山東省の柳桂英さん 強制的に血液採取される
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 【明慧日本2024年10月26日】山東省平度市在住の法輪功学習者・柳桂英さん(女性)は、法輪功を実践していたとして5月、当局に10日間不当に拘留された。数ヵ月後、警官は柳さんの自宅を訪れ、目的を説明せずに強制的に血液と毛髪のサンプルを採取した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の詳細

 2024年4月26日正午、柳さんはアパートの建物から出たばかりだったが、誰かが自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。一瞬にして私服警官4人が柳さんに群がり、柳さんのバッグと電動自転車の鍵を奪った。彼らは柳さんを普通乗用車に押し込み、尋問のために東閣派出所に直行した。柳さんは午後10時30分に釈放された。
 
 5月13日午前10時頃、柳さんの夫は電話を受け、妻にすぐに東閣派出所に出頭するよう伝えるよう命じられた。柳さんは派出所へ行き、すぐに連行された。警官は柳さんに10日間の拘留を言い渡した。

 午後1時30分、2人の警官が柳さんを平度病院に連れて行き、身体検査を行った。柳さんは高血圧だった。 地元の留置所は、劉さんの健康状態を理由に、柳さんの入所を拒否した。警官は、劉さんに何らかの未知の薬を飲ませ、再度検査を受けさせるため同じ病院に連れて行った。そして、柳さんを再び留置場に車で連れて行った。看守は、柳さんが制御不能に震えていることに気づき、入所を拒否した。警官は、自分のコネを使って、その夜10時半に柳さんを入所させることに成功した。

 5月24日、柳さんは釈放された。9月9日、柳さんの夫は再び警官から電話を受け、再び柳さんに警察に出頭するよう命じられた。今度、柳さんは従わなかった。9月14日午後3時頃、3人の警官を柳さんの自宅に連れて行き、理由も説明せずに無理やり血液を採取し、髪の毛を数本抜いた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/13/483850.html)
 
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