スウェーデンのノーベル博物館前で、中国人は迫害の実態を知る
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 【明慧日本2024年10月2日】(明慧ストックホルム記者・何平)2024年9月のスウェーデンの首都ストックホルムは、穏やかで過ごしやすい天候に恵まれ、世界中から大勢の観光客が訪れている。法輪功学習者(以下、学習者)は毎週の金曜日と土曜日の午後にノーベル博物館前でブースを設け、法輪功が迫害されている実態を伝え、功法の実演も行い、多くの市民と観光客から注目されて好評を博した。

 迫害の実態を知った人々は次々と迫害を停止するための署名をし、支持した。中国本土からやってきた観光客は、「中国人が早く目を覚まし、中国共産党(以下、中共)が一日も早く崩壊し滅びることを願います!」と話した。

图1:二零二四年九月份每周五和周六两天的下午,法轮功学员在斯德哥尔摩诺贝尔博物馆前向民众演示法轮功五套功法,举办讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>活动。
ストックホルムのノーベル博物館前で迫害の実態を伝える学習者

 

 

图2~3:许多人明真相后对功法感兴趣,当场学炼功动作。
功法に興味を持ち、その場で煉功動作を学び始める市民の姿

 賑やかな博物館前の小さな広場では、法輪功の優美な音楽と平和で穏やかな煉功の風景、および人目を引く横断幕やパネル資料が、人々の注目を集めた。人々は積極的に資料を受け取り、パネル資料を見たり、学習者と会話を交わしたりして、功法に興味を持ち、その場で煉功動作を学び始める人も少なくなかった。

 

图4~5:许多游客主动接到学员派送的真相传单后,在现场就认真的阅读。
学習者から資料を受け取り、多くの観光客はその場で読み始めた

 中共が法輪功への迫害を続けていること、およびそれによる生体臓器収奪の事実を知った人々は、驚きと憤りを覚え、中共の残虐行為を非難した。中には、多くの中国人観光客もいた。

 中国本土の観光客、自国民に早く目覚めるよう呼びかける

 9月13日、中国本土から来た70代の老夫婦が活動の場を通りかかり、興奮した様子で学習者の方に歩いてきて、こう称賛した。「君たちは素晴らしいことをしている! これら(法輪功への迫害の実態)は全世界に伝えるべきだ。中共は長く続かない。遅かれ早かれおしまいになる。実は多くの中国人は心の中ではよく分かっている。建国以来、中共はずっと国民に危害を加えてきて、良いことを何一つしてこなかったのだ」

 老夫婦は中国本土から来た観光客で、すでにフィンランドで三退を行ったという。老婦人は中共の邪悪さを見抜いたと言い、「おばあさんである私がウィチャットでちょっとした本当のことを言っただけで、アカウントが何度も停止されました。しかし、私の口を封じることはありえません」と話した。

 彼女はこう続けた。「私たちは中共のプロパガンダを全く信じません。国内の多くの人が中共による法輪功への迫害を知っている。その『天安門焼身自殺』は嘘です。今、人々ははっきりと分かってきました。多くの事実が証明してくれたように、中共は残忍な殺人を犯し続けてきたならず者政府以外の何物でもありません」

 老婦人は次のようなことも言った。中共は長い間中国人を洗脳し、党文化で人々を「小粉紅」に育て上げて、正常な人の良識を持たず、良し悪しを区別できず、言動もすべて人間の正常な状態ではなくなった。老夫婦は、中共こそが現在の中国社会の道徳的堕落をもたらした根源であると考えているという。彼らは、中国人が一日も早く目覚め、滅びていく中共の副葬品にならないことを願っていると話した。

 

 

图6~8:法轮功学员在诺贝尔博物馆前举办的真相活动中,面对面向世界各地游客讲述法轮功真相。华人连连称赞“太棒了!”
学習者は世界各国から来た観光客に法輪功への迫害の実態を面と向かって伝え、中国人は何度も「素晴らしい!」と賞賛した

