河北省の範書銀さん 法輪功を学んで懲役3年の不当判決
【明慧日本2024年9月8日】河北省保定市在住の法輪功学習者・範書銀さん(73歳女性)は、法輪功を実践したとして2023年12月21日、当局に懲役3年の不当判決と1万5000元の罰金を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2022年2月18日午前、範さんは、地元の市場で人に通報され、五堯郷派出所の警官らに連行された。警察は範さんに指紋採取、採血と書類への署名を強要した。範さんは数時間後に釈放された。
3月27日に、範さんは再び上記の警官らに連行され、自宅を家宅捜査された。彼らはプリンターとパソコンを押収し、ドアに飾られていた「福」と書かれた張り紙を破壊した。警官は範さんに約5種類の書類に署名するよう命じたが、範さんは拒否し、そのうち2枚を破り捨てた。警官は残りの3枚の書類を奪い返した。範さんは夕方に釈放された。
7月27日に、警官らは範さんの自宅を侵入し、範さんを高陽県検察庁に連行した。検察官は範さんに尋問し、法輪功の資料を配布したかどうか尋ねた。範さんは法輪功を実践することは法律に違反していないと答えた。警察はその日遅くに範さんを釈放し、1年間の保釈金を課した。
2023年8月23日、範さんは高陽県裁判所の命令で再び拘束された。
12月21日、範さんは地元の拘置所で裁判にかけられ、不当判決を受けた。