聞慶芳さんは河北省女子刑務所の迫害で障がいを負う
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 【明慧日本2024年9月10日】河北省遷安市の法輪功学習者(以下、学習者)・聞慶芳さん(58歳女性)は、遷安裁判所と唐山市中級裁判所から懲役3年の不当判決を受けた後、2023年12月17日に石家荘女子刑務所に送られた。刑務所で聞さんは、法輪功を信じ続けたため、警官や受刑者に残酷に殴られ、体があざだらけになって歩けなくなり、麻痺し、手や体の筋肉が萎縮した。 2025年7月31日に聞さんは拘禁期間が終わる。法輪功は心身共に健康をもたらし世界中の多くの人々に親しまれている気功修煉法です。

 2023年12月17日、聞さんは河北省女子刑務所第14監区に拘禁された。12月22日夜、聞さんは受刑者のバッジをつけなかったため、5人の受刑者に殴られた。その結果、歩けなくなり、這うしかできず、死にそうになった。さらに、聞さんの視力が低下した。聞さんは薬を拒否したため、警官の指示を受けた受刑者が食事に薬を混ぜた。その後、聞さんの手と体に筋肉の萎縮現象が現れた。

中共酷刑示意图:殴打

拷問のイメージ図:殴打

 聞さんは、遷安市都市農村建設局の職員である。1998年4月から聞さんは法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」の基準に従い、利益を求めず、トラブルの中で自分に向かって探し、明るくて心が広い人になった。そのうえ、乾癬、無気力などの頑固な病気から回復した。

 しかし、1999年7.20から、中国共産党(以下、中共)の江沢民グループは法輪功迫害を起こした。そのため、聞さんは当局に繰り返し連行され、拘禁された。

 2015年12月15日午前10時ごろ、聞さんは学習者・万永紅さん、周秀霞さん、劉小元さんと一緒に借家から警官に連行された。翌朝、4人は遷安市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の郭董生、梁学武などの警官によって唐山市第一留置場に送られた。しかし、入所の身体検査の結果、聞さんは、基準に達していないため釈放された。 帰宅後、聞さんは地元の警官、法曹関係者から繰り返し嫌がらせを受けた。

 2016年8月中旬、遷安市検察庁は聞さんを含む4人の学習者に対して、いわゆる「起訴状」を発布した。万永宏さん、周秀霞さん、劉小元さんの家族は弁護士を雇った。 遷安市裁判所の職員は聞さんの娘に電話をかけ、母親に裁判所へ「起訴状」を取りに行くように告げた。これを知った聞さんは、家を出ることを余儀なくされた。2019年3月19日、遷安市裁判所は万永紅さんに懲役4年、周秀霞さんと劉小元さんに懲役3年6カ月の判決を言い渡した。

 2022年8月1日、放浪生活余儀なくされた聞さんは、再び遷安市公安局の警官に連行された。 2023年4月27日と6月中旬の2回の裁判を経て、2023年7月、河北省遷安市裁判所からの刑事判決(2016)を受けた。懲役3年、罰金7000元の判決であった。聞さんはこの不当な判決を不服として河北省唐山市中級裁判所に控訴した。

 2023年9月5日、聞さんは遷安裁判所から「河北省唐山市中級裁判所刑事裁定書」(2023年)を受け取り、原判決維持という結果だった。

 同年12月17日、聞さんは石家荘女子刑務所に拘禁された。

 現在、「転向」しなかった聞さんは、障がいを負っているにもかかわらず、毎日、強制洗脳を行われているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/5/481581.html)
 
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