吉林省の住民7人が同日に不当連行、3人は依然拘禁
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年10月2日】 吉林省東豊県在住の7人の法輪功学習者・于立秋さん(60代女性)、于平さん(60代女性)、董玉素さん、岳春霞さん、董玉芹さん、董玉豊さん、朱德艶さん(56歳女性)は、2024年8月8日午後7時30分頃、同じく学習者・劉殿珠さんの家で一緒に法輪功の教えを学んでいた。その時、20人を超える警官が劉さんの自宅に押し入り、劉さんを除く7人の学習者全員が連行された。その後、 警察は学習者の家をすべて家宅捜索し、法輪功の書籍、法輪功の創始者の写真、パソコン、その他の私物を押収した。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 不当連行された学習者のうち、岳さんは15日間の行政拘留処分を受け、釈放された。董玉琴さんは体調不良のため拘留所への入所が認められず保釈された。董玉峰さんは7日間拘留されたが、拘留中に体調を崩したため保釈された。董玉素さんも保釈されたが、拘留中に全身浮腫を発症し呼吸困難になったため入院している。

 于平さんは15日間の行政拘留処分を受けた。拘留期間が満了すると、東豊県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)は釈放する代わりに、于さんを刑事拘留し、遼源市拘置所に移送した。他の2人の学習者、朱さんと于立秋さんも同所に拘禁されている。

 2024年6月21日、この事件に無関係のもう1人の学習者・張秀芳さん(63歳前後)も遼源市拘置所に拘禁されている。張さん、于平さん、朱さん、于立秋さんは龍山区裁判所で裁判を受けていると報じられているが、案件の詳細は明らかではない。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/12/482051.html)
 
関連文章