遼寧省の複数の法輪功学習者が錦州刑務所に不当監禁
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 【明慧日本2024年10月8日】遼寧省の法輪功学習者・李宝輝さん(54)は、2023年7月1日、自宅で北鎮市の国内安全保衛部門(以下、国保)の警官らに連行され、虚偽の告発を受けた結果、懲役2年6カ月の不当判決を受け、現在は錦州市の刑務所に不当に監禁されている。程海軍さん(52)も同様に錦州市の刑務所に監禁されており、彼は1年8カ月の不当判決を受けた。

 李さんは1970年7月に生まれ、北鎮市中安鎮土堡村に住んでおり、法輪功を修煉して以来、真・善・忍の基準に従い、心を修めて善行を行い、他人と仲良く接することを心がけてきた。こうして、李さんは以前抱えていた病気がいつの間にか治り、法輪功の素晴らしさを身をもって体験した。

 心身の健康に大きな効果があり、1億人の道徳を向上させた法輪功が、1999年7月以降、中共によって残酷に迫害されている。法輪功の恩恵を受けた者として、不公正な扱いを受ける法輪功のために声を上げるべきだと考えた李さんは、2000年の年末、政府に真実を伝えるために北京を訪問した。しかし、途中で地元政府により不当に捕らえられ、北鎮の留置場に入れられた。留置場では、李さんは様々な迫害を受けた。冬の厳しい寒さの中、全ての衣服を脱がされて冷水を浴びせられたり、殴打や蹴りを受けたり、罰としてしゃがむことや立たされることを強要されたりした。

 李さんは当時、3年の不当な労働教養を受け、錦州労働教養所に収容された。教養所に行く前に地元の公安が彼に尋問した際、「ただ一言『修煉しない』『修煉をやめる』と言えば、3年の労働教養を免除してやる」と言われたが、これは全く法律に基づいていない。教養所では、李さんは強制的な洗脳を受け、非常に非人道的な迫害に遭い、まったく自由がなく、心身に大きな傷を負った。

 労働教養所から帰宅した後、地元の派出所の警官らが何度も家を訪れ、監視を行い、李さんやその家族に大きな圧力をかけ、彼らの日常生活に影響を及ぼした。

 2023年7月1日、午前7時頃、李さんは北鎮市の国保の警察、村の保安・郭彪、経理・賈岩に連行された。彼らは家の中を荒らし、法輪功に関連するすべてのものを奪い、写真も撮った。そして、李さんは2年6カ月の不当な判決を受け、刑務所に監禁された。

 北鎮市の法輪功学習者たちは、今年1月26日午前に凌海市裁判所で不当判決を受けた。程海軍さんは1年8カ月、朱成芝さんは1年4カ月、肖中江さんは6カ月の不当判決を言い渡された。明慧ネットの報道によれば、近年、凌海市裁判所は中共に追随し、法輪功学習者に対する迫害行為がますます凶悪になっており、2022年と2023年の2年間で、少なくとも47人の学習者及びその家族に不当な判決を下したという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/25/483287.html)
 
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