9月、552人の法輪功学習者が連行され、嫌がらせを受けていたことが判明
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 【明慧日本2024年10月13日】明慧ネットに報告された統計によると、2024年9月、少なくとも552人の法輪功学習者(以下、学習者)が連行され、嫌がらせを受けたと報告され、そのうち253人が連行され、299人が嫌がらせを受けた。60歳以上の学習者が少なくとも109人。そのほか、3人の学習者が洗脳班に連行されて迫害を受けた。

 連行件数の多い地域の順に北京市31件、山東省29件、吉林省27件、遼寧省25件、江西省18件。嫌がらせの件数が多かった地域の順に河北省60件、吉林省42件、四川省32件、山東省25件、黒龍江省26件であった。

図1:2024年9月に判明した中国全土で連行され、
嫌がらせを受けた法輪功学習者数の統計

図2:2024年1月から9月までに判明した中国本土で迫害された学習者数の統計

 (一)9月において253人の法輪功学習者が連行されたことが判明

 1、北京82歳の鄭金志さんが連行された

 北京市西城区の学習者・鄭金志さん(82歳女性)は先日、西城区裁判所に不当判決を言い渡され、北京市女子刑務所に送られた。中国共産党当局は、鄭さんが高齢で生活の介助が必要であるにもかかわらず、強制的に鄭さんを刑務所に収容した。

 鄭さんは若い時に勤め先から献血を要求された。その結果、低血圧になり、失神して転倒し、脳震盪を起こした。その後、頭痛が頻繁に起き、仕事や生活に影響を及ぼし、また、五十肩、結腸炎、婦人病、頻脈、歯周炎、腰痛、痛みで動けないなどの病気を患った。鄭さんは1994年に法輪功を学び始め、短期間ですべての病気が治った。法輪功を学んだ後、鄭さんは健康を取り戻しただけでなく、良い人になる道理も学び、嫌なことにも正しく対処できるようになった。退職後、居民委員会に勤めた。1996年のある日、鄭さんは道路を横断する時、車にはねられ、20~30メートル先まで引きずられ、縁石の上に倒れた。夫に手を貸してもらって起き上がったが、運転手は車を降りて、起き上がった鄭さんの姿を見て、立ち去った。目撃していた何人かはその車のナンバーを覚えていて、鄭さんに病院へ行くように勧め、「何か問題があるなら、彼を探そう」と言った。その時、鄭さんは法輪功の師父から、真・善・忍に従って善良になり、何か問題があれば、まず他人のことを優先に考えるようにと言われたことを思い出し、病院に行かなかったが、大きな怪我はなかった。その時、鄭さんは50代だった。

 1999年7.20、中国共産党の江沢民グループが法輪功への迫害を起こした。鄭さんは、政府の人が法輪功を理解していない可能性があると思い、法輪功の実情を政府に反映すべきだと考え、2000年3月に実名で全国人民代表大会宛に手紙を書き、法輪功の無罪を回復すること、法輪功の書籍の出版を許可すること、学習者に法輪功を学ぶ環境を与えることを要求した。4~5月ごろ、ある朝7時ごろ、阜外派出所の警官4、5人が鄭さんの家に来て、鄭さんを連行しようとしたが、鄭さんは「私は法を犯していません、行きません」と言った。1時間後、彼らは去っていった。

 2002年の中国共産党第16回党大会の時、北京市公安局豊台分局、西城分局、阜外派出所の警官7、8人が鄭さんの家に押し入り、家宅捜索した。手書きの法輪功書籍、関連書籍、煉功のカセットテープなどの私物を持ち去った。警官は鄭さんを阜外派出所に連行し、その夜、西城区留置場に送ったが、鄭さんは高血圧のため入所しなかった。警官は、「お前を当分の間ここに収容する。第16回全国代表大会が終わったら釈放する」と言った。留置場で警官は鄭さんに毎日、薬の服用を強制し、中国共産党第16回全国代表大会が終わった後、2年間の労働教養処分と書かれた書類を渡した。労働教養所に送られる前に、鄭さんは病院に連れて行かれ、身体検査を受けさせられた。身体検査を2回受けさせられた鄭さんは、2回とも体の片方に手錠、足かせをつけられた状態だった。しかし、2回とも高血圧のために入所をしなかった。2003年3月19日の午後、鄭さんは「治療のための保釈」で家に帰った。同年6月、鄭さんは、翌日洗脳班に送られることを通知され、迫害から免れるため、家を離れるしかなかった。

