【明慧日本2024年9月1日】ドイツのバイエルン州の法輪功学習者(以下、学習者)は8月17日、有名な観光地ノイシュバンシュタイン城の麓にあるフュッセン鎮で署名活動を行った。通りかかった人々に法輪功を紹介し、中国共産党(以下、中共)による25年にわたる法輪功への迫害や、学習者の臓器を強制的に摘出する犯罪事実を伝え、地元の人々や観光客の関心を引いた。
フュッセン鎮で署名活動を行うバイエルンの学習者 |
ドイツ最南部の町フュッセン鎮は、世界で最も有名な城の一つであるノイシュバンシュタイン城の麓にあり、その歴史はローマ時代に遡る。ここは古代ローマ時代のドイツのアウクスブルクへ通じる要塞で、ロマンチック街道はノイシュバンシュタイン城から始まり、フュッセンを通ってドイツの中部地方に続いている。第二次世界大戦時、フュッセンはほとんど被害を受けなかったが、現在ではノイシュバンシュタイン城の近くにあるため観光のホットスポットとなっている。
ノイシュバンシュタイン城の麓にあるフュッセン鎮 |
学習者たちは、町の観光センターの前に法輪功のブースを設置した。この場所には多くの地元住民や観光案内を求める観光客が行き交っており、何人かは立ち止まって学習者たちが実演する功法を見学していた。中には、学習者と交流する人たちもおり、学習者が「真・善・忍」を修めることで中共から迫害を受けていることを知り、驚きを隠せなかった。特に、中共が学習者の臓器を強制的に摘出しているという犯罪に衝撃を受け、多くの人々が学習者への迫害に反対する署名に応じた。学習者たちの成功を願う人もいれば、幸運を祈る人もいた。
法輪功の功法を実演する学習者 |
法輪功を支持し、署名する市民 |
学習者から説明を聞く通行人 |
ドイツ人「広く知られることが罪行を止めるために必要」
地元住民のハンス・ヒンターブラントさんは、学習者の迫害に反対する署名を行い、中国の人々を応援したいと言った。彼は、学習者のブースについて「非常に美しく、平和的な雰囲気が漂っています」と言った。
中共が25年間「真・善・忍」を修めることを禁止し、学習者を迫害していることについて、ヒンターブラントさんは、「明らかに、これは非常にひどいことです。このような素晴らしい価値観(真・善・忍)を、中共は脅威とみなしているのでしょう」と述べた。
また、中共による臓器収奪について「中共だけでなく、これらの臓器を購入したすべての人々、特に西洋の人々や国々も罪を問われるべきです」と語った。彼は、これらの問題を広く知らせることが、これらの罪行を止めることができると感じていた。帰り際、彼は学習者たちの成功を祈った。
法輪功に出会い喜ぶドイツの家族
学習者に出会って喜んだ家族 |
シュトゥットガルトから旅行に来たドイツ人夫婦とその娘は、学習者のブースを見つけて大変喜んだ。彼らは学習者と長時間にわたって話をした。夫は4年前に法輪功のことを知り、法輪功の創始者である李洪志先生の9日間の講義テープを聞き、それから学習を始めたと言った。
以前、彼の視力は30%しかなかったが、功法を修めてしばらくすると、視力が70%に回復した。医者は非常に驚き、それを奇跡だと感じた。そのため、彼は煉功を続ける決心をした。しかし、彼は法輪功の主要な書籍『轉法輪』を読んだことがなく、功法の実践だけでなく、学習者として煉功しなければならない他に、「真・善・忍」の原則に従ってどのように修めていくのか知らなかった。学習者から説明を受け、すぐに書店で『轉法輪』を購入すると言った。
娘も法輪功に非常に興味を持ち、学習者と精神的な深いレベルでの対話を楽しんでいた。妻はキリスト教徒だが、夫が法輪功を学習する信念を理解しているという。
最後に夫は、「学習者たちと出会い、深い交流ができたことに大変満足しています。法輪功を紹介して、中共による法輪功への迫害事実を伝えるための『情報デー』を開催する方法が非常に良いと思います」と話した。