雲南省の76歳の安順蓮さん 再び不当裁判に直面
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 【明慧日本2024年8月3日】雲南省昆明市在住の安順蓮さん(76歳女性)は4月10日、信仰への自由の権利を訴え、不当裁判を拒否した。地元の裁判所は安さんの案件の別の審理を7月9日に予定していた。この記事の執筆時点で、安さんに関する詳細は明らかではない。

 安さんは法輪功を実践する前、胃潰瘍、胃下垂、胃出血、関節リウマチ、腰椎椎間板ヘルニア、脳震盪後遺症、神経衰弱、B型肝炎など多くの病気を患っていた。1998年4月、安さんは法輪功を修煉し始めてから、真・善・忍の原則に従って善良な人間になり、法輪功の五式の功法も実践し、あらゆる病気が消えて健康になった。

 1999年7.20の中共による法輪功迫害が発動されてから、安さんと法輪功学習者である夫・楊能文さん(80代)は法輪功への信仰を堅持するだけで、当局に何度も迫害され、家を家宅捜索された。

 事件の経緯

 2023年8月10日、安さんは病院の外で、安さんは、6カ月前に脚を負傷してなかなか回復しない男性に、「私は2004年に交通事故で右脚を粉砕骨折したが、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という心からの九文字を唱えてすぐに回復しました」と話した。男性は法輪功に対する共産党政権の誹謗中傷のプロパガンダにひどく騙されたため、安さんを通報した。その後すぐ、安さんは4人の警官に連行され、財布も押収された。

 昆明市拘置所は身体検査の基準に満たしていないため、安さんの入所を拒否したが、翌朝、安さんは1年間の自宅軟禁で釈放された。

 警察は2024年1月18日、安さんに案件を西山区検察に提出し、起訴する予定であると伝えた。

 安さんは2024年3月20日、西山区裁判所で起訴状を受け取った。しかし、足に激しい痛みを感じて歩くこともできなかったため、担当判事は警察を派遣して4月10日に予定されていた審問のために安さんを裁判所に連れて行くと述べた。審問が行われたかどうかは不明である。

 2024年7月2日、警察は安さんの自宅軟禁をさらに6カ月延長した。安さんは最近、7月9日に予定されている審問に関する別の召喚状を裁判所から受け取った。安さんは署名を拒否し、信仰を実践したり人々に伝えたりしても法律に違反していないため従わないと主張した。

 過去に受けた迫害

 2007年、安さんは懲役2年間の強制労働を宣告された。

 2011年12 月15日、安さんは警官らに不当連行された。

 2014年、安さん夫婦は、警官らに不当連行された。その後、安さんは当局に懲役1年間の執行猶予と2,000元の罰金、 楊さんは懲役6カ月の執行猶予と1000元の罰金を言い渡された。

 2020年、安さん夫婦は、再び連行された。安さんは再び当局に懲役懲役1年の不当判決と2,000元の罰金を言い渡された。楊さんは懲役 6カ月の執行猶予と1000元の罰金を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/9/479491.html)
 
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