 2011年11月、鄭さんは良郷地区の借家に住んでいた時期に、阜外派出所の所長と警官2人によって、連行され、留置場に送られたが、健康上の問題が基準に達していない理由で入所しなかった。その後、公安病院に送られ、医療スタッフに無理やり採血された後、立つことも歩くこともできなくなった。警官らは車椅子に座った鄭さんを連れて、毎日注射を受けさせたが、3日目に鄭さんは食事もとれなくなり、点滴することになった。8日目には集中治療室に収容され、2度気を失った。同じ病室の患者たちが彼女に、今日は主治医が1日あなたを看ていたと言った。15日目、2人に支えられ、救急医にも付き添われ、鄭さんは病院の裏口から出て、家に帰った。しかし、鄭さんは帰宅しても、警官は嫌がらせを続けた。

 鄭さんの夫は、もともと非常に元気だったが、長い間恐怖の下、病院に救急車で2回も運ばれた。現在、失明し、手足も麻痺し、自立生活ができなくなったという。

 2、12年以上迫害され 内モンゴルの李久成さんは再び連行

 内モンゴルモリンダワ・ダウール族自治旗(略称:莫旗)の学習者・李久成さん(60歳男性)は2024年6月18日に莫旗公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行された。中共が迫害に関する情報を遮断しているため、家族や友人が李さんの不当な拘禁を知ったのは、3カ月後の今になってからである。

 2024年5月13日の世界法輪大法デーと法輪功創始者の誕生日を記念して、学習者の肇淑芝さんは、ケーキ屋にケーキを注文し、「法輪大法は素晴らしい」と書いたことで、中共による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報された。5月14日、李さんは尼爾基鎮第二派出所で警察から嫌がらせを受けた。その後、6月3日、肇淑芝さんは国保の警官に連行され、現在アロン旗留置場に拘留されている。その時、合計10人の学習者が連行され、李さんもその中の一人であった。

 李さんはかつてジャラントン農業機械工場で働いていたが、失業した。心が優しく、よく親孝行し、働き者である。1997年1月、法輪功を学び始めた後、「真・善・忍」の教えに従ってより良い人になることを目指し、さらに優しくなった。職を失った後、李さんは中共に迫害され、一家離散した。現在、李さんは故郷に戻り、莫旗で長く暮らしている。

 1999年7月、中共が法輪功を迫害した後、李さんは、「真・善・忍」を信じているとの理由で、中共に9回も連行された(3回不当な判決、5回拘禁、1回洗脳教班で洗脳)。

 最近では、2018年8月中旬、莫旗の法曹機関は中国の憲法、法律、法規を無視して、李さんに懲役4年の不当な判決を宣告した。2021年7月28日、李さんは解放された。合わせて12年以上中共に迫害された。

 李さんが過去に受けた迫害の詳細は『内モンゴルの李久成さん 不当に懲役4年の実刑判決』にご参照ください。

 3、長春市の70代の学習者・潘淑仙さん、苗雅文さんは拘禁されて2カ月余り経った

 吉林省長春市の70代の学習者・潘淑仙さん(73)、苗雅文さんは、2024年8月6日夜に連行・家宅捜索され、現在、長春市監管センター(葦子溝留置所)の4監室(病室)に拘禁され、長春市朝陽区検察庁に濡れ衣を着せられているという。

 潘さんは長春市緑園区に在住する。法輪功を学び始めた後、「真・善・忍」に従って心を修め、健康な体を得た。国、社会、個人を問わず、法輪功は「百利あって一害なし」と言える。

