【明慧日本2024年9月28日】北京市在住の法輪功学習者・陳淑平さん(64歳女性)は、法輪功を実践したとして当局に懲役1年6カ月の不当判決を言い渡された。最近、明慧ネットによってこの情報が確認された。陳さんの家族は2023年11月から陳さんと連絡が取れなくなった。陳さんの案件について、さらなる情報を求めている。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
陳さんはかつて保険会社で働いていた。2005年に子宮摘出手術を受けた後、免疫力の低下、高血圧、めまい、手足の衰弱に悩まされた。陳さんはさまざまな薬を試したが、あまり改善が見られなかった。陳さんは同僚の勧めで2006年9月に法輪功を実践し始め、健康になった。地元警察は、陳さんが法輪功を実践していることを知った後、特に法輪功に関連する大きな祝日や記念日には、陳さんを定期的に嫌がらせし、監視した。
過去に受けた迫害
2008年5月7日午後10 時頃、通州警察の4人の警官は陳さんの自宅を捜索し、次渠区派出所に連行した。陳さんは翌日、4日間の拘留を受けるため喬荘拘置所に移送された。
7月に、陳さんは再び連行され、喬荘拘置所に拘留された。拘留中、警察は陳さんを尋問した。
9月2日午前11時、通州警察の3人が陳さんの自宅に押し入り、喬荘拘置所に連行した。翌日、陳さんは2年間の強制労働を言い渡された。警察はまず陳さんを大興派遣センターに連行し、その後、北京女子労働収容所に移送した。
労働収容所では、陳さんは長時間動かずに立ったり、小さな椅子に座ったりさせられたり、睡眠を奪われたり、法輪功を中傷する記事を読まされた。10月以降、看守たちは綿棒や紙箱作り、お茶や緑豆、おもちゃの包装、トウモロコシやピーナッツの栽培など、無給労働を陳さんに強制した。肉体的、精神的苦痛により、陳さんの健康は急速に悪化した。