【明慧日本2024年10月14日】瀋陽市の法輪功学習者・劉国華さん(58)は2024年3月6日、市公安局大東支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下国保)、大東門派出所の警官に身柄を拘束され、家財を押収された。6月28日、劉さんは市大東区裁判所に起訴された。最近の情報筋によると、劉さんは大東区裁判所に懲役1年6カ月、罰金5000元(約10万円)の不当判決を宣告されたという。
劉さんは瀋陽の五聯ショッピングセンターのエレベーターのメンテナンスをしている。2004年に法輪功を学び始め、心身とも恩恵を受けた。2024年3月6日午前9時、劉さんは仕事中、突然市大東公安局国保と大東門派出所の警官に身柄を拘束された。一行は、警察の制服を着ず、関係書類も見せず、召喚状もなく、逮捕の理由も告げずに劉さんを連行し、捜索令状もないまま、劉さんが勤務していた職場の事務所から法輪功の関連書籍、出版物、カレンダーなどを押収した。
同日の正午、6人の公安警察官(いずれも警察の制服を着ていなかった)が劉さんを自宅に連行し、1時間半にわたって家宅捜索を行った。警察は800冊以上の出版物、数10冊のカレンダー、数10枚のDVD、携帯電話、銀行カード、身分証明書など私的合法財産を押収した。この過程では、警察は捜索令状も押収リストも見せなかった。劉さんの家族はその後、携帯電話、銀行カード、身分証明書を返してもらおうと警察署に行ったが、事件担当の警察官は、事件は解決していないので返せないと言い、銀行カードもないと言った。
劉さんは大東門派出所に連行され、そこで自白を引き出すために取り調べと拷問を受けた。午前9時から午後9時まで、両手を後ろ手に手錠をかけられ、12時間拷問を受けた。劉さんは国保警察の監視下に1カ月以上置かれていたという。
3月29日、劉さんの案件は警察官によって大東区検察庁に提出され、逮捕令状を発布された。劉さんは瀋陽市大東区留置場に拘禁された。6月28日、劉さんは瀋陽市大東区裁判所に起訴された。
起訴状で劉さんに濡れ衣を着せた口実は、2024年1月7日午後2時55分頃、劉さんは市大東区小東路1号のショッピングモール付近でタクシーに乗り、大東区小河沿路46号にある463病院の向かい側まで行き、その途中、タクシー運転手・劉金宝に法輪功の無実を話し、タクシー料金を法輪功の実態が書かれた貨幣で支払った。その後、近くの万泉公園に行き、公園の北門の小さな橋で通行人の孫紹棠に法輪功の無実が書かれたカレンダーを配った。2024年3月6日午後7時30分、劉さんは大東区東順城街九門路でタクシーに乗っていた時、運転手・韓春に法輪功の無実を話し、法輪功の真実が書かれた貨幣で払ったことである。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)