 2024年8月6日午後7時、潘さんと苗さんは食料を買うためにスーパーマーケットに出かけたが、戻ってこなかった。家族は聞いて回ったが、何も情報を得なかった。8日は、ようやく清和派出所から連行されたことを告げられた。

 情報によると、8月6日午後10時、苗さんと潘さんは、法輪功の実態を伝えたとの理由で連行され、家宅捜索された。警察に現金1万5千元(約30万円)と法輪功の資料を押収された後、長春市留置場に拘禁された。清和派出所の魏警察官も迫害に参与した。

 現在、潘さんと苗さんは不当に刑事拘禁されている。家族は非常に心配して問い合わせたが、政治犯は3年から7年の懲役刑に処せられると言われた。

 4、16年の労働教養刑を経て 曾玉賢さんは再び連行された

 四川省蒼渓県の学習者・曾玉賢さん(61)はかつて労働教養処分を科され、不当な判決を宣告され、計16年9カ月の拘禁と迫害を受けた。2024年7月24日、曾さんは再び連行され、現在も広元市留置場にに拘禁され、家族は曾さんの安否を心配している。

 曾さんは1985年南充財貿学校卒業、1990年西南財経大学卒業。1985年以降、県糖酒会社、百貨店会社、石炭建設会社で経理及び経理部門長として勤務し、1990年に県商業局経理部門長に就任した。目の病気のため、重慶、成都、南充などの大病院で治療を受けたが、効果がなかった。1996年夏に法輪功を学んでから、一週間も経たないうちに病気が消え、体の不調も消えた。

 しかし、曾さんが「真・善・忍」の教えを信じ続けているとして、数回にわたり労働教養処分、不当な判決、計16年9カ月間拘禁されていた。あらゆる拷問と迫害を受け、妻は離婚を余儀なくされた。曾さんは公職を追放され、省・県の検察庁と県の社会保障局に事情を説明し、賃金の返還を求めたが、効果はなかった。

 曾さんは、通勤に時間をかけないようにするために、自家用車を購入した。2024年7月24日、曾さんはナビをつけ、学習者の楊仕宣さんを乗せて、運転の練習をするために道路に出たが、県百利派出所の警察官に途中で連行され、車も一緒に押収された。

 曾さんと楊さんは広元市留置場に拘禁されている。楊さんは14日間に拘留され、8月7日に釈放された。曾さんは現在も広元市留置場に拘留されている。

 5、江西南昌市 多くの学習者は洗脳班に連行される

 2024年8月20日と21日、江西省南昌市西湖区、青山湖区、青雲譜区などの公安局の警察官は、それぞれの区から多数の学習者の連行し、青雲譜区の総合治療センターで行われた洗脳班に拘禁した。しかし、洗脳を受けた学習者は「転向」せず、一週間後、市拘置所に15日間拘留された。

 現在の情報によると、学習者の彭小蘭さんと朱雲林さんは9月12日に釈放された。劉永英さんは直接留置場に拘禁された。この連行行動は、南昌市の「610弁公室」と公安局による、長期間の監視統制の末である。

 以下は、連行された一部の学習者の状況を簡単に説明したものである。

 ◎学習者の劉永英さん(61歳女性)は、江西省民政学校の元上級講師であった。2024年8月21日夜、劉さんは自宅から青山湖区公安局の警察官に連行され、家宅捜索を受けた。警察は劉さんの息子(学習者ではない)も連行したという。警察は劉さんを直接南昌留置所に連行し、現在まで至っている。情報筋によると、警察が劉さんを連行した理由は、劉さん宅に出入りする人を監視カメラで見つけたからであり、劉さんに対して再び司法迫害を行おうとしているという。

 中共による法輪功への迫害が20年以上続いている間、劉さんは何度も不当に拘禁され、拷問を受けた。2度にわたって労働教養処分を科され、3度にわたって不当な判決を受け、合計7年間も不当に拘禁された。その間、暴言、殴打、野蛮な灌食、強制的に「転向」が行われ、独房への監禁、長すぎる奴隷労働などの拷問を受けた。釈放されたとき、劉さんは足がすくみ、やせ細り、多くの歯を失い、無言でよどんだ状態になるまで迫害された。さらに、公職を追放され、年金も奪われた。

