文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年8月6日】私は1997年に法を得て、師父のご加護と指導のもとに修煉の道を歩んできました。私は「三つのこと」を実践する修煉体験を他の学習者の方と分かち合い、意見を交換したいと思います。
法の学習を重視し、法の指導に従って修煉する
法を学び始めた頃は、『轉法輪』や 『精進要旨』などの法の教えを重点的に学んでいました。師父の『法の中に溶け込む』という経文が出された時、法を暗記し、法を用いて自分に絶えず要求すれば、法に溶け込むことになるのではないかと思いました。当時は、短い経文と『洪吟』だけを暗記していました。その後、『轉法輪』を2回暗記しましたが、それ以上は続けませんでした。
2008年から、私は師父が各地で行った説法(2007年から2011年まで)を暗記し始めました。合計6回の説法で、毎日1回ずつ暗記しました。『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』は長いので、毎回2日間かけて暗記し、毎週この6つの経文を暗唱するようにしました。この習慣は今も続いています。また、『轉法輪』も毎日暗唱しています。 『洪吟六』が出版されてからは 、毎日2編の詩を暗唱しています。
私の修煉において、最も助けになったのは夫です。2001年、私の修煉が不十分だったため、不当にに1年間の強制労働を科せられました。また、中共からの多くの迫害は、夫に大きなストレスと損害を与え、私に対する恨みを抱くようになりました。当時、私は夫の立場に心から共感できず、夫が子供の世話をし家事をこなし、周囲の監視の中で仕事を続けるという困難に気を配ることができませんでした。私はただ、私が修煉することに何の問題もなく、夫が私の傍にいて理解してくれるはずだと思っていました。夫が理解してくれないと、夫には正念がないのだと思いました。今振り返ってみると、これらは私の利己心と欠点の現れだったのだと気づきました。
法を唱えることで、心に悪い考えが浮かんだ時、すぐに認識して正すことができます。法に沿わない私たちの習慣的な考えは、旧勢力の按排であり、私たちは自分の考えを一つ一つ注意深く見つめなければなりません。修煉の過程は、旧勢力を否定し、法に同化する過程です。法を頻繁に学ばなければ、心に浮かぶ考えにさえ気づかないでしょう。法をよく学び、暗記することによってのみ、私の正念は強くなります。
問題に直面した時、私はいつも法の原理を自分に言い聞かせ、慈悲の心で人に接するようにしています。他人がきちんとやっていないことがあれば、私は黙って自分で対処します。他人を批判しないように自分に言い聞かせています。以前は他人の欠点を見ても、自分を省みませんでした。今は、自分にこれを要求し、自分の欠点を本当にたくさん発見しそれを正しています。
もう一つは、自分が悪い時、他人に謝るのをためらっていました。「ごめんなさい、私が間違っていました」と言うのが私にとっては難しかったのです。その後、また間違いを犯したら、無理やり謝るようにしていました。一度そうしたら、その後は楽になりました。ある時、豆腐屋で、お客さんが豆腐を注文し、店員が彼女のために豆腐を一切れ切っているのを見ました。お客さんは豆腐が多すぎると言って店員を怒らせました。お客さんはすぐに謝り、はっきりと説明しなかった自分のせいだと言うと、店員はすぐに笑顔になりました。私は何が起こっているのかを見て驚きました。これは私にとって手本になったのではないでしょうか? 心から謝れば衝突は解決します。謝ることを学ぶことは非常に重要です。時には、状況に直面して何をしたらよいか分からない時もありましたが、落ち着いて法に則って、他人のために善行をし、親切にするという観点からどう行動するかを考えればうまくやれるのです。
法を学び暗記する中で、各層の奥深い理が私に明らかになり、師父の偉大さ、大法の奥深さ、そして私自身の無意味さをますます理解するようになりました。そのため、私は常に師父と大法を敬い、師父のなさることすべてに感謝し、謙虚になり、衆生に優しくし、他の修煉者に優しくするよう自分に言い聞かせています。
