【明慧日本2024年9月24日】遼寧省凌海(りょうかい)市の法輪功学習者(以下、学習者)・楊学平さん(女性)は、2023年12月5日、同市白台子集市(農村や地方都市の一定の場所に露店を設けて定期的に品物を売買する市場)で中国共産党による法輪功への迫害の事実を人々に伝えた後、警官に連行され、自宅を家宅捜索された。その後、楊さんは錦州市留置場に送られた。今年4月、凌海裁判所から2年の不当な判決を宣告された楊さんは、現在は遼寧省女子刑務所に拘禁されている。
楊さんは以前、露店市場でよく商品を売っていたため、重いリュウマチ、頭痛、めまいなどを患っていた。1996年に法輪功を学び始めた楊さんは、真・善・忍を基準とし、より良い人なるように努力した。すると病気が完治し、健康になり、より優しく誠実で寛容になることが出来た。家では良い嫁、良い妻、良い母親になり、社会で認められるいい人になった。
明慧ネットの統計資料によると、凌海市裁判所は近年、中国共産党による学習者への迫害に追随して、2022年と2023年の2年間に少なくとも47人の学習者とその家族に不当判決を下した。
今年1月26日、凌海市裁判所は北鎮の学習者3人に不当に判決を言い渡した。程海軍さんは懲役1年8カ月、朱成芝さんは懲役1年4カ月、肖中江さんは懲役6カ月の判決を受けた。
今年4月11日、錦州市の王志霞さん(73)と張秀琴さんは、それぞれ凌海市裁判所から裁判にかけられた。そして、王さんは不当判決1年3カ月の判決を受けた。張さんは5月10日、裁判所に懲役6年、罰金1万2000元の判決を言い渡された。
錦州市の80歳の学習者・王桂霞さんは、疫病から避けられる方法を人に話したとして、2022年9月25日、錦州市公安局凌河分局の石橋子派出所の警官に連行された。その後、「保釈」で帰宅した。今年4月初旬、王さんは錦州市管轄の凌海市裁判所から懲役1年3カ月の判決を受けたことがわかった。
錦州市義県の学習者・秦書海さんと劉玉蘭さんは、今年1月18日、法輪功が迫害されている事実が載っているカレンダーを配布したとして、義県公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の巡回の警官に連行され、拘束された。その後、濡れ衣を着せられ、秦さんは錦州市管轄の凌海市裁判所に懲役2年2カ月、罰金4000元、劉さん(76)は裁判所に懲役2年、罰金4000元の判決を言い渡された。