【明慧日本2024年10月28日】(ベルギー=明慧記者)ベルギーの法輪功学習者(以下、学習者)は10月19日、アントワープ商店街で法輪功の素晴らしさを伝え、25年にわたる中国共産党(以下、中共)の法輪功迫害に反対する署名活動を行った。人々は学習者の功法実演を見守り、エネルギーを感じながら、その場で学習者に煉功を学んだ。
10月19日、アントワープ商店街で行われた活動 |
大学生「法輪功の真・善・忍は善行」
ジルベールさん(左)、コルネル・ファン・デ・バイバーさん(中)、スティーブン・アルナッツさん(右) |
コルネル・ファン・デ・バイバーさん、ジルベールさん、スティーブン・アルナッツさんは、ベルギー・ヘント大学の理工学部の学生。学習者の坐禅と功法の実演に魅了され見学していた。彼らは法輪功ブースの前にある展示台に近づいた。3人とも法輪功について初めて知り、強い関心を示し学習者と長い時間にわたって交流し、関連情報について熱心に尋ねた。
インタビューを受けた際、彼らはそれぞれ我先にと自分の考えや感想を語った。うち1人は、「彼らがとてもリラックスしていて、功法も素晴らしそうだったのに、どうして中国では禁止されているのか不思議です」と言った。もう1人は、「ただ彼らが修煉する様子を見ているだけで、心に安らぎを感じました。これは事実であり、すべての人にとってメリットがあります」と述べた。
彼らは中共による学習者からの生体臓器収奪に関心を示し、「中共はどうやってそんなことができたのか? これに関心を持っている人はいますか?」と質問した。迫害の実態について聞いた後、彼らは「中国のネットワーク・ファイアウォールのように、中共が言う『国民を守るため』という理由も、実際には人々を管理するためで、保護ではないことが多い」と指摘した。
また、彼らはこの生体臓器収奪が国際社会に広く知られていないのは、中共が情報を徹底的に隠蔽し、真実が外に漏れないようにしているからだという。「そのため、他国の指導者も問い詰めることもせず、知らないふりをしているのだろう」と述べ、「これは中国における大きな問題だ」と述べた。
コルネルさんは、「私が請願書に署名したのは、法輪功の功法を実演している彼らが素晴らしいことをしていると感じたからです。小さなことかもしれませんが、署名することで彼らの迫害反対運動を支援できるのなら、やはり協力すべきだと思いました」と語った。
ジルベールさんは、「私は彼らを支持するために署名しました。こんな平和な人々を迫害するのはとても愚かなことです」と述べた。
スティーブンさんは、「私は署名を通じて彼らを助けたいと思いました。法輪功学習者が坐禅や煉功を禁じられるのは不公平だと感じます。煉功は無害です」と話した。彼は、さらに「私は彼らが信仰のために迫害される事を受け入れられません。この迫害に反対します」とも話した。
コルネルさんは、「私は『真・善・忍』が好きです。これらは従うべき素晴らしい価値観であり、人間として持つべき良い価値観だと思います」と述べた。
スティーブンさんは、「真・善・忍、この三つの原則は人々の助けになると私は考えています。これはまさに生活の中で人々が必要としているものです。なぜなら、生活にストレスを抱える人々は、何らかの方法でそれを解消し、すべてを手放す必要があるからです。私は、この(真・善・忍に従う)ことが彼らにとって最適な方法だと思います」と語った。
ジルベールさんは、「それは人々に平静をもたらします。これは誰もが必要としていることです。それは心にとって非常に有益です。この忙しく、過酷な世界において、真・善・忍に従って修煉や坐禅を行うことは、心の平静に本当に役立ちます」と述べた。
彼らは、真・善・忍はとても素晴らしいと考えている。これらの人々(学習者)は善行を行っている。世界は変わらなければない。彼らは真剣に、もしかしたら来年、私たちはここに一緒に立っているかもしれないと同じように考えているという。
法輪功迫害の実態について尋ねる人々 |
ベルギーの家族が法輪功の素晴らしさを知り、書籍を購入
坐禅を学ぶステファニーさんと娘さん |
ステファニーさんは夫と3人の子供と一緒に学習者の功法実演を見て、ブースを訪れた。法輪功の修煉法について知りたいと言った。彼女が認める伝統的な価値観を表現する映画が好きで、東洋の生活様式に魅力を感じているという。彼女は、中国の学習者が煉功を行い、真・善・忍を守っているために中共から迫害されていると聞いたとき、非常に強い反応を示した。彼女は、「彼ら(中共)はそんなことをすべきではない。彼らはこれらの人々に信仰の自由を選ぶ権利を与えるべきだ。坐禅して修行するのは正しいことです」と話した。彼らはすぐに中共の強制臓器収奪に反対する請願書に署名した。
ステファニーさんは、彼らにはもっと家庭の安らぎが必要だと言った。彼女の次女はおとなしい性格だが、学習者の功法実演を見て、坐禅を学びたいと話した。そして学習者に「学ぶことはできますか?」と聞くと、学習者はその場で母娘に坐禅を教えた。母娘は商店街の喧騒の中で、手の動きや目を閉じて座ることを根気よく学んだ。彼女たちは、これから法輪功を学び続けると語った。
母娘はブースで長い間待っていて、戻ってきた学習者から『法輪功』という本を買い、嬉しそうに立ち去った。
中共の法輪功迫害に反対し署名する人々 |
アムネスティ・インターナショナルのスタッフ「生体臓器収奪は人道に対する犯罪」
ジャラールさんはアムネスティ・インターナショナルのスタッフであり、写真を撮るのは不便だと言った。彼は学習者と長い間交流し、中共による法輪功への迫害の実態に対する理解を深めた。
インタビューを受けた際、彼は中国では中共が人権を侵害しているという。そして「私は誰もが生きる権利を持ち、自分がやりたいことをするべきだと思います」と述べた。彼は中共が法輪功を迫害し、学習者から生体臓器収奪を行っていることを知っており、中共はこのような行為を長く続けていると言った。
彼は、「これは恐ろしいことです。人道に対する犯罪です」と述べた。彼は共産主義を、世界で最も腐ったリンゴのようなもので、すでに腐りきっていると考えているという。
グルジア人「真・善・忍は平静とエネルギーをもたらしている」
サバさん「真・善・忍から穏やかなエネルギーをもらえて感謝します」 |
グルジア人のサバさんは、学習者の功法実演に興味を示した。
彼は、「私が注目したのは、穏やかなエネルギーを感じることです。これらの穏やかなエネルギーは、坐禅をしている人たちから放たれたものです」と言った。彼は続けて「こんな混沌とした環境の中で、彼らがこれほどまでに静かでいることに驚きました。私にとっては、これは不可能なことです」と話した。
彼は真・善・忍の原則にとても賛同し、すべての人が自分の望むものを手に入れ、平和と愛があふれる世界になることを本当に望んでいるという。彼は帰ったら法輪功についてインターネットで調べてもっと勉強するとも話した。