文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年9月13日】私は1998年に法輪大法の修煉を始めました。20年以上にわたる大法の修煉の中で、師父の慈悲深いご配慮のもとで、多くの奇跡が起こりました。ここで、私の父に起こった奇跡の一つを書き留め、大法の素晴らしさを証明し、皆さんと共有したいと思います。
ある日、仕事が終わって家に帰ると、妻が「お母さんが何か話したいことがあるって」と教えてくれました。両親は弟の家に住んでいるので、私がそちらに行くと父が「数日前から体調が悪く、病院で検査を受けた。明日、一緒に結果を聞きに行ってほしい」と言いました。私は「分かりました」と答えました。
翌日、私たちは病院に行って検査結果を持って、医者に見せました。医者は「検査結果では糖尿が出ており、糖尿病です。今日は薬を出しますので、試しに飲んでみてください。月曜日に再診します。食事の制限も必要です」と言いました。さらに、食べてはいけない食品についてもいろいろと説明してくれました。
帰り道に、父は「今回は厄介だ、これは一生続く病気だ」と言って、とても気が落ち込んでいました。その時、私は直ぐに師父の説法「患者にこの本を読んで聞かせ、患者がそれを受け入れられれば、病気は治るのです。しかし、業力の大きさの違う人に対して、効果も違ってきます」(『轉法輪』)を思い出しました。そこで、私は「明日、大法の本を父に読み聞かせてあげよう」と思いました。
翌日午前中、父に『轉法輪』の「病気治療の問題」を読み聞かせました。読み終わって、私は「どうでしたか?」と父に聞きました。「良いと思う。仰った通りだ」と父が答えました。
月曜に、父が病院に行って再診してもらうと、金曜日に再診結果を伝えると医者に言われました。金曜日に病院へ行く道すがら、父はとても心配しそうな顔をしていました。私は「大丈夫ですよ。もう糖尿病じゃないんだから」と慰めると父は「この病気が治るなんて聞いたことがない」と答えました。
病院で検査結果を再び医者に見せました。医者は驚いて「誤診したのか?」と呟いた。父が結果を医者に尋ねると「全て正常です。薬を飲み続け身体に十分気をつけてください」と答えました。
帰り道で、私は父に「病気を誰が治してくれたと思う? 医者? それとも師父?」と尋ねました。父は「師父が治してくださった」と答えました。私は「まだ薬を飲みますか?」と聞くと、父は「治ったのに、何のために」と言いました。
私たちは二人とも大きな笑みを浮かべました。