サンフランシスコ法会開催 自分を確実に修め衆生を救う
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 【明慧日本2024年8月16日】(米国=明慧記者・王英)米国サンフランシスコ法輪大法学会は8月11日、サンマテオのサンマテオ・ヒルズデール劇場で「法輪大法修煉体験交流会」(以下、法会)を開催した。19人の法輪功学習者(以下、学習者)が法を学び、内に向けて探し、自分を確実に修め人を救う過程での修煉体験を発表した。

'图1-2:旧金山召开法轮大法修炼心得交流会'

サンフランシスコで開催された法会での様子

'图3-7:法轮功学员分享自己的修炼体会。'

法会で修煉体験を発表する学習者

 内に向けて探すことは 修煉の法という宝である

 1997年に法輪大法の修煉を始めた曹巍さんは交流の中で、内に向けて探して心性を向上させた修煉体験を分かち合った。 彼女は迫害にさらされ、圧力の多い中国国内の環境から、海外の平和な環境に来たとき、最初は修煉が分からなくなったと感じたという。

 曹さんは、「私は内に向けて探し、内に向けて修める法理を知っていましたが、私はいつも外に向けて見ており、自分を修めることができていませんでした。私は、法を学ぶことと、物事を行うことを切り離してしまっていたので、自分を向上させようとしましたが向上できませんでした」と述べた。

 学法を通して曹さんは、自分の問題を法をもって他人を量ることが多く、学習者の良い面を見ていなかったことに気づいた。 彼女は、「自分1人でいるときも、他人と接するときも、あるいは仕事で協力するときも、自分の不足を探すことができるように学ばなければなりません。良くない兆しを見つけたらそれをしっかりと捉え、繰り返し抑制し、それを弱め、正すことこそが修煉の状態なのです」と語った。

 自分を修めることで、そこから修煉の喜びを味うことができ、修煉もよい状態になるという。「同時に、修煉をしている限り、師父が自分の面倒を見てくださっているということも感受することができました」と曹さんは話した。

 法をよりよく学び 病業の虚像を乗り越える

 2000年に修煉を始めた曹景哲さんは、近年セルフメディアの仕事をしている。 ロシアとウクライナ戦争が勃発後、チャンネルの登録者数と視聴者数が急増し始め、登録者数は毎月2万人ずつ増え、チャンネル登録者数は瞬く間に10万人に達し、月間の視聴者数は300万人に急増した。その結果、彼の仕事も増え、いわゆる成果にますますこだわるようになった。

 登録者数と再生回数の両方を高く維持するために、彼は常にソーシャルメディアやさまざまな報道を毎日見ており、自分にとっての創造的なアイデアを探していた。 当時は、心を込めて準備した動画の再生回数が満足のいくものでないのを見ては苛立ち、再生回数が多いのを見てはいい気になっていた。 一日中データとにらめっこしていると、個人の損得にばかりこだわるようになり、思考はしばしば悪い考えが浮かんでいたという。

 疫病の流行が始まってから、会社は在宅勤務が普及し、彼が勤めているメディア会社も在宅勤務を認めるようになったという。「私には安逸心が急速に膨れ上がり、法を学び、煉功することを怠りました。修煉を怠り、仕事の成績に執着するようになると、抜け毛がひどくなって花粉症の症状が現れたり、目が痛くなって視力が低下するなどの良くない状態が現れました」

 法を学ぶことを通して、彼は法を学ぶ重要性を認識し、積極的にグループ学法に参加するようになった。そして大法の要求に従い自分の思考を正した。 数カ月後、彼の修煉の状態が明らかに改善され、病業の虚像が徐々に消え去った。 髪の毛が生え、より元気になり、花粉症の症状が徐々に消え、目の痛みもなくなり、視力も回復した。

 曹さんは、「これらの変化は、私に心を静めて法を学ぶこと、常に自分を修煉者とみることの重要性を再認識させられました。これも私たちがプロジェクトをより良く行い、師に手伝い法を正す根本的な保障でもあるのです」と語った。

 中国領事館の前で法輪功迫害の実態を伝え続ける

 サンフランシスコのイーストベイから法会に参加した高焕琪さんは発表の中で、「今私は、修煉は初心に立ち返ることについて新たな認識があります。それは、修煉によって私たちの生命が最初に誕生した純粋さに戻ることです」と語った。

 当初、大法を広める責任、それを実証する責任を負うべきだと認識し、彼女は中国領事館前で中共の迫害に反対し、迫害の実態を伝える活動に参加した。

 迫害の実態を伝え、衆生を救うプロジェクトが増えるにつれ、相応して中国領事館前の活動拠点に参加できる人が減った。彼女は「残された私たちは、大法を固く信じ、衆生を救うために迫害の実態を伝えるという信念を堅持し、邪悪な迫害が終わるまでこの道を貫くという共同認識を持っていました」と言った。

 高さんは、困難に遭遇するたびに学習者と励まし合った。 ある時、彼女は業を消す現象に苦しみ、聴力が低下して救急車のサイレンが小鳥のさえずるのように聞こえた。ある日、食事を終えて間もなく、彼女の身体のすべてが急になくなったような感じがした。まるで何かに吸い取られたかのように、立っているのもつらく、話す気力もなくなった。領事館に到着してからわずか2時間後、彼女は震えを感じ、師父に加持をお願いしてやっと家に帰ることができた。

