【明慧日本2024年9月26日】ルーマニアの法輪功学習者(以下、学習者)は9月14日、第二の都市ブラショフを訪れ、地元の住民と観光客に、法輪大法の美しさを伝えた。ブースで学習者は、山間の町を通る人々に法輪功の煉功動作を披露した。学習者は法輪大法の精神修養法を紹介し、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害を阻止するための請願書に署名を呼びかけた。
多くのルーマニア人は法輪功(法輪大法)と「真・善・忍」の価値観を強く支持した。中には、法輪大法が現代社会を悩ませている問題の解決策になるかもしれないと話す人もいた。
学習者が9月14日にブラショフで通行人にチラシを配布
「法輪大法は私たちに考える事と自由になることを教えてくれます」
ガブリエル・プロボテアヌ氏は、法輪大法は「精神と身体を向上させ、思考力を高める煉功であり、無料で教えてくれる」と語った
ピアトラ・ネアムツ出身のガブリエル・プロボテアヌさんはブラショフを訪れていたとき、法輪大法のブースに立ち寄った。ブース近くの横断幕の情報や学習者が配っていたチラシを読んで、その価値を認識したと語った。
「これは私が長年知っていることです。精神と身体を向上させ、思考力を与えてくれる煉功です。自由になることを教えてくれます」と彼は言った。学習者の煉功音楽のメロディーに馴染みがあると話した。「私は(法輪大法について)長年知っていましたが、馴染みのある音楽を聞いたとき、感動しました」
ガブリエル氏は、法輪大法が説く「真・善・忍」という価値観に非常に共感し、これらの価値観は人間がどう生きるべきかという自身の考えと共鳴するものだと語った。また、現代社会は「これらの原則を非常に必要としている」とも述べた。同氏は、学習者たちに、努力してこれらの肯定的な価値観を広め続けるよう励ました。「一滴一滴が川となり、私たちの力と心の魂を一つにします。私たち全員を取り囲む善と善良の川を作りましょう。神が私たち全員を助けてくださいますように」と話した。
彼は帰る前に、学習者たちの3つの請願書に署名した。1つはルーマニア政府に迫害に抗議するよう求める請願書、もう1つはG7+7諸国に中共の残虐行為を止めるために団結するように求める請願書、そして最後の1つは中共の数々の人権侵害を非難する請願書だった。
「誰もが法輪大法の原理に従うことを決意すべきです」
オヴィディウ・ジョージ・ボアンギウ氏は長年にわたり法輪大法について研究し、迫害を止めるために署名したいと考えていた
ブラショフ出身のオヴィディウ・ジョージ・ボヤンジュ氏は、法輪大法を理解するために、長年にわたり体系的に情報収集してきた人物の一人だ。同氏は過去25年間、中共の弾圧下にある中国の学習者の状況を把握してきた。「私は以前から(大法学習者と)接触しており、本当にたくさんの本を読んできました。中国で起こっているすべてのことを、これらの人々とともに変えていきたいと思っています」と同氏は語った。
彼は署名することで支持を表明するために立ち寄った。「今日までにもっと多くのことが解決されることを期待していた」と彼は語った。彼は中国共産党政権と対峙することの難しさについて懸念を表明したが、国際世論が最終的に中共の思想的支配に対抗できるほど強くなることも望んでいる。
オヴィディウ氏は、法輪大法がもたらす普遍的な価値を尊重することが不可欠だと考えている。なぜなら、それが社会に利益をもたらすと信じているからだ。「真・善・忍の価値は日常生活で実践する必要があり、誰もがそうすることを決意し、それを活用するべきだ」とオヴィディウ氏は語った。
学習者に対し、彼はこう言った。「皆さんが始めたことを継続し、うまくいけば何か解決できると思います。状況が改善することを願っています」
「法輪功は個人と社会に恩恵をもたらします」
バルブ・アンドレアス・ミハイさんが請願書に署名する
バルブ・アンドレアス・ミハイさんは3つの嘆願書に署名するために立ち寄り、署名した理由を語った。彼は「ブースでは、特に音楽に惹かれました。しかし、ブース自体も鮮やかな色彩です。風にたなびく2つの旗は独特です。この迫害は無意味に思えます。法輪功の修煉は、自分自身と社会の発展に大いに役立ちます。人々が穏やかになり、これらの価値観を尊重し、文化が発展するからです」と語った。
ミハイ氏は、学習者たちが掲げる原則の重要性を強調した。「法輪大法の価値観、特に真実は、互いに正直になることで実践できます。一方、思いやりと愛は長期的な関係を築く上で非常に重要です。寛容になることは非常に重要で、私たち全員が互いに寛容になり、思いやりを持ち、互いに正直になれば、とても良い社会になるでしょう」
彼はまた、抑圧に直面しても信念を貫こうとする学習者たちの努力を称賛し、法輪大法は社会の多くの問題を解決できると語った。「この世界には、このような崇高な目的のために『抗議する』皆さんのような人がもっと必要です。皆がそうであれば、多くのことが変わるでしょう」と彼は結論付けた。
「世界中の学習者たちの幸運を祈ります」
ラドゥ・ドリレアさん:「このような活動に参加する思いやりのある人々がいることを嬉しく思います」
ラドゥ・ドリレアさんはブースの前を通りかかったとき、煉功の音楽と、学習者たちが掲げた「真・善・忍」の価値観に惹かれた。彼は「これは役に立つ活動だと思いました。特に私自身が誰かを助けることができると思いました」と語った。
法輪大法の真・善・忍の原則について知った後、ラドゥさんは、これらは社会で人々がうまくやっていくために不可欠な価値観であると話した。「常に真実の核心が必要です。倫理的、道徳的観点から『真実を持たないことは』決して正しくありません。真実を語れば、心にあることをすべて語ることになります。そうすれば、あなたは正義があり、善良で、心の豊かな人だと見なされます。寛容は多くの人が持つべき特性です。なぜなら、私たちが他人に対してもっと寛容になれば、お互いを助け合うことができるからです。私たちがお互いに対してもっと優しく寛容になれば、お互いを本当に理解できるでしょう。他の人と接する際には、愛と慈悲心が常に必要です、それは確かです」と彼は話した。
ラドゥさんは、ブラショフで学習者が法輪功が迫害されている事実を伝え、中共の迫害を停止する活動が世界中で行われていることを知り、学習者たちの請願書にも署名した。「(これらの請願書は)こうした価値観を信じる人々への迫害を止めるためのものです」ラドゥさんは「幸運を祈ります。学習者の皆さんの幸運を祈ります。このような活動に携わる思いやりのある人々がいることを嬉しく思います」