【明慧日本2024年9月14日】ルーマニアの法輪功学習者(以下、学習者)は8月31日と9月1日、中部都市ブラショフと黒海沿岸のコスティネシュティを訪れ、地域の人々や観光客に法輪大法(法輪功ともいう)の素晴らしさを伝え、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を伝えた。多くの人々に歓迎された。
学習者は迫害の実態を伝え、署名活動を行なった(8月31日、ブラショフ) |
迫害停止を求める請願書に署名する人々(8月31日、ブラショフ) |
法輪功の学習はとても良いもの
コスティネシュティは観光都市であり、学習者は9月1日、ここでサラジから訪れた若者のグループに出会い、法輪功迫害の実態を伝える資料を配布した。彼らは法輪功に強い興味があると言った。ある若いカップルは、ルーマニアでの煉功場所について詳細を尋ねた。最も近い場所で学びたいと言う彼らは、法輪功の学習がとても良いものであり、特に若者にとって有益だと感じている。というのも現代の若者は常にスマートフォンを手放さないため、法輪功が強調する「真・善・忍」などの道徳的価値観が非常に重要と語った。
定年退職した2人の女性(うちの1人はマンガリア出身)は、法輪功がルーマニアで20年以上にわたって広められていることを知って驚いた。そして「(法輪功の)価値観が広められ、人々の精神が高められることは、最も素晴らしいことです」と語った。
ブラショフでの活動では、首都ブカレストから訪れた女性が足を止め、受け取った資料を読み、法輪功についてさらに詳しく知りたいと話した。そして「私は理解しました、法輪功は道徳に関わる功法です。この功法は広まった方がいいです。現代社会で人々と関わる中で、慈悲と寛容がとてもに必要とされています」と語った。
コスティネシュティで休暇を過ごしていたある女性は、以前にイタリアの友人を通じて法輪功を知り、迫害の実態も知っているという。そして「法輪功は素晴らしい功法です。真・善・忍を道徳の基準として、健康にも行動にも良い影響を与えます」という。ルーマニアでもこの功法が広まっていて嬉しく思うと述べ、多くの資料を読み、今起きていること、特に「学習者からの強制臓器収奪という悪行」についても知っていると述べた。彼女は立ち去る前に、ルーマニアの学習者たちの成功を祈った。
迫害は非常に醜悪
9月1日、ブラショフで迫害に反対する3種類の請願書に署名するアレクサンドル・ラザールさん(中央) |
ブラショフ出身の青年アレクサンドル・ラザールさんは、自ら迫害に反対する請願書に署名した。学習者が請願書の内容と中国での法輪功迫害について説明すると、ラザールさんは「請願書のタイトルを読んだ時、あまり多くの説明は必要ありませんでした。請願書の目的がすぐに理解できました。私たちは人々を救い、世界から共産主義を消滅する手助けになると思いました」と述べた。
コスティネシュティでの活動で、法輪功と中共による法輪功迫害の事実を初めて聞いた若者が、「中国の共産主義政権は実際に道徳を迫害し、法輪功の学習者とその支持者を迫害しています。これは非常に醜悪なことです」と語った。
法輪功の書籍『轉法輪』に興味を示す夫婦(8月31日、ブラショフ) |
ある夫婦は、海外で40年以上生活しており、今日はブラショフの故郷に戻り、親しい友人や家族を訪ねるという。夫妻は、アメリカでの法輪功の広まりや、中国での法輪功への迫害についても知っていた。アメリカにいる学習者の中国にいる家族も、同様に迫害を受けていることも知っていた。「あの青い表紙の本(『轉法輪』)はまだ買えますか?」と夫妻が聞くと、学習者は「本を購入することもできますし、法輪功のウェブサイトで無料で読むこともできます」と答えた。
学習者から贈られた蓮の花の飾りを手にする女性(コスティネシュティ) |