 中国本土の人々 中国共産党の一刻も早い解体と滅亡を望んでいる

 中国本土から来た中年夫婦がパネル資料を見て写真を撮っていた。学習者が近寄って迫害の実態を伝えると、女性も積極的に会話に乗り、こう話した。「私はよくネット封鎖を突破して外の情報を見ています。国内の何かもが素晴らしいというフェイクニュースは見たくないのです。あの『天安門焼身自殺』は中共が法輪功を迫害するために演出した偽ニュースであることをずっと前から知っていました。その中共の恥ずべき行為をここで公に明らかにするあなたたちの勇気に敬服します。本当に心強く感じました。皆さんは素晴らしいです!」

 彼女はまた、ずっと前に大紀元のウェブサイトで、所属していた中共の組織からの脱退声明を出したと学習者に伝えた。

 彼女が延々としゃべり続けているのを見て、ご主人は彼女を連れて行こうとしたが、彼女は夫にこう言った。「彼女たちは法輪功学習者ですよ。やっと会えたのだから、じっくり会話を交わしたい」

 そこで彼女はこう続けた。「中共は法輪功を迫害するだけでなく、ここ数年国民をも苦しめてきました! 中共ウイルスによるロックダウンの間、私たちはみな家に閉じ込められて、食料がなくなっても外出を許されず、餓死しても誰も気にしませんでした。そして、国内の不動産も近年、多くの人を陥れひどい目に遭わせました。私の友人の数人はローンを組んで建築中の分譲住宅を購入しましたが、住めないまま、毎月ローンを返さなければならず、訴えるところもありません! 今、皆はもっとはっきりと分かるようになりました。中共は残虐です。私たちはみな、中共が一日も早く解体し滅びることを望んでいます!」

 

 

图9~11:明白真相的人们纷纷主动签名支持法轮功学员反迫害。亲眼所见这一切现况的海内外华人表示“令人振奋、鼓舞人心!”
迫害の実態を知った人々は、学習者の反迫害を支持するために次々と署名している

 海外の中国人は反省し、目覚めている

 ある土曜日の午後、学習者のブースの前は観光客が後を絶たなかった。ある中年の中国人男性とその彼女はパネル資料をじっくり読んだ後、英語で横にいた欧米人学習者に声をかけた。学習者は彼に法輪大法を紹介し、自身が仕事や生活の中で「真・善・忍」の原則に従ってトラブルに対処し、心が穏やかになり、心身両面の健康を得たことを話した。

 さらに、学習者は法輪大法の修煉から恩恵を受けた者として、嘘を暴き、真実を世人に知らせる責任があると話した。男性は真剣に耳を傾け、しきりにうなずき、最後には親指を立てて賛同した。

 その後、男性は現場にいた中国人学習者とも会話を交わした。学習者を対象とした中共による生体臓器収奪の事実を知った後、彼は長い間沈黙した。帰りの際、男性はこう言った。「確かにそうですね。よく考えてみれば、どうして急にそんなにたくさんの腎臓のドナーが現れてきたのでしょうね? それに、最近、国内では若い子たちが突然いなくなったり、行方不明になったりしています。と同時に、こんなに多くのドナーがこんなに早く供給されています! 生体臓器収奪の規模はどんどん大きくなっているようです。皆さんはずっと(迫害の実態を伝えること)を続けていて、本当に大変ですね!」

 ストックホルム大学に留学中の香港人男性はブースに立ち寄り、ためらうことなく法輪功に対する迫害停止を呼びかける署名用紙にサインし、学習者を支持した。学習者は彼に「法輪功をご存じですか?」と尋ねた。

 彼はこう答えた。「あなたたち(法輪功学習者)を見ると、いつも奮い立たせられます。昔、法輪功のことをよく知りませんでした。香港にいた時、あなたたちが活動を行う度に妨害に遭っていたのをよく見かけていました。あなたたちはどこにいても常に穏やかで平和的なので、善悪は一目瞭然でした。今分かったのですが、悪意を持ってあなたたちを中傷していたのは、中共の指示を受けた者たちのようですね」

 彼はまた、「反送中デモ」を経験した香港の人は、中共の残忍な本質をもっとはっきりと認識すべきだと話した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/29/483409.html)
 
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