 学習者の彭さんは彼女に、「大法弟子は死を恐れないのに、業を消すことを恐れるのでしょうか?」と言った。 この時、彼女は彭さんも業を消す状態にあることを始めて知った。 彼の両足は腐って穴が開き、膿と水が流れ出ており、歩くのも困難だった。 しかし、彼はいつものように、毎日迫害の実態を伝える資料や物資の入った台車を押して活動拠点に向かった。彼の正念がとても強く、生死の念がなかったという。 「彼は病業の苦しみをすべて放下していました。一方、私はまだ苦しみに翻弄されており、彼とのギャップがあまりにも大きかったのです」

 高さんは法を学び、煉功を行い、内に向けて探すことを通して、身体の中にあるものが少しずつ溶けていくのを感じた。その後、煉功をするとき、自分が本当に煉功していると感じたという。

 外に出て三つのことをより良く行う

 1996年に修煉を始めた王瑞新さんは、アメリカに来てからは規制がなくゆとりのある修煉環境を大切にし、観光スポット活動拠点で迫害の実態を伝え続けている。 彼女は、新しい環境の中で、どのように自分の心理状態を調整し、修煉を向上させ、慈悲をもって人々を救ったかについての体験を分かち合った。

 王さんは、海外で迫害の実態を伝えるのが中国国内とは大きく異なるとという。 ここでは生命と安全の問題は存在しないが、しかし、さまざまな人心や理解不足、さらには言葉の暴力に直面することも修煉過程の一つだと言った。

 中国国内では通常、1対1でゆっくりと迫害の事実を語る。海外では、観光客は団体でやってきているので、通りかかるとすぐに写真を撮る人がたくさんいる。時には話す前に彼らが去っていくこともあり、 中には冷たく接し、さらには汚い言葉や罵声を浴びせる人もいる。

 初めのうちは、悪い状況に遭遇するととても悩んでいたが、その後、法を深く学ぶことを通して、人を救うことが私たちのすべきことであり、同時に自分自身をより良く修めることが分かった。 そこで彼女は、心理状態を調整し、内心から慈悲を発し、微笑みを浮かべ穏やかな心ですべての人に接するようになった。

 先ず、最初にあいさつをしてから、それから資料を渡して迫害の事実を伝えて三退を勧める、すると効果は非常に良かった。 大多数の人は、資料を受け取っても受け取らなくても、友好的で感謝していた。 ある人はうなずいて微笑み、ある人は親指を立て、ある人は手を合わせ、ある人は敬礼し、ある人は 「法輪大法は素晴らしい!」と叫び、 また、私たちと記念写真を撮り、煉功動作を学ぶ人もいたという。 彼女は「私たちは衆生が迫害の事実を知ったことにありがたく思い、これも師父が私たちを励ますため、事前に敷いて下さった道なのです」と述べた。

 互いに協力することは人を救う法という宝である

 チャイナタウン・ガーデンの一角は、サンフランシスコ・ベイエリアの学習者が長年にわたる活動拠点であり、ここにはベイエリアだけでなく、世界中の中国人観光客が訪れている。 丁項英さんは、学習者と協力し、いかにして活動拠点を守り続けるかについて、自身の体験を語った。

 中国共産党のトップは、APECの会議に参加するためにサンフランシスコの中国領事館は、車椅子に座る年配者女性を使い3カ月前から、チャイナタウン・ガーデンの活動拠点の破壊と妨害を始めた。

 その女性に声をかけると、学習者を罵倒し、杖を使って展示パネルを叩き、壊れたパネルを手でつぶして彼女のお尻の下に敷いた。その女性はさらに、両足で展示パネルを蹴り手で引き裂いた。 止めに入った学習者に対してその女性は杖で殴り、多くの学習者は殴られた。

 丁さんによると、海外で修煉を始めた学習者は、このような場面を見たことがなく、ましてや邪悪な中国共産党の大法弟子に対する残酷な迫害を体験したことがなかったため、心が不安になり、「もういい、場所を変えましょう。どこに行っても人を救うのではありませんか?」と話したという。

 丁さんは法を学ぶこと通して、活動拠点は衆生を救い法を正す環境であり、場所は衆生を救う方法であり、正と邪、善と悪、誰もがここで自分の未来を選択するということを悟った。

 私たちは、何度もその女性に中国共産党による法輪功迫害の事実を伝え、悪人を助けて悪事を働くことをしてはならないと勧めた。 同時に、学習者は警察署に行き、学習者が殴られたことを説明したという。 「チャイナタウン警察署の警官は、私たちがどのように殴られたかを詳細に記録し、また嫌がらせをしに来たら電話するように言いました。 私たちはすぐに警官を出動させます」と言った。

 学習者の全面的な協調と、師父の慈悲なる保護の下で、邪悪な計画は失敗し、彼らのスキャンダルとなった。大法弟子の迫害の実態を伝え、衆生を救う手助けにもなり、この過程で、多くの人が迫害の事実を知り、正しい選択をしたのである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/12/480766.html)