陝西省の王乖彥さんに不当裁判を開廷
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 【明慧日本2024年10月15日】陝西省宝鶏市在住の法輪功学習者・王乖彥(おう かいげん)さん(61歳女性)は、2024年9月25日朝、金台区裁判所で不当な裁判を受けた。王さんの弁護士は王さんの無罪弁護を行った。王さんは無罪であると自己弁護した。最終判決は、まだ下されていない。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 王さんは陝西省寶雞市の職業訓練校で教師を務めた。王さんは法輪功の「真・善・忍」の理念に基づいて自分を律している。王さんは、法輪功を修煉することで産後の病気が治り、以降26年間、薬を一切服用していない。

 事件の経緯

 2024年4月11日、王さんは他の法輪功学習者の家にいたところを警官に強制連行され、寶雞市第二留置場に拘禁された。家族が釈放を求めたものの、家族との面会も許されなかった。

 過去に受けた迫害

 2001年8月に、王さんは中共当局に連行された後、3年間の強制労働を言い渡された。

 2009年7月8日に宝鶏市高新公安局の警官らに連行された後、懲役6年の不当判決を言い渡された。 

 2016年6月20日、王さんは「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と書かれたステッカーを貼っていたところ、人に通報され、神龍派出所の警官らに連行された。その後、王さんは刑事拘留され、宝鶏市第二拘置所に送られた。 

 10月27日、王さんは宝鶏市渭浜区(いひんく)裁判所で裁判を開廷され、懲役1年の判決を受けた。

 娘・張一文さんの訴え

 2024年5月28日、日本在住の法輪功学習者・張一文さんは、日本と国際社会の良心的な正義ある人々に、母親を救出するために協力を求めている。また、中国政府に対して法輪功迫害を停止するよう要求した。張さんは、法輪功学習者たちは中共の弾圧に屈することなく信念を貫き続けており、法輪功が精神と身体の健康に寄与することを強調した。そして、張さんは、公開状を読み上げた後、中国大使館のポストに公開状を投函した。

 
(中国語原文:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/4/483559.html)
 
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