 ◎学習者の彭小蘭さん(60歳前後、女性)は、南昌師範大学の図書館の元職員である。2024年8月21日昼、彭さんは自宅から青山湖区公安局の警察官に連行され、パソコン、プリンター、法輪功の関連書籍、現金1万元近く(約20万円)の所持品を押収された。彭さんは洗脳班で、殴打、脅迫、強要などの非人道的な扱いを受け、十分な食事を与えられず、10日間で体重が激減した。彭さんは9月12日に帰宅した。

 彭さんは中共から何度も迫害を受けている。2007年、青山湖公安局の国保の警察官によって、2年の労働教養処分に処せられ、南昌女子労働教養所に拘禁された。2019年7月、彭さんは青山湖公安局の警察官に連行・家宅捜索され、パソコン、プリンター、ディスクドライブ、携帯電話、現金などの所持品を押収された。

 ◎学習者の付道汎さん(80歳女性)は、江西省化工研究所の職員を退職している。8月、付さんはほかの高齢者と一緒に法輪功の本を読んでいたという理由で警官に連行され、拘禁された。 数日後、付さんは、息子が保釈保証金を支払い保釈された。付さんは、法輪功を学び続けているため、中共から繰り返し嫌がらせを受け、少なくとも2回の労働教養処分を科され、迫害のために江西省女子労働教養所に連行された。

 (二)9月、299人の学習者は嫌がらせを受けた

 1、綏化市の多くの学習者は嫌がらせ・連行された

 2024年9月中旬、黒竜江省綏化市の警察は、多数の学習者の自宅で嫌がらせを行い、家宅捜索を行い、劉栄品さんと董明蘭さんを連行した。綏化市で発生した法輪功学習者への迫害について、次のとおりである。

 9月11日午後8時、綏化市の学習者・劉栄品さん(56)は、自宅に押し入った警察官に連行された。

 同日の午後8時ごろ、市警察は学習者・劉秀蓮さん(76)の家に押し入り、家宅捜索を行った。劉さんは留守だったため、その後、警察は劉さんの娘の董明蘭さんの家に押し入り、董さんを連行した。

 同時に、市の警察は学習者・王義英さん(82歳)の家に押し入り、ドアを壊して家宅捜索し、家をめちゃくちゃにした。 家に誰もいなかったため、警察は王さんを連行できなかった。

 9月12日、13日、14日、警官が3日連続で学習者・劉淑菊さんの家に押し入り、ドアをノックしたが、誰もドアを開けなかった。

 9月18日午後、市勝利派出所の二人の警察官が学習者・劉霞さんの家に押し入り、ドアをノックしたが、開けなかった。

 その直後、二人の警察官はもう一人の学習者・周鳳蘭さんの家に行き、まだ法輪功を学んでいるのか、法輪功の資料を持っているのかと尋ね、他の学習者と集まらないようになどと脅した。さらに周さんの写真を撮ろうとしたが、拒否された。

 9月19日、勝利派出所の警察官2人が再び学習者・陳德栄さんの家に押し入り、嫌がらせを行い、無理やり写真を撮り、娘に確認のために陳さんの身分証明書を出すよう求めた。

 過去2年間、綏化市警察による法輪功学習者への迫害は、戸別訪問、嫌がらせ、連行、司法による濡れ衣など、市公安局長の丁岩の指揮の下で行われたという。丁は就任してからの2年間、迫害政策を積極的に実行し、交通警察官まで動員して迫害に参加させ、定期的に監視カメラを確認し、学習者を尾行し、撮影している。多くの警察官はそのようなことに消極的で、ある警察官はどうしようもなく学習者に「我々もこのようなことはしたくない」と言った。学習者に同情する警察官もいた。

