江蘇省の鄒飛宇さん、法輪功を理由に3度目の不当判決
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 【明慧日本2024年10月26日】江蘇省昆山市在住の法輪功学習者・鄒飛宇さん(50歳男性)は、法輪功を実践していたため、2024年1月4日、当局に懲役4年6カ月の不当判決を言い渡された。その後、鄒さんは無錫男子刑務所に拘禁され、それ以来、鄒さん家族の面会を当局に拒否されている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の詳細

 2022年7月10日の朝、鄒さんは法輪功迫害の事実に関する資料を配布中に不当に連行された。玉山鎮派出所の警官16人が鄒さんの自宅を家宅捜索し、法輪功の書籍やその他の資料50冊以上を押収した。

 城北派出所の警官らは同日遅く、鄒さんの妻である陳莎莎さんを不当に連行した。陳さんは法輪功を実践していたかどうかは不明だが、陳さんが鄒さんに同行して法輪功の資料を配布している様子が監視カメラに記録されていたため、警察は陳さんを連行した。

 陳さんは長江派出所で尋問を受け、後に保釈された。鄒さんは拘留されたままで、2022年8月18日に正式な逮捕状が発付された。

 鄒さんは2023年5月に裁判にかけられたが、家族には審理の通知がなかった。

 2024年1月4日、鄒さんは懲役4年6カ月の不当判決を受け、妻は日付不明で懲役1年の判決を受けた。陳さんは心臓手術後まだ回復中だったため、刑務所外での拘禁が認められた。鄒さんは無錫刑務所に拘禁された。

 過去に受けた迫害(2回の懲役刑合計13年)

 鄒さんは、1993年に東北師範大学に入学し、教授の白暁鈞さんの勧めで、1996年11月に法輪功の修煉を始めた。1997年7月に卒業後、江蘇省昆山市の中学校の教師となった。

 1999年8月、鄒さんは公園で法輪功の煉功をしていたところ、昆山市成中派出所の警察に連行され、40時間以上不当拘留された。

 9月、鄒さんが法輪大法を修煉することを主張したため、学校側は鄒さんを教職から異動させ、教務室での勤務にした。

 2001年1月5日、鄒さんは警察に連行された。9月、鄒さんは昆山市裁判所に懲役8年の不当判決を宣告され、教職を解雇された。鄒さんは残酷な拷問に耐え、2006年11月6日に釈放された。
 
 2010年4月28日に鄒さんは再び連行され、懲役5年の不当判決を宣告された。

 2015年4月27日、鄒さんは釈放された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/4/483553.html)
 
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