広西省北海市の徐善萍さん 迫害で死亡
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 【明慧日本2024年8月13日】広西省北海市の法輪功学習者・徐善萍さん(女性)は、2020年12月、警官に連行された。その後、濡れ衣を着せられ、不当判決を受け、徐さんは南寧市女子刑務所に送り込まれ、拘禁された。今年7月のはじめ刑務所側が突然、徐さんの家族に、徐さんを迎えに来るように通知した。7月5日、徐さんは帰宅したが、2日後に亡くなった。享年61歳。

 2020年12月19日午後4時、徐さんは70代の法輪功学習者・譚沢楨さん(女性)と一緒に地元の学校付近で法輪功の資料を配布していた。しかし、徐さんたちは警官に尾行され、連行された。警官は2人の自宅を家宅捜索し、多くの私財を押収した。2人は拘禁されたが、その後の状況がわからなくなった。

 情報筋によると、連行された徐さんと譚さんはともに北海市留置場に拘留された後、南寧市女子刑務所に送られたそうだ。2人の刑期は不明である。2023年、刑務所側は、徐さんが子宮筋腫を患っていることを家族に通知した。それで、家族は刑務所側に「治療のための仮釈放」を求めたが、拒否された。

 しかし、今年7月のはじめ、刑務所側が徐さんの家族に徐さんを迎えに来るように連絡した。家族は7月5日徐さんを迎えに行った。徐さんは極度に痩せていた。2日後の7月7日に、この世を去った。

 76歳の譚さんは、1996年に法輪功を学んだ後、患っていた多くの病気が消え、健康になった。しかし、中国共産党が法輪功迫害を引き起こしてから、譚さんは5回拘留され、20回以上家宅捜索を受け、2回の労働教養処分を受け、合計3年9カ月拘禁された。譚さんはまた、地元の公安局と「610弁公室」(法輪功迫害を専門とする中国共産党の非合法組織)により、何度も強制的に洗脳班に送られ、想像を絶する残酷な迫害を受けてきた。今回、徐さんが連行された後、家族は拘束の通知を受け取っていなかった。譚さんがどこに拘禁されているかも知らない。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/6/480523.html)
 
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