広東省 6人が法輪功の学習を理由に裁判
【明慧日本2024年9月18日】広東省梅州市(ばいしゅうし)在住の6人の法輪功学習者(以下、学習者)は、法輪功の学習を理由として、2024年9月12日に梅県区裁判所で裁判を受ける。6人とは、曽秀瓊さん、謝国芬さん、張桃鳳さん、李利珍さん、劉梅芬さん、黄淑珍さんで、6人全員が不当拘禁されることになった(劉さんは保釈中)。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
経緯
2024年4月17日午後2時頃、梅県区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と程江鎮派出所の警官13人が、曾さんの自宅から合計8人の学習者を連行した(曾さんと謝さんも含む)。警官らは曾さんの法輪功の書籍と法輪功創始者の肖像画、謝さんの家から現金数千元を押収した。
その警官らは同日、張さんと劉さんのそれぞれの自宅に侵入した。そして張さんのコンピュータ、プリンター、法輪功創始者の肖像画を持ち去った。劉さんのコンピュータと法輪功の書籍も押収されたが、劉さんは癌と診断されていたため、劉さんは連行しなかった。
曾さんの自宅にいた別の学習者6人は後に釈放され、起訴は免れた。このうち范来英さんと劉碧清さんは、高齢と体調不良を理由に翌日釈放された。鄒秀芬さん、曾喜珍さん、劉海雄さん、何新蘭さんはそれぞれ15日間拘留され、5月3日に釈放された。
張さん、曾秀瓊さん、謝さんは梅県区城東鎮竹陽村の拘置所に拘禁された。彼らに関する詳しい状況はまだ調査中である。
李さんは2024年5月中旬に不当連行され、城東拘置所に拘禁されている。黄さんに関する情報の詳細はまだ明らかになっていない。