【明慧日本2024年10月22日】法輪功学習者(以下、学習者)たちは10月4日と5日(金曜日と土曜日)、ギリシャのアテネで4回パレードを開催した。学習者たちは法輪功について紹介し、「真・善・忍」の価値観も人々に伝えた。パレードは街中やカフェ、レストラン、商店、さらにはギリシャ議会や政府ビルの前を通った。
パレードに参加した学習者たちは、スウェーデン、イタリア、オーストリア、ドイツ、トルコ、キプロス、ルーマニア、クロアチア、アメリカ、ハンガリー、フランス、チェコ共和国、ブルガリア、そしてギリシャなどの国々から集まった。多くの観客は法輪功を知って喜び、中国共産党(以下、中共)により法輪功が迫害されていることに反対する活動を支持した。
10月4日と5日、学習者たちはアテネで4回パレードを行い、法輪功は弾圧される実態を人々に伝えた |
北マケドニア共和国から来た母娘は、「素晴らしい!素晴らしい!」と大声で叫び、法輪功のパレードに拍手と声援を送った |
パレードの隊列は、ヨーロッパの学習者からなる天国楽団が先頭を飾り、楽団メンバーは複数のヨーロッパ諸国から参加した。それに続くのは龍の舞チームや横断幕チームで、横断幕には「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍」、「中共による法輪功への25年にわたる迫害を停止せよ」といったメッセージが書かれていた。パレードの最後を飾ったのは、金色の衣装を身に着けた腰太鼓チームだった。
パレードは、政府の中心地、ショッピング街、博物館など、アテネの多くの繁華街を通過した。楽団や鼓手の演奏は道行く人々の注目を集め、多くの人々が写真を撮ったり、学習者たちから紹介パンフレットを受け取ったりした。ビルの中の事務員も外に出て、法輪功に関する情報を尋ねていた。
法輪功迫害の実態を聞いている人々 |
キリスト教徒「中共の迫害はなぜこれほど長い間隠されていたのか
ベトナム出身で現在イタリアに住んでいる学習者ミナさんは、アテネのパレードに参加し、スイスから来た観光客ヘレンさんと出会った。ヘレンさんは中共の罪行についてこれまで全く知らなかった。ミナさんの説明を聞いた後、彼女は驚愕し、「中共による迫害がなぜこんなにも長い間隠されていたのか? 私はキリスト教徒ですが、修煉者への迫害が国家の政策になっているなんて、信じられない」と憤りを示した。
各国の学習者が法輪功迫害の実態を伝える
ジュリアさん一家は横断幕を掲げ、「中国における法輪功に対する25年間の迫害を制止することを支持します」と訴えた |
ニューヨークから来たジュリアさん、夫のボブさん、そして9歳の息子ジーンさんは、パレードを主催した学習者を見つけ、パレードに参加することを希望した。ジュリアさんは、1998年から法輪功を修煉しており、ドイツ生まれで、現在家族と一緒にドイツで休暇を過ごしている最中だった。
彼女は姉からアテネでのパレードについて聞き、家族で参加を決意した。一家は横断幕を持ち、パレードに参加した。
腰太鼓チームで活躍する、スウェーデンの学習者。真ん中がアンナさん |
スウェーデンから参加したアンナ・ベンダルさんは、現地の学習者を助けた。彼女は、法輪功の「真・善・忍」の理念に従って修煉し、「世界で最も幸せな女性」になったと語った。
キプロス出身のマリーナさんは、2012年8月から法輪功を修煉し、それが彼女の人生の転換点となった。彼女は、「ヨーロッパ交流会や他の大規模な活動に参加するたびに、体が非常に軽くなり、まるで持ち上げられるかのような感覚になっています。人々が私たちに積極的に近づき、さらに多くの情報を求めてくるのを目にします。私たちが人々と交流するたびに、学習者全体のエネルギーが高まっていることを感じます。私たちがここにいるのは、特別な使命があるのだと理解しています」と言った。