【明慧日本2024年9月18日】湖北省鍾祥市(しょうしょうし)の盧朝秀さん(76歳女性)は、2024年8月6日に自宅で再び当局に連行された。警官は2日以内に盧さんを釈放すると盧さんの夫と約束したが、この記事の執筆時点では、盧さんが拘禁された場所は不明である。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2022年、盧さんは法輪功迫害の事実に関する資料を配布したとして通報され、不当に連行された。宜城市警察は2022年6月23日に盧さんを保釈した。
2023年12月6日、胡集派出所の警官らは盧さんを尋問のために召喚した。盧さんはその後帰宅を許可された。
2024年3月1日、宜城市裁判所は盧さんの裁判を行い、刑務所外で3年間服役する判決を下した。
盧さんの夫・鄧桂林さんは、盧さんの監視を命じられた。鄧さんは、盧さんに法輪功の本を勉強する代わりに毎日テレビを見るように強制した。鄧さんはまた、盧さんが一人で外出したり、地元の他の法輪功学習者と連絡を取ることを許可しなかった。盧さんが逆らうと、鄧さんは盧さんを殴った。
2024年8月6日、数人の警官が盧さんの自宅に現れた。警官は2日以内に盧さんを家に連れ帰ると鄧さんと約束したが、そうしなかった。
過去に受けた迫害
2000年1月、大峪口警察の2人の警官は盧さんの自宅に侵入し、家宅捜索した。彼らは盧さんの法輪功の本をすべて押収し、盧さんを派出所に1日拘留した。そして盧さんの夫である鄧さんを脅し、盧さんの行動をすべて監視するように命じ、さもなければ給料を停止するとした。
2001年の春節中、盧さんは親戚を訪ねたが、鄧さんの上司は、鄧さんに盧さんの親戚の家を全て探させた。
2004年6月、警官は盧さんを洗脳班に連れて行き、1カ月間そこに留めた。盧さんは法輪功を中傷するテレビ番組を見るよう強制され、法輪功を放棄する声明を書くよう命じられた。盧さんが拒否すると、盧さんは拷問を受け、睡眠を奪われた。
2006年、盧さんは市場で法輪功について誰かと話していたと通報され、再び連行された。すぐに胡集派出所の警官数人が到着し、盧さんを殴打した。彼らは彼女を警察署に連れて行き、虎のベンチに拘束した。彼らは盧さんの足を激しく蹴り、盧さんの靴が壊れるほどだった。