黒竜江省の宋暁華さんに不当な裁判

 

　【明慧日本2024年9月23日】黒竜江省ハルビン市在住の宋暁華さん（74歳女性）は、法輪功について人々に話したとして通報され、3月11日に連行された。宋さんはハルビン市第二拘置所に拘禁された。地元の裁判所は8月22日、拘置所で宋さんの案件のオンライン審理を行った。宋さんの案件に関するその他の詳細は明らかではない。

　法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。宋さんは1996年8月に法輪功を始めた。気管炎、肛門裂傷、胃病、関節炎など、宋さんの多くの病気がすぐに消えた。夫との緊張した関係も好転した。

　1999年7月に中国共産党が法輪功を迫害し始めた後、宋さんは控訴のため北京へ向かったが、北京のハルビン市連絡事務所の私服警官に連れ戻された。宋さんはハルビンに連行され、64日間拘禁された。

　2001年1月20日、地元の村政府の職員が宋さんを騙して洗脳班へ連れて行った。警官はプラスチックパイプで宋さんを殴り、手錠をかけて吊るした。夕方には、暖房のない部屋に午前2時まで立たせた。宋さんは恐怖で食事がとれなかったため、警官は宋さんに無理やり食事を与えた。虐待の結果、宋さんはひどい腰痛に苦しみ、まっすぐ立つことができなかった。

　2004年2月28日の夕方、警官の一団が再び宋さんの自宅に押し入り、法輪功をまだ実践しているか尋ねた。彼らは、もし放棄したならすぐに立ち去るが、まだ実践しているなら連行すると告げた。宋さんが信仰を放棄しないことを確認すると、警官たちは宋さんを双城市拘置所に連行した。宋さんは5日間ハンガーストライキを行い、釈放された。

　7月に宋さんの自宅を訪れ、一緒に来るように命じた。徐さんはまず理由も言わずに宋さんを葬儀場に連れて行き、その後、3日間洗脳班に拘留した。

　その後も、地元の警察と政府当局は宋さんを時折嫌がらせし続け、法輪功を放棄する声明書に署名するよう命じた。宋さんとその家族は恐怖の中で暮らし、大きな圧力を受けていた。