安徽省77歳の楊毓萍さんに再度不当判決を下す
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 【明慧日本2024年9月13日】安徽省馬鞍山市花山区裁判所は今年8月、77歳の法輪功学習者・楊毓萍さんに対して、不当に懲役1年6カ月と5000元(約10万円)の罰金を科した。今回で、楊毓萍さんが中国共産党(以下、中共)に不当判決を宣告されたのは2度目である。

 楊さんは「真・善・忍」の理念を堅持したとして、これまで何度も中共の警官らに連行されて拘禁された。2013年以前には、労働教養3年を科されたこともある。2013年11月22日午前10時ごろ、当時66歳だった楊さんは、神韻のDVDを人に渡したため、馬鞍山市雨山区の警官に連行された。楊さんは馬鞍山市留置場に拘禁され、2014年に馬鞍山市裁判所で懲役3年を宣告された。楊さんは2017年11月に冤罪が晴れ、宿州刑務所から帰宅した。

 今年5月13日の夕方、楊さんは自宅の集合住宅の入口で、警官2人と地域の中共幹部2人によって連行され、その後不当に家宅捜索を受けた。身体検査の結果、白肺と診断されたため、楊さんは解放されて帰宅した。

 5月14日午前、楊さんはコミュニティの入り口で雨山区公安支局の4人の国家保安警察に阻止され、無理やり自宅に戻されて家宅捜索を受けた。公安局で不当に取り調べを受けた際、警官は楊さんに「法律の実施を妨害した罪」と言った。楊さんは「私はどの法律を破ったのですか? 私たちの国の憲法は、国民に信仰の自由、言論の自由を認めています。現在、法律の実施を本当に妨害しているのは江沢民であり、あなたたちは江鬼の命令に従っているだけで、法律を実行しているわけではありません。私は、あなたたちが最も気の毒だと思います。最終的には、あなたたちは替え玉にされるだけです」と言った。その後、楊さんは心臓病や高血圧が見つかり、その晩に解放されて帰宅した。

 6月13日、馬鞍山市花山検察院は、楊さんの自宅から『轉法輪』や法輪功迫害の真相資料が見つかったことを理由に、楊さんを不当に起訴した。花山検察院の検察官・胡晓波は、楊さんに罪を認めるかどうかを尋ねた。楊さんは「私は無罪です。法輪功を修煉することは無罪です。法輪大法を修煉することは合法です。私の行為はどの法律を破壊したのですか? もし真・善・忍を修め、人の道徳を高め、良い人間になることが罪であるなら、どのような人が無罪なのでしょうか?」と言った。胡晓波は言い返すことができず、急いで立ち去りながら「私はこの問題について議論しません」と言った。

 8月2日午前10時半、馬鞍山市花山区裁判所は、楊さんを不当に裁判し、審判官・朱玲玲は楊さんに罪を認めるかどうかを尋ねた。楊さんは「私は間違っていません。良い人間になることは間違いではありません。法輪功を修煉することは合法であり、罪ではありません」と伝えた。朱玲玲は再び壇上から降りてきて歩きながら「あなたは罪を認めないのですか?」と尋ねた。楊毓萍さんは「はい、私は無罪です!」と言った。その後、朱玲玲は楊さんに懲役1年6カ月と5000元の罰金を科した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

   (編集責任者:天源)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/9/481959.html)
 
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