【明慧日本2024年8月3日】湖北省武漢市の少なくとも7人の法輪功学習者・黄克明さん(72歳男性)、彭瑞林さん(72歳女性)、黄立宇さん(女性)、任志梅さん(67歳女性)、肖映雪さん(54歳女性)、陳静さん(女性)、楊育珍(女性)は2023年末から2024年6月まで、当局に不当連行され後、消息不明となった。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
一、2023年12月12日午後6時、黄克明さん(武漢大学の元数学教授)と妻である彭瑞林さん(湖北省母子保健センター退職)は、自宅で珞珈山派出所の警官らに連行された。
同日の午後10時、彭さんは武昌地区洗脳班に移送されたが、午前2時、警官らは黄さんの家を家宅捜索した。その後派出所に拘留された。しかし、黄さんの身体上に異常があったため、黄さんは12月13日午前11時頃に釈放された。警察は2024年1月11日に黄さんを再び連行した。
黄さん夫妻の娘・黄立宇さんは4月23日ごろ、突然行方不明となった。黄立宇さんは2023年12月13日からずっと親の居場所を探した。黄さんの知人や家族は黄さんの娘は610弁公室、珞珈山派出所の警官らに連行されたのではないかと疑っている。
二、任さんは4月26日、小学校の外で人々に法輪功について話していたところ連行されたが、任さんには15日間の拘留が言い渡され、16日目に洗脳班に移送された。現在、任さんに関する情報はない。
三、肖さんは、6月7日にアパートの外で韓家墩派出所とコミュニティの7人によって連行された。肖さんは地元の拘置所で15日間の拘禁を言い渡され、16日目に家族が迎えに行ったが、不明の場所に移送されたと告げられた。
四、陳さんは6月20日に自宅で連行され、家族は陳さんがどこに連行されたのか知らされなかった。
五、楊さんは6月25日に漢陽区警察の警官によって自宅で連行された。警官は楊さんの家族に楊さんが5日間の拘留を言い渡したが、警察の約束どおり釈放されなかったと内部関係者が明らかにした。洗脳班に移送されたが、どこに拘束されているのかは不明である。