル・クーパー国会議員は、今年7月20日にエドモントンで開かれた集会で、「迫害に直面している今、我々は警戒を緩めてはならず、沈黙し続けてはなりません。我々は大きな声で呼びかけ、これらの残虐行為を暴露しなければならない。学習者は、真・善・忍を堅持しているだけで弾圧の対象になっていて、そしてこれら原則は、まさに北京の邪悪な共産主義政権とは正反対なのです」

 「今日(7月20日)は暗黒の日だが、まだ希望はあります。なぜなら、これは善と悪の戦いだからです。我々は目の前に、邪悪な共産党政権と、善を代表する法輪大法が置かれています。私は、真・善・忍が必ずや邪悪に勝利すると信じています」と述べた。同氏はエドモントン集会に参加した時の写真をソーシャルメディア・プラットフォームX(旧:Twitter)で公開し、「中共の残酷さに直面して、学習者が現した強靭さが敬服に値します。 カナダは同盟国とともに、中共のジェノサイド(大量虐殺)の罪を追及しなければなりません」と投稿した。

'图7:加拿大国会议员库珀(Michael Cooper)在埃德蒙顿的集会上支持法轮功学员。(网络截图)'

エドモントンでの集会で学習者を支持すると発言したカナダのマイケル・クーパー国会議員 (写真はウェブスクリーンショット)

 ガーネット・ジェヌイス国会議員は、カナダの学習者が自国で現したリーダーシップと堅忍不抜に感謝し、「真・善・忍の原則に基づき、学習者は世界中の人権を促進するために多様な連合を率いている」と述べた。 そして、「私は、偉大な中国人民が真に自由を獲得する日を待ち望んでいます。カナダは常に彼らを支持し、自由を支持します」と付け加えた。

'图8:欧议会米里亚姆·莱克斯曼议员社交平台发文截图'

ミリアム・レックスマン欧州議会議員のソーシャルメディアへの投稿(写真はスクリーンショット)

 欧州議会議員のミリアム・レックスマン氏はソーシャルメディアに投稿し、中共が学習者から臓器を収奪するという人道に対する犯罪を強く非難し、すべての学習者を直ちに釈放するよう中共に要求した。「信仰のために迫害されるべきではありません。中共は学習者への迫害を止め、人体から臓器を収奪するという非人道的な犯罪の責任を取らなければなりません」

 欧州議会議員エンギン・エログル氏はX(旧Twitter)に投稿し、法輪功迫害25周年の記念日は、「中国で宗教信教の自由を剥奪されたすべての人々(存在することを)思い起こさせてくれました」と述べた。

'图9:德国欧洲议员、国会议员、州议员和市议员等22位政要,分别致函法轮功学员、接受采访或亲临法轮功学员活动现场发言,声援法轮功学员反迫害。'

ドイツの欧州議会議員、国会議員、州議会議員、市議会議員を含む22人

 ドイツの欧州議会議員、国会議員、州議会議員、市議会議員を含む22人の政治家が学習者に書簡を送り、インタビューに答えて、学習者の集会に参加して、学習者の反迫害活動に声援を送った

 ドイツ社会民主党(SPD)国会議員、市民参加小委員会委員長、家族・高齢者・女性・青少年委員会委員のナディーネ・ルフ氏は、法輪功を声援する書簡を送り、このように述べた。「学習者の反迫害の記念日である2024年7月20日に際し、私は中国(中共)国家による法輪功への迫害に関心を持つよう、すべての人に呼びかけます」、「法輪功の基本的な価値観は真・善・忍であり、これは人類の普遍的な価値観であり、人類の尊厳と自由を固く信じるすべての人が支持するべきものです。 私は法輪功学習者に深く感謝し、法輪功学習者が長年にわたり、拘束、拷問、迫害、殺害の脅迫を受けても、勇気を持ってその価値観を守ってきたことに深く感謝します」

 オーストラリア連邦上院議員のデイビッド・ショーブリッジ氏は、7月18日の集会で、「オーストラリア政府が中国や他国から非倫理的な臓器収奪に従事する人が来ないようにするため、法律を強化するのに十分な措置を講じたかどうかを反省するときにきている」と述べた。

  オーストラリアのビクトリア州議会議員デビッド・リンブリック氏は声明の中で、「7.20」を「啓発の日」と呼んだ。そして「自由党は、世界中の政府がこの弾圧の歴史を積極的に認識し、学習者の自由と信条を守るべきだと思います」と述べた。

 山田宏参議院議員はメッセージの中で、中共による学習者への弾圧は人類史上類を見ない犯罪であり、文明に逆行する野蛮で非人道的な迫害行為であると断言した。また、日本政府は法の支配、人権、民主主義を尊重する国として、中共に対し強く抗議し、迫害行為の即時停止を求めるべきだと主張した。

 台北市議会議員の洪建儀氏は6月20日、台北市内で開かれた集会で、中共の臓器収奪の行為の停止を呼びかけ、そして、「人権は普遍的価値である」と述べた。

 英国貴族院議員であるコックス男爵夫人は声明の中で、「いかなる政府も、単に信条を理由に公民を殺害すべきではありません。 これは今日の世界では容認できないのです」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/28/480212.html)
 
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