【明慧日本2024年9月23日】山東省臨沂市(りんぎし)在住の法輪功学習者・李孝梅さん(女性)は、法輪功を実践したとして山東省女子刑務所に不当に拘禁された。最近、明慧ネットによってこの情報が確認された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2021年1月19日に、李さんは、市場で法輪功の資料を配布したとして通報され、連行された。沂水県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、馬站鎮派出所、沙溝鎮派出所の警官らが李さんの自宅を家宅捜索し、李さんを馬站鎮派出所に連行した。その後、李さんに対する逮捕が正式に許可された。警察は李さんを臨沂市拘置所に移送しようとしたが、李さんの健康状態が悪いため入所を拒否された。李さんは1月21日に保釈された。
数カ月後の7月1日、10人以上の地方政府職員が李さんの家に侵入し、法輪功を放棄するよう命じた。李さんは拒否し、警察は李さんの案件を沂南県検察庁に提出した。
2021年8月9日、検察庁の人員は李さんに電話をかけ、信仰を放棄することを拒否した場合は起訴し、案件を沂南県裁判所に送ると脅した。李さんは再び拒否した。
2022年8月1日、李さんに対する逮捕が許可された。知的障害があり母親の世話を必要とする李さんの娘は、李さんと一緒に地元の洗脳班に連れて行かれた。李さんは信仰を貫き、数日後に釈放された。
8月23日、李さんは沙溝鎮派出所の警官に再び連行された。沂南県裁判所は、李さんに懲役3年の不当判決(別の報道では懲役4年)と3万元の罰金を言い渡した。裁判長は、罰金を払えば刑務所外で服役することを許可すると述べた。李さんは法輪功の修煉は法律を犯していないため、罰金は支払わなかった。裁判官は発言を撤回し、李さんの帰宅を許可した。しかし、地元政府と警察は自宅で李さんへの嫌がらせを続けた。
2024年6月初旬、警官らは再び李さんを連行した。高血圧のため、李さんは釈放された。
6月23日に馬站鎮派出所の再び李さんを連行した。李さんの娘の世話を見てくれる人もいなかった。李さんが山東省女子刑務所に移送されたことが最近判明した。
過去に受けた迫害
1999年11月21日、李さんと他の地元の学習者数人が当局に連行され、残酷な拷問を受けた。学習者を虐待するために、徐以林、徐茂偉、蘇桂明、紀玉強、陸尽河、段宝亮らは、20人以上の地元民を募集し、彼らの手先になった。
彼らは学習者たちの下着を剥ぎ取り、伸ばした手足にレンガを乗せて冷たいセメントの床に座らせた。学習者はレンガを手足に乗せたままにしなかったり、法輪功の創始者を罵ることを拒否したりする者は、蹴られたり殴られたりした。
2011年11月1日に、沂水県国保と沙溝鎮派出所の警官が李さんの自宅に押し入り、李さんを連行した。80歳近い李さんの父親も自宅で連行された。父親は後に釈放されたが、李さんは強制労働の刑期を言い渡されたが、刑期は不明である。
2016年12月25日に、李さんは自宅で沙溝鎮派出所の警官らに連行された。警察は自宅で李さんをいわゆる有罪にできる証拠を見つけられず、午後に李さんを釈放した。
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