【明慧日本2024年9月15日】山東省棗荘市(そうそうし)在住の法輪功学習者・徐思強さん(55歳男性)は、法輪功を実践したことで、2024年7月下旬頃、当局に不当に審理された。最近、この情報を明慧ネットが報道した。徐さんの案件に関する詳しい状況はまだ調査中である。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2024年3月、徐さんは当局に不当に連行され、自宅を家宅捜索された。その後、徐さんは微山拘置所に拘禁された。
7月下旬頃に、徐さんの案件についての審理が行われた。徐さんに関する起訴、裁判、判決の詳細は明らかではない。
過去に受けた迫害
1999年7月のある日、徐さんは嶧城区(えきじょうく)警察の警官が徐さんの家に押し入り、法輪功の本と法輪功の創始者の肖像画を押収した。2人の警官は1カ月以上24時間徐さんを尾行した。徐さんは仕事に行く以外は外出を許されなかった。仕事場でも警官が徐さんを厳しく監視していたため、徐さんは仕事に集中できなかった。
12月、徐さんは法輪功の資料を配布したとして通報され連行された。徐さんは15日間拘留された。
2004年10月、嶧城区警察の610弁公室(この部門の唯一の役目は中国全土で法輪功を弾圧することである)は、法輪功学習者を一定数連行して労働収容所に送るというノルマを達成するために徐さんを再び連行した。警察は徐さんを地元の留置場に24日間拘留し、その間、徐さんは殴打され、暴言を受け、無給で重労働を強いられた。その後、徐さんは1年間の「裁判を待って保釈」され、5,000元の罰金が科された。徐さんが勤めた会社は3カ月間、徐さんの給料とボーナスの支給を停止した。
2010年11月に、棗荘市警察の警官は徐さんを職場で不当に連行し、自宅を家宅捜索した。彼らは徐さんの携帯電話、法輪功の書籍、法輪功の教えのビデオテープなどを押収した。派出所で尋問した後、徐さんは釈放されたが、1週間毎日派出所に出頭するよう命じられた。徐さんは毎朝8時に出頭しなければならず、午後6時まで帰宅は許されなかった。
その間、会社は徐さんを解雇すると脅し続けた。徐さんはストレスがたまり、眠ることも食べることもできなかった。徐さんは急速に体重が減り、髪は白髪になった。1週間後、徐さんの家族は徐さんを精神病院に送った。