吉林省の劉吉さん 懲役3年6カ月の不当判決後、刑期延長
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 【明慧日本2024年8月9日】吉林省永吉県の法輪功学習者・劉吉さん(73歳男性)は、法輪功を学んでいるとして3月、当局に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。高血圧が判明したため、劉さんの入所は刑務所に拒否された。その後、裁判所は劉さんを6カ月間自宅軟禁した。劉さんは7月8日に法廷に連行され、懲役5年を宣告された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 以前、劉さんは家の解体工事中に壁が崩れてて第3腰椎の圧迫骨折を負ったが、医師らは杖をついて歩くことまで回復できるならベストだと述べた。しかし、1998年に劉さんは法輪功を実践してから、事故からに後遺症も消え、数十年続いた胃と腎臓の病気も完全に回復した。劉さんは心身ともに元気になった。

 事件の経緯

 2023年10月30日、永吉県警察と西陽鎮派出所の警官らが劉さんの自宅に侵入し、プリンター2台、パソコン1台、法輪功の書籍数冊を押収した。劉さんは警官に連行される前、取り調べ中に質問に答えることを拒否し、警官に顔を2回平手打ちされた。

 警官は劉さんを永吉県拘置所に連行したが、身体検査の基準に満たしていないため、拘置所は入所を拒否した。

 2024年3月、検察は劉さんを2回召喚した。同月、劉さんは船営区裁判所に3回出頭させられ、その後3年6カ月の不当判決を言い渡された。高血圧が判明したため、劉さんの入所を拒否され、その後、裁判所は劉さんを6か月間自宅軟禁した。

 7月8日、警官は劉さんを法廷に連行し、劉さんは懲役5年の不当判決を宣告された。なぜ刑期が変更されのかは不明である。

 過去に受けた迫害

 2019年11月12日、劉さんは横断幕を掲げてたため、黄楡郷派出所の警官は劉さんの自宅を家宅捜索した。劉さんは永吉県拘置所に拘禁されてから2カ月後に高血圧を発症し、新型コロナウイルスの流行を考慮し、警察は2020年3月10日に1万元で保釈した。

 2020年4月10日、劉さんは船営区裁判所で裁判にかけられ、同年5月22日に懲役2年の不当判決と3,000元の罰金が下された。

 7月2日に警察は劉さんを健康診断と新型コロナウイルス感染症検査の後、拘置所に連れ戻し、2022年7月頃に釈放された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/12/479589.html)
 
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