かつて6年の判決を受けた朱穎さん 再度の迫害に直面
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 【明慧日本2024年8月31日】北京市の法輪功学習者・朱穎さん(61歳)は、今年6月4日、河北省承徳市興隆県の警官によって連行され、河北省承徳留置場に拘禁された。最近、朱さんはすでに逮捕状を発付され、中国共産党(中共)による司法の迫害に直面していることが分かった。

 北京市朝陽区に住む朱さんは、北京のバスの運転手だった。1994年、朱さんの家族全員は法輪功の修煉を始め、ともに心身の恩恵を受けた。1999年7.20、中共の江沢民グループが法輪功を迫害し始めた。それから、法輪功を学び続けた朱さんは連行、拘禁、不当判決などの迫害を受けた。

 2000年、朱さんは法輪功の資料を制作したため、警官に連行された。その後、懲役6年の判決を受け、北京女子刑務所に拘禁された。刑務所で迫害を加えられ、朱さんは肉体的にも精神的にもダメージを受けた。

 2015年12月29日午後、朱さんは北京市朝陽区の法輪功学習者・王連正さんの自宅を訪問中に、安貞派出所の警官に連行された。同日、王連正さんの家にいた法輪功学習者8人が警官に連行され、朝陽区留置場に送られた。朱さんは健康上の理由で北京公安病院(第二留置場)に送られた。2016年1月2日、「保釈」され、朱さんは帰宅した。

 2020年、朱さんは脳腫瘍のため12時間昏睡状態に陥り、病院に運ばれた。

 今年6月4日午後、承徳市興隆県の警官が、朱さんの付き添いと介護をしていた高齢の父親の家に押し入り、家宅捜索を行い、朱さんを連行した。当時、家には朱さんしかいなかったため、ほかの家族の誰も何が起こったのか知らなかった。警官は朱さんを承徳留置場に連行してから、朱さんの北京の家族に知らせた。

 連行された当時の朱さんは、血圧が200mmHg~220mmHgだった。この指標はグレード3の高血圧で、つまり命にかかわる重度の高血圧に分類される。

 しかし、承徳公安局と検察庁は人の命の安全を無視し、朱さんの病状を知りながら強制的に朱さんを連行した。その後、朱さんの弁護士は、朱さんが2020年に脳腫瘍のために中日病院で救急手当を受けたという記録を承徳市の警察と検察庁に提出し、勾留措置の変更を申請したが、公安局と検察庁は正当な理由なく申請を却下した。警察は朱さんを承徳留置場に拘禁し続けた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/14/480825.html)
 
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