吉林省舒蘭市の楊興理さん 不当判決3年6カ月が下る
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 【明慧日本2024年9月4日】吉林省舒蘭市の法輪功学習者・楊興理さんは、2023年7月に吉林市の駅前派出所の警官により連行され、吉林留置場に不当に拘禁された。今年8月中旬、楊さんは地元の裁判所により秘密裏に懲役3年6カ月の実刑を言い渡された。

 楊さんは、吉林市の管轄下にある舒蘭市吉舒鎮の出身で、法輪大法を修煉し始めてから、「真・善・忍」の教えに従って、日常生活の中で良い人間になることを心掛け、心身ともに恩恵を受けた。

 2023年5月25日、吉林省長春市の榆樹地域で楊さんは、法輪功迫害の事実(真相)を標語に書いたことで警察により連行され、留置場に10日間不当に拘留された。その後、家に戻った。

 2023年7月、楊さんは吉林市政府の前で、再び吉林市駅前派出所の警察に連行され、その後吉林留置場に不当に拘禁され、迫害を受けた。

 今年8月中旬、楊さんは地元の裁判所により秘密裏に3年6カ月の実刑を不当に言い渡され、すでに控訴している。警察が楊さんに対しでっち上げた全ての事件は、開廷を含め、楊さんの家族には一切通知しなかった。

 以前、楊さんは法輪大法の修煉を堅持したとして、中国共産党(以下、中共)の邪党によって何度も連行され、不当に拘禁され、強制労働を科され、精神病院に拘束された。そして、電気ブラシによる拷問を受け、生き延びるために長春市の榆樹地区に転居を余儀なくされた。その上、楊さんは不当に公職を解雇されたため生活が苦しくなり、精神的に大きなダメージを受け、一時は精神に異常をきたした。

 以下は、楊さんが吉林九台労働教養所で受けた迫害の一部である。

 2001年12月末から、吉林九台労働教養所の警察は「85%の転向率」を達成するために、直接的または囚人を利用して、電撃、暴行、過酷な労働、睡眠剥奪などの手段を用いて法輪功学習者(以下、学習者)を迫害した。2002年3月20日頃、吉林九台労働教養所の基建大隊で、楊さん、韓徳春さん、谷印東さん、劉杰さん、曹小さんを含む数十名の学習者が警察のオフィスに一人ずつ呼び出され、自分の信念を放棄するように強要された。しかし、放棄しない学習者は、電気棍棒、拳や蹴りによる暴行を受けた。

中共酷刑示意图:毒打

拷問のイメージ図:酷く殴打

 2008年、楊さんは再び連行され、吉林九台労働教養所に拘禁され、迫害を受けた。その間、連続した座板の強制(正座の姿勢で一日中、座らされ、少しでも姿勢を変えると体罰が課される)、暴行、針刺しなどの拷問を受けた。楊さんは次のように述べた。「強制的に転向させられたとき、悪人たちは毎日18時間連続で座板を強制し、さらに絶え間なく拳で殴り、足で蹴り、背中に針を刺し、食器を頭に逆さまに乗せて叩いた。これらの拷問により、夜は体を動かすのも困難だった」

'酷刑演示:针扎'

拷問の再現:針刺し

 中共は、常に自分を修めて修煉し、心性を向上することを目標にしている学習者に対して、25年間も残酷な迫害を続けており、善悪を混同させている。中共の警察は、学習者を不当に逮捕し、家宅侵入して私財を強奪し、多くの法輪功学習者とその家族に重大な被害を与えた。そしてまた、国家と国民にも大きな災難をもたらしている。

 「法輪功(ファールンゴン)」とは、法輪大法(ファールンダーファー)とも呼ばれ、「真・善・忍」の理念に基づく古来の心身修養法です。1992年に李洪志師父によって伝えられ、主著である『轉法輪』の道徳的な教えに加え、座禅を含む簡単でゆったりとした五つの動作を補助として、学習者は心身両面の向上を目指す。法輪大法を修煉することで家庭や社会に幸福と利益をもたらし、合法的なものである。

 法輪功学習者が正しい信念を堅持し、真相を伝えることは、単に被害者としての正義の追求だけでなく、社会正義の擁護や社会道徳の維持でもある。将来、法治国家として明らかになる時、学習者への迫害に関わったすべての人々は、未来には間違いなく正義の法廷で裁判を受け、生涯にわたる責任追及に直面することになるのである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/19/480996.html)
 
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