スペインの青年「中共はどんな悪い事でもできる」
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 【明慧日本2024年9月14日】スペインの法輪功学習者(以下、学習者)は8月16日、南部のグラン・カナリア島ラスパルマス市中心のスペイン広場で、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の停止を求める署名活動を行った。活動拠点では、学習者が横断幕を広げ、市民に法輪功迫害に関する情報資料を配布した。通行人は中共の法輪功迫害の実態を知って驚き、迫害について詳しく尋ねた。

'图1~4:西班牙海岛民众签名支持法轮功。'
カナリア諸島ラスパルマス市での活動拠点で署名する人々

 スペイン広場は複数の商店街が連なり、近くには多くのカフェやレストランがあって、人通りが非常に多い場所で、市民はここでショッピングや散歩をするために家族や友人と訪れている。そのため、学習者はこの場所を選んで署名活動を行った。通りかかった市民や、観光客に法輪功の功法を実演し、法輪大法(法輪功ともいう)を紹介し、中国本土での中共による学習者への残酷な迫害の実態を伝えた。

 ラジオ局の職員「自分もこの迫害を制止するために少しでも力になりたい」

 当地のラジオ局の職員であるサミールさんは、近くで行われた政治イベントに参加した後、法輪功のブースに立ち寄った。彼は、横断幕や資料を読んで、法輪大法は仏教の修煉法であり、中共の専制独裁政権の下で25年間も迫害されていることを知った。

'图5:媒体工作者萨米尔(Samir)先生希望自己能为停止迫害尽一份力。'
ラジオ局の職員サミールさん

 特に「生体臓器バンク」の存在や臓器売買について知ったサミールさんは、「これはあまりにも衝撃的で、こんな邪な行為を聞いたことがありません」と言った。彼は迫害を止めるために自分も力を尽くしたいと思い、学習者に自分が勤めるラジオ局の番組内で法輪功についてのインタビューを企画することを約束した。また学習者を招待して、中国での中共による迫害や生体臓器収奪の問題について、さらに詳しく紹介すると話した。

 スペインの若者「中共はどんな悪い事でも出来る」

 若いカップルのブルーノさんとニコールさんは、パネル資料の前で立ち止まって読み、法輪功迫害の実態を学習者に聞いた。ブルーノさんは、法輪功迫害について初めて聞いたという。2人は中共の非人道的な迫害に憤りを覚え、非難を込めて署名をし、法輪功の反迫害を支持すると言った。

 ブルーノさんは、「このような透明性の欠けた独裁国家でこのようなことが起こるのは驚くことではない。中共はどんな悪い事でもする事ができる」と話した。

'图6:布鲁诺和妮格莱对中共这种灭绝人性的迫害表示愤慨和谴责。'
ブルーノさんとニコールさん

 通りかかった学生2人は、パネル資料の内容に引き寄せられ、中共による法輪功団体への迫害の深刻さを懸念した。署名した後、「迫害を終わらせるための署名は、正義のある行動であり、満足しています」と言った。

 中国系の女性「法輪功への迫害は許されない 必ず停止しなければならない」

 18歳の中国系のアウローラさんは、3歳のときにスペインの夫婦に養子として迎えられた。彼女は学習者から渡された資料を受け取ったが、法輪功への迫害について知らなかったという。状況を知った後、彼女は署名して法輪功を支持すると言った。そして「迫害は私にとっては遠い話ですが、法輪功への迫害は許されないものであり、必ず停止しなければなりません」と述べた。

'图7:华裔女孩阿罗拉:“迫害虽然离我很遥远,但是迫害法轮功是不允许的,必须制止。”'
署名する
中国系のアウローラさん

 別れを告げる際に彼女は、「学業を終えた後、中国に行って自分のルーツを探し、中国文化を学びたいです」と話した。彼女は、学習者がこれらの重要な情報を教えてくれたことに感謝した。

 年配者「法輪功の学習者の勇気と努力に敬服する」

 フランコさん(84歳)は車椅子に乗ってパネル資料の前に立ち止まり、生体臓器収奪に関する真実の実態にショックを受けた。静かに情報を読みながら、深く考え込んでいた。彼は「これらの内容を見て、自分の感情を表現する言葉が見つかりません。私はスペインの戦争や独裁の時代を経験しましたが、中共のような残忍で悪意のある独裁者については聞いたことがありません。全く聞いたことがないです」と述べた。

'图8:经历过西班牙的战争和独裁时期的弗朗格先生说:“像中共这样残忍恶毒的独裁者,简直闻所未闻!”'
フランコさん

 フランコさんは署名し、別れを告げる際に「学習者が中共の迫害を明らかにする勇気と努力に敬服しています」と話した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/8/481700.html)
 
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