【明慧日本2024年10月13日】湖南省岳陽市(がくようし)在住の法輪功学習者・湯個梅さん(69歳女性)は、法輪功を学んでいたとして2024年初頭(正確な時期は不明)、当局に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。湯さんに関する起訴、裁判、判決の詳細は明らかではない。元水力発電会社従業員である湯さんが法輪功を実践したことで不当判決を受けるのは今回で3度目である。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2023年7月4日、湯さんは岳陽市管轄の南江鎮にある娘の自宅で連行された。湯さんは岳陽市雲渓区拘置所に拘禁され、2024年初頭に平江県裁判所に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。今現在、湯さんは湖南省女子刑務所に拘禁されている。
過去に受けた迫害
2001年10月に、湯さんは初めて連行され、自宅を家宅捜索された。平江県留置場に37日間拘禁された。
2002年8月に、湯さんは再び連行され、自宅を家宅捜索された。国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らは玄関のドアを破壊した。国保で警官らは湯さんを4日間尋問した。警官は湯さんに眠ることも座ることも許さず、立たせたりひざまずかせたりした。湯さんが従わなかったため、警官は湯さんを太い木の棍棒で殴打した。湯さんは7カ月間に拘禁され、罰金を支払わされた。
2003年11月4日に、湯さんは連行され、自宅を家宅捜索された。国保の警官らは湯さんを県拘置所に30日間拘禁し、常に手錠や足かせをかけた。
2006年12月に、湯さんは連行された後、法輪功の放棄を拒否したため、2007年5月、当局に懲役3年の不当判決を言い渡された。その後、湯さんは長沙市女子刑務所に拘禁された。そこで、湯さんはさまざまな残酷な拷問を受けた。
2019年、湯さんは孫の世話を手伝うため広東省順徳市の息子の家に泊まり込んだ。5月16日、法輪功の資料を配布したとして通報され、連行された。順徳容桂拘置所に拘禁された。
2020年5月10日、湯さんは当局に懲役3年6カ月の不当判決と5000元の罰金を言い渡された。