83歳の母に新しい歯が生えた
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文/吉林の大法弟子

 【明慧日本2021年8月3日】私の母は83歳です。先日、母が「新しい歯が生えてきた」と言い、念のために触ってみてくれと頼まれたので、触ってみると、確かに新しい歯が2本生えていました。

 そして、母はおでこも見せてくれて、髪の毛も生えてきたことを教えてくれました。よく見ると、白い髪の毛の中に黒い髪の毛が混じっていました。私は「本当にすごい! 慈悲深い師父のおかげですね」と言いました。母は手を合わせて敬意を表し、私と同じことを言いました。

 私は1997年に、勤務先の党書記から『轉法輪』をもらい、一気に読み終えました。お腹の中で法輪が回っているのを感じ、手のひらの中央でも法輪が回っているのを感じました。

 その後すぐに、母は私たちのコミュニティで大法を広めている修煉者から『轉法輪法解』を受け取りました。母はその一部を読みました。

 私は『轉法輪』を読み、いくつかのことを感じましたが、その時は修煉を始めませんでした。1999年に中国共産党が法輪大法を迫害し始めたので、本を隠していましたが、たまに取り出しては読んでいました。

 私は、本当の意味での修煉はしませんでしたが、大法の原理に基づいて行動していました。2012年に正式に大法の修煉を始めました。地元の数人の修煉者の助けを借りて、師の法を正す進展に追いつこうと努力しました。

 母に大法の迫害の実態を話したところ、共産党組織から脱退することに同意してくれました。しかし母は、私が大法について、話すことや聞くのを恐れていました。なぜなら、党がいかに邪悪で、法輪功学習者を迫害しているかを知っていたからです。

 母は40年以上も関節リウマチを患っていました。また、糖尿病や高血圧、脳卒中にも悩まされていました。季節の変わり目には、血管を柔らかくする注射をしなければなりませんでした。2年前、弟から電話があり、母が病気で病院に行かなければならないと言いました。

 私が到着したとき、母は家の玄関の前に立って、前を向いていました。母は目が見えないので、動くのを恐れていました。

 私は母を背負って車に乗せ、病院に向かいました。道中で私は母に「今、お母さんの面倒をみることができるのは師父だけです。『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心からの九文字を唱えてくださいね」と言いました。

 すると母は目を閉じて、心からの九文字を唱え始めました。病院では、血糖値が少し高かった以外は、基本的に全て正常であることがわかりました。

 それからは、母は大法が素晴らしいものだと信じるようになり、いつも心からの九文字を唱えていました。母は誰かに会うたびに、私を褒めるのです。私が50歳近くになっていても簡単に母を背負ったり、抱きかかえて動いたりできるから、すごいと皆に話すのです。

 その後、母は法輪功の第一式、第三式の煉功を半年間続けました。その結果、母の多くの病気、特に40年以上も患っていた関節リウマチの症状が消えました。夏には短パンが履けるようになり、血糖値や血圧も正常になっていました。母は、広州での師父の講義の録音も聞くようになりました。

 私の母は元々優しい人です。仏教を信じていて、困っている人がいたら助けてあげていました。いくつかの仏像にお布施をしたり、お香を焚いたりしていました。ある日、母が礼拝をしようとしたとき、お香の火花が、香炉から母の首に飛んできたのです。

 母はとても怒りました。「これはどういう事なの? お香を焚くのはいけないことなの?」。母はすべての仏像を撤去することにしました。

 2カ月ほど師父の説法録音を聞いていた母が、突然嘔吐したので、兄は医者に行くように言いました。母は「私は法輪大法を学んだのだから、病気になるわけがない」と答えました。

 甥が、母を病院に連れて行こうとしましたが、母は断固として拒否しました。その時80歳だった母が、痛みに耐えながらベッドに横たわっているのを見て、私は母の大法に対する信仰がどれほど強いものかその時は分かりませんでした。しかし、私は、まだ師が母の面倒を見てくださると信じていました。兄は医者を家に呼び、医者は母に点滴をしました。

 医者は、母にはいくつかの問題があり、早急に治療しなければならないと言いました。兄は心配して母に「あれを食べてはいけない、これを食べてはいけない」と言いました。

 しかし母は、兄に言われたことに耳を貸そうとはせず、ただ師父の教えに従ったのです。母は毎日、師父の説法録音を聞き「法輪大法は素晴らしい」といつも唱えていました。薬や注射をしなくても、母はすぐに元通りになりました。その後、私は兄にこの件をどう思うか尋ねてみました。

 兄は何も言わずに、頷いていました。その時兄は、大法の素晴らしさに気づいたのだと思いました。

 ある夜、母が寝ていると「起きて薬を飲みなさい」という声が聞こえました。目を開けても誰もいなかったので、母は再び眠りにつきました。

 すると、また声がして「早く起きて、心臓病の薬を飲みなさい」。母は、「何の薬だって? 私は病気じゃないよ! 病気じゃないのに、なんで薬を飲めというのかい?」と言って、また寝てしまいました。

 次の日、母は私にその話をしてくれました。私は「お母さん、それは別の次元の悪い生命だよ。あなたは80代だけど、体の状態はまだとても良いでしょう。それを聞いて受け入れてはいけません。師の説法録音を聞いて、薬を全部捨てた人もたくさんいますよ」と話しました。

 2番目の兄は、母が聞こえた声に惑わされて、間違った薬を飲んでしまうのではないかと心配して、薬を全部捨ててしまいました。それからの母の体調は、どんどん良くなっていきました。食べ物の量や、糖分を気にすることなく、あらゆる野菜や果物を食べていました。

 ある日母は、庭でつまずいて転んでしまい、起き上がれなくなってしまいました。家には叔母がいましたが、年老いていて母を抱きかかえることができませんでした。母は心の中で心からの九文字を唱え、師に助けを求めました。

 すると、目の前に2本の柱があり、ちょうど母の手が届く高さでした。そこで、母は柱を持って自分の体を引き上げました。しかし、実際には柱はなかったのです。

 数日前、母は少し違和感を感じたのでベッドに横になりました。食事もしたくなかったので、師の説法録音を聴いていました。すると突然、暗い影が家の中に入ってくるのが見えたのです。母はそれが悪いことだと思ったので、「出て行きなさい! 鞭で追い出しますよ!」と叫びました。すると、黒い影はすぐに消えてしまいました。

 母は師父の説法録音を聴き続け、心からの九文字を唱えました。数日後、母は正常に戻りました。

 師父は「一人が法を得れば、全家族が受益します」 [1]と説かれました。

 大法を修めるようになってから、私の親族が恩恵を受けた例はたくさんあります。私の家族のうち、十数人が師父の説法録音を聴いています。

 その中には、正式に修煉を始めた人もいます。法を得た家族を代表して、師に感謝致します。

 私は真面目に修煉して、三つのことをしっかりやります。そして、より多くの衆生が法を得て救われるように、あらゆる機会を捉えて真理を明らかにしていきたいと思います。合掌。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/5/415982.html)
 
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