山東省の陳学芬さんに懲役3年の不当判決
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 【明慧日本2024年10月27日】山東省諸城市在住の法輪功学習者(以下、学習者)・陳学芬さん(57歳女性)は、法輪功を実践したとして、2024年に当局に懲役3年の不当判決を言い渡された。最近、明慧ネットによってこの情報が確認された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。陳さんは1997年1月に法輪功を学び始め、数十年来の腰痛がすぐに回復した。

 事件の詳細

 2023年7月24日、諸城市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、人民路派出所、密州路派出所の警官らは陳さんと劉淑花さん、林金秀さん、王文芹さん(王文琴さん)ら13人の学習者を連行し、家宅捜索を行った。当日、13人の学習者は諸城市の朱解洗脳班に拘留され、いわゆる「転向」を強制された。8月5日、陳さんは濰坊市留置場に連行された。

 2024年9月17日、諸城市裁判所は陳さんに懲役3年の不当判決を下した。

 過去に受けた迫害

 1999年末に、陳さんは法輪功の無実を訴えるために北京へ行き、連行された。陳さんは諸城市に連れ戻された後、2週間拘留された。陳さんの家族は釈放と引き換えに2,300元をゆすり取られた。地元の村政府は、特に休日は陳さんを監視するために人を派遣した。ある時、陳さんが自宅の中庭で仕事をしていたところ、村長が警官と他の数人を引き連れて陳さんを連行した。彼らは陳さんと地元の他の学習者3人を村政府の建物の暖房のない部屋に数日間監禁した。学習者は夜、毛布もなくベンチで眠ることしかできなかった。

 2001年4月、警察が陳さんの自宅に現れたが、陳さんは逃げることができた。当時、陳さんの息子はまだ2歳にもなっていなかった。数人の警官は、陳さんが留守の間、陳さんの夫と両親に頻繁に嫌がらせをした。

 6月に、陳さんは放浪生活を終え、家に戻ったが、12月に両親を訪ねているときに、諸城市警察に連行された。陳さんはすぐに 3 年間の強制労働を言い渡された。陳さんの弟は、警察と労働収容所の看守から、陳さんが受けた拷問を軽くしてもらおうとし、2万元以上をゆすり取られた。

 2009年3月に、陳さんは再び連行された。警察は陳さんに未定の強制労働の刑期を言い渡したが、地元の労働収容所が陳さんの健康状態が悪いことを理由に受け入れを拒否したため、釈放された。

 2018年5月2日、警官らは陳さんの自宅に押し入り、陳さんを連行した。陳さんは7日間拘留された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語原文:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/14/483872.html)
 
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