文/黒竜江省の大法弟子
【明慧日本2024年10月2日】1996年、私たちの多くは、ある同修の家に集まって法を学んでいました。ある女性の同修は、毎晩法を学び終えると、2人の男性の同修に家まで送ってもらっていました。ある日、その2人の同修が来られなくなりました。法を学び終えて、みんなが帰る時間は夜の9時を過ぎていて、外はすっかり暗くなっていました。彼女が怖いと言っているのを聞き、私は「私が送っていきます」と言いました。
私たちは話しながら一緒に歩き、彼女を家まで送り届けました。その後、私が家に帰る道中には、野菜を貯蔵する地下室や鉄道の線路、大きな凍った池がありました。彼女を家に送り届けたあと、自分が色盲であることを思い出しました(明かりがあれば道が見えますが、暗いと歩けません)。その時、私の目の前に青い光が現れました。私が前に進むと、その青い光も前に進み、私に道を照らしてくれたのです。青い光は私から4、5メートル先を照らしており、その光が私を家に導いてくれているように感じました。
当時は冬で、地面は雪に覆われており、道は見えませんでした。それでも、一歩一歩踏み出すたびに道は平坦でした。青い光は私を鉄道の線路まで照らしてくれました。線路を渡ると、凍った池がありましたが、表面は滑らかで凹凸はありませんでした。池を過ぎて少し歩くと、横道を越えた先が私の家です。私の家は食料雑貨店を営んでおり、玄関には灯りが灯っていました。家の灯りが見えた時も、青い光はまだ私を導いていました。そして、家の前に着いた瞬間に青い光は消えました。私は家に到着し、師父が私を家まで導いてくださったと感じました。というのも、私はただ「同修を家まで送ってあげたい」と思っただけで、その一念を師父は知り、私を導いてくださったのです。師父に感謝いたします。
そして、もう一つの体験は、1997年のことです。当時、私の娘は大学に通っており、私は列車に乗って娘に会いに行き、そこで一泊しました。翌日の午後、列車に乗って帰ることになりました。道のりは長く、列車に6、7時間乗らなければなりませんでした。列車を降りた時には、すっかり暗くなっていました。駅の線路沿いを歩けば、家に帰ることができます。その時、再び目の前に青い光が現れました。私から4、5メートル先を照らし、「師父が私を導いてくださっている」と思いました。線路には分岐点がいくつもありましたが、青い光は私が通る分岐点まで照らし続け、どの方向に進むべきかを知っているようでした。私は青い光に導かれ、平坦な道を歩き続けました。
師父はこうしてずっと私を家まで導いてくださいました。これら2回の出来事を思い返すたびに、師父に多くのご苦労をかけてしまったと感じます。弟子が何を考えているか、師父は全て知っておられました。師父はいつも弟子を守ってくださり、困難な時には必ず助けてくださいました。弟子は師父に跪いて感謝申し上げます。師父の救いに感謝し、精進して修煉を積み、師父と共に家に帰りたいと思います。