 2、上海の徐妮霞さんは年金を保留され、生きる権利を否定され、何度も監視されてきた

 「真・善・忍」の教えを堅持する上海の学習者・徐妮霞さん(67歳女性)は、2006年と2019年の2回、裁判所から不当な判決を受け、計7年間も不当に拘禁されている。2022年11月、徐さんが出所した。上海市普陀区社会保障局は、法的根拠もなく、7年間の服役中にすでに受給した年金19万元余り(約400万円)の返還を不当に要求した。徐さんが解放された直後、受給権のある年金から毎月1833元を強制的に差し引き、残り1510元だけでこのように8、9年続くという。

 徐さんは、上海市宝山区南街に戸籍がある。元夫は中共の迫害を恐れて10年前に離婚し、娘も巻き込まれるのを恐れて会わなくなった。徐さんは年老いた両親と同居し、両親の年金を頼りに生活するしかなかった。しかし、両親はそれぞれ2023年1月と2024年2月に亡くなった。

 徐さんの毎月の年金は1510元、上海に住む場所がない。徐さんの弟は姉の苦しみを同情し、一時的に低価のアパートを借りて、ボードで区切られたシングルルームの数平方メートル、キッチンとバスルームは共通で、毎月1800元の家賃に加えて、高い光熱費を負担する必要がある。

 弟に迷惑をかけないように、徐さんは戸籍を移動し、生活保障を申請しようとしたが、移動してから1年後にはじめて申請できると言われた。

 徐さんは、賃貸契約が切れるのを目の当たりにし、どうやって生きていけばいいのかと悩み、あちこちで探してみたが、いつも自分の責任を回避し、規制や政策を理由に相手にされなかった。この時期、徐さんはもっと安く住めるところを探そうとした。家を探しているとき、自分が学習者であること、おそらく警察が訪ねて来るだろうと誠実に伝えた。大家さんは恐れて徐さんに貸さなかった。街道の 「反法輪功 」ソーシャルワーカー(政法委員会のメンバー)は「誰もあんたにアパートを貸さない 」と言った。

 一方で、中共による徐さんへの迫害は一向に緩和されず、むしろ悪化している。宝山区公安局は、徐さんの借りている部屋の前に2台の固定カメラを設置しただけでなく、「4.25」、「5.13」、「7.20」などのいわゆる「敏感日」には、複数人を派遣して24時間徐さんを監視させている。 徐さんが住む低価のアパートの社員は迫害に参加するよう強要され、徐さん部屋の向かいの部屋を監視スタッフに開放し、2人の若い男が24時間ドアを開けたまま中に入って徐さんを監視していた。徐さんは外出時も尾行された。

 3、漢中市余鳳娥さんは嫌がらせ・連行された

 2024年6月6日、陝西省漢中市の学習者・余鳳娥さん(80代)は、漢台区東大街派出所の警察官に連行され、派出所に連行された。法輪功の修煉を放棄する書面に署名させられたが、余さんは拒否し、その日のうちに帰宅した。それ以来、警察やコミュニティーから嫌がらせを受けている。

 2024年6月6日、余さんは生徒に法輪功の無実を話したため、通報された。余さんは漢台区東大街派出所に連行され、手錠をかけられ、サイン(法輪功の修練を放棄すること)と押印を強いられた。午後4時、警察は家族に余さんを家に連れて帰ることを許可した。翌日、余さんの家族に「五書」を持ち帰るよう求め、余さんにサインを求めた。その後、コミュニティーの責任者である周麗らが余さん宅を尋ね、写真を撮り、外出しないように言った。

 余さんは中共が法輪功を迫害して以来、派出所やコミュニティーから繰り返し嫌がらせを受けてきた。数年前、新星街コミュニティの周麗は余さんを騙してドアを開けさせ、十数人が余さんの家に押し入り、戸棚を物色し、法輪功の資料を含む私物を押収した。

 2023年10月22日、余さんは張鳳蓮さんの家に行ったが、そこで見張っていた警察官に連行され、捜索され、持っていた法輪功資料などを取り上げられ、夜に帰宅した。余さんと同時に、十数人の高齢の学習者も連行され、張鳳蓮さんは未だに拘禁されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/7/483665.html)
 
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