皆さんもご存知の通り、私たちの修煉が向上すると、師父はその部分を隔離されます。ですから、目に見えているのは、私たちがまだ修煉していない部分です。私たちは絶えず自分自身を正さなければなりません。長年、特に1999年7月20日の迫害が始まって以来、迫害が最も酷いとき、師父のご指導とご加護がなければ、誰が乗り越えられたでしょうか? 私たちが持っているものはすべて師父からいただいたもので、大法弟子が衆生を救い済度する能力もそのひとつです。
真実を明らかにし、衆生を救う
『共産党についての九つの論評』が出版されて以来、大法弟子は対面で真相を伝え、脱党を奨励してきました。師父の祝福と大法弟子の努力により、現在4億人以上が脱党し、大法の救いを得ています。真相を伝えるために出かけるたびに、縁のある人に出会いました。
ある日、横断歩道で待っているとき、私は一人の生徒の隣に立っていました。何年生かと尋ねると、彼女は9年生だと言いました。共青団に入ったことがあるのかと尋ねると、彼女は入団していないと言いました。それから、赤いスカーフを巻いたことがあるかと尋ねると、あると言いました。私は彼女に、自分の安全のために少先隊をやめるよう提案し、入団時に誓約をしたので、神仏が見ることができる額の印があるのだと説明しました。やめればこの印が消え、神の加護があり、現在のパンデミックを避けることができます。彼女は同意しました。私は彼女に、法輪大法は良いものであり、『真・善・忍』は良いものだということを忘れないようにと言いました。
ある時、私は住宅街で眉毛が異常に広くて長い老人に出会いました。私は「あなたの眉毛はとても長くて、長寿の眉毛のようですね。おいくつですか?」と言いました。彼は「78歳です」と答えました。私は彼に脱退しましたか、まだ党費を払っていますかと尋ねました。彼は、払わなくなって、脱党届を提出したと言いました。私は「それは本当に先見の明があります。中共は多くの悪行を働き、中国人に災難をもたらしました」と言いました。私は「脱党届を提出するのは人々に見せるためですが、心から本当に脱党することを神仏は見られ、災難を避けるように守ってくださいます」と話しました。彼は微笑んで「わかりました、ありがとう」と言いました。私は彼に、法輪大法は素晴らしいと、『真・善・忍』は素晴らしいということを忘れないようにと言いました。彼は同意し、本名で中共を脱党しました。
数年前、ある学習者と公園で真相を伝えていたとき、見知らぬ人に出会いました。彼は私に挨拶して「久しぶりですね」と言いました。運命の人だと感じて、私は彼の苗字を尋ねました。彼は李と言いました。私は「たはり李さんでしたね」と言いました。彼は確認しました。私は彼が脱退したかどうか尋ねました。彼は脱退していました。私は彼がまだ中国共産党に会費を払っているかどうか尋ねました。彼は「はい」と言いました。私は彼に、今は多くの人が脱退しているので、自分の安全のためにも中国共産党を脱退するよう提案しました。彼は同意しました。私は彼に、法輪大法はすばらしい、「真・善・忍」はすばらしいということを忘れないようにと言いました。彼は同意しました。
私はこの体験を他の修煉者にも伝えましたが、彼らもとても不思議だと感じました。師父は運命の人を救って下さる方です。真相を伝える過程で、「どうして私の名前を知っていたのですか」と聞かれたことが何度かありました。私が付けたあだ名が偶然彼らの本名と一致していたのです。
正しい思いを送る
「三つのこと」の中でも、発正念は非常に重要です。毎日、正念を発する世界の四つの時間のほかに、私は朝に二回、午後に三回正念を発します。毎晩寝る前に、三十分正念を発します。時々、自分の状態が良くないと感じた時は、いつでも正念を発して、自分を正しい状態に調整します。
師父の御加護に感謝いたします。感謝の気持ちで、これからも三つのことをしっかりやって参ります。