灌食・注射された賀祥姑さんは植物人間に、目撃者が証言
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 【明慧日本2024年9月25日】(湖南省=明慧記者)湖南省長沙市の法輪功学習者・賀祥姑さん(63)は2021年5月16日、自宅から警官に不当に連行され、長沙市第四留置場に拘禁された。同年7月3日、警官は突然、賀さんが病院で昏睡状態にあると家族に知らせた。それから3年以上が経過したが、賀さんの容態は依然として不明である。その年、留置場で拘禁された1カ月半の間、賀さんはどんな経験をしたのだろうか?

 賀さんは、湖南省母子保健病院の元外来手術室看護師で、1998年に法輪功を学び始めた。中国共産党(以下、中共)が法輪功を迫害した後、賀さんは真・善・忍の信念を貫いたとして何度も中共の関係者に連行され、4回も労働教養を強いられ、精神病院に3回閉じ込められたことがある。また、長期にわたって出勤を許されず、給料と保険が停止され、離婚を余儀なくされた。

'贺祥姑'

賀祥姑さん

 2023年春、賀さんと同時に102号監房に拘禁されていたAさんは、2021年6月に賀さんが留置場で残酷な拷問を受けたときに目撃したことを語った。紆余曲折を経て、2024年9月の今日、ようやく以下を公表することができた。

'贺祥姑仍处于深度昏迷状态'

昏睡状態の賀さん

 「当時、医師と警官は一日に2回私たちの監房に来ていて、少なくとも毎回警官は4、5人来ていました。彼らが来るやいなや、私たち全員を追い出し、賀さん一人を監房に残しました。私たちは外で賀さんの悲鳴を聞き、時々何人かが覗き込んで、警官が賀さんを押さえつけ、灌食や注射をしているのを見ました」

 「賀さんは何度もこのように強制灌食と注射を受けました。終わるたびに私たちが監房に入ると、賀さんが小さな椅子に座り、両手でベッドの脇を持ち、ベッドにもたれかかってゆっくりと立ち上がり、歩くのがとても遅く、トイレに行くときは誰かに支えてもらって歩いているのを見ました」

 「その後、警官は私たちが覗くことを禁じました。そして、賀さんの悲鳴は聞こえなくなりました。歩くのもトイレに行くのも、2人で支えなければならず、賀さんはもう力がなく、頷いたり首を振ったりするだけで、もう何も話しませんでした」

 「ある日、警官らが彼女を抱えて連れ出しました。賀さんはもう足を上げることができなくなっているのが分かりました。警官らは彼女を抱え上げ、引きずっていました。その日以来、賀さんは監独に戻ることはありませんでした」

 賀さんが植物人間になるまで迫害されたことを知ったとき、Aさんはショックを受け、「それは本当ですか!」と涙を浮かべながらこう言った。「あんなにいい人で、きれいで心優しい人だったのに、そうですか、植物人間になった賀さんは再び監房に戻ることができなかったのですね」

 3年以上が経過したが、賀さんの消息は不明である。一部の情報筋によると、賀さんは迫害され、亡くなったという。この情報はまだ確認されていない。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/22/483182